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[記憶に一瞬残るブリッジトの姿。
その刹那、溢れる光。爆音。
そして、姿が見えないブリッジト。]
…………。
[少女は何度も頭を振って思考から逃げようと。]
/*
すみません、ちょっと離席します。小一時間で戻る予定。
ブリジットとはすれ違ってしまった。残念!
代わりにこれ置いてきます。
つ【フォンダンショコラ】
って、あらら。ナタ様はお大事にですよー!
*/
前から一度やりあいたかったのよねぇ。
アナタの噂だけは聞いていたもの。
裏の仕事は滅多に請けないけど、その力は類稀なものがあるって。
そしてここでようやく逢えた。
これを喜ばずして何を喜ぶって言うのよ!
[膝をついていた状態から立ち上がり、自分の周囲に3本の影の刃を地面から生やし。
向かってくるアーベルに対して1本を真正面から向かわせ、足元を狙うように払う]
[ぴくりと。
何かに反応するように、伏せていた瞼を開く。]
――…、
[遠くから。 直接に、響く韻。
冷えた翠を、僅かに細めて。]
/*
そんなエサで(ry
[しっかり確保した。]
私が動くと事進めてしまいそうなので、
個室でもそもそしているだけの予定ですゆえ、お気になさらず。
ナターリエはお大事に。
*/
[聞こえるのは"声"とは違う"聲"。
韻は、幾つもの鈴に似て、さざめく波に似て]
…なんだ?
[僅かに眉が寄る。
ざわざわと、聞こえないはずの森のざわめきが耳に届く。
臥舖から飛び跳ねるように下りるとバンダナを髪へと、そして結び目を、きゅっと]
[ティルの言葉には、ひらりと手を振った。
「仕事」という言葉には、ふと色々よぎり。
自分の「仕事」も――]
…また、後で。
[名前――言葉には、想いと力がある。
ブリジットの口にした台詞を、音無く繰り返す。]
「楔」、か。
[胸元に寄せた刀を、細めた緑で見つめた。]
[彼が戦う事に、格段の興味は抱かなかった。
漸く動いたかと、その程度で。
何にせよ――
勝ち残るのは己だと、
それが「道」に繋がるのだと、考えていたから。
けれども、実際には――彼女は、動いた。
何ゆえか。]
[影が揺らぐ。
来る。
判断は、早い]
Halten Sie einen Faden an!
[糸に停止を命じ、念を断って。
集中するのは、獣の力。
銀翼を具象化させ、宙に舞うと靴を脱いで放り出し]
……はっ……そーゆー理由でなら、光栄至極、ってな!
[言葉と共に、降下の勢いを乗せた蹴りを繰り出す。
繰り出されるのは人の足──ではなく、鋭い爪を具えた獣のそれ]
[自身を責める思考ともう嫌だと感じる心。
けれど、それを自覚するや否や、われるような頭痛。
少女は逃げるように縮こまるが、逃げられない頭痛。
激しい痛みは吐き気をもようし、噎せる。
それでも、少女は落ちるように、寝台から降りれば
片手を壁につけ、身体をささえながらふらふらと。]
[……答えなど、理解るはずだった。
その理由も既に見えていて、知っているつもりでいた。
“真実”は異なるにも関わらずに。]
[ゆるりと、視線を下へと向ける。
眼下に広がる廃墟の海に、一つの人影を見つけて。
すぅと、僅か翠を細めた。
見覚えのある、]
――…、フェイ。
[決して大きく無い筈の声が、静寂に響く。
地面までの階段の役目を果すように、組み上げられた瓦礫に
一歩、足を踏み出した。
微かに揺らぐ白金が、再び、小さく韻を残す。]
[痛みに引っ掻き回されながら、
少女はふらつく足でメディカルルームを後にして。]
[廊下を移動しつくのはモニタールーム]
これで分かったかしら?
アタシがアナタに入れ込む理由が!
[払いがかわされるのは予想の範疇。
彼が翼を持っていることも知っているから。
向かわせた影はすぐに捨てて、飛び立ったアーベルに向けてもう一本の刃を伸ばす]
影は無形。
それ故にどこまでも伸び、アナタを追いかける!
[影を伸ばしたと同時に急降下してくるアーベル。
その速さに、舌打ちをしながら腕を自分の頭の上へと振る。
それに呼応して足元から伸びてくる影。
影はルージュを覆うも硬質化が完全には間に合わず。
鋭い爪が影を突き抜け頭を庇っている左腕に食い込む]
くっ……さ、すが、と言ったところ、かしらね。
身体的な能力ではちょっと不利かしら。
[腕に爪が食い込んだままの状態で、残った1本の刃を更に繰り、アーベルの腹部を狙う]
[されど。
今の彼女には、虚を伴った事実が、真実だった。
汚泥に沈んだ前髪を掻き上げて、重たい吐息を零す。
再び胎児のような姿勢に戻り、
小刀を抱いて、柄を強く握り締めた。]
[まっすぐに空を見上げる。
月光、星影───太陽の]
…日碧……?
[見間違えるはずもないし、聞き間違えるはずもない]
[彼が一歩一歩降りてくるのを少しだけ唖然としながら見守る。
耳の中、木の葉のざわめきと、神楽鈴の歌が、少しずつ強く強く響いて]
[ティルがいなくなってから、イレーネと暫く話をしただろうか。
そのうちイレーネも自分の部屋かモニタールームだかに戻っていく。
それを見送り、そっと部屋を出た。
ゆったりと、モニタールームへと足を進めた。
モニタには、地上の戦いが写っている。]
……ところで。昨日向こうから希望を頂いたので
俺は、ユリアンから仕掛ける理由が
あるのかとてっきり思っていたのですが。
……この受動態系は、……な、無いんですかね。(汗)
こっちから、仕掛ける理由が無いんだけどなぁ…。
ど、どうしようかな。どうしようかなorz
/*
共鳴コンビが受動的過ぎます。す。
……何のためにベアトリーチェにしかけたのだか……?
共鳴の仕様がわからないので、何とも言えない部分ではありますが。
組織の人間って、あれじゃ、PCにはわからないのかな……。
わかったけど、嬉しくねーのにはっ……。
[変わりねぇ、と、言うよりも早く、迫る影]
……ちっ!
[舌打ち一つ。素早く離れようとするが、爪が食い込んだのが裏目に出た。
横に滑るように動きつつ、後退しようとするも僅かにその動きは遅れ、影が脇腹を掠めた。
零れる、紅。それを抑えつつ]
……伊達にこちとら、ガキの頃から鍛えてないんでねっ!
[身体能力の話に軽口めいた口調で返しつつ、距離を開けたまま地に下りる。一つ、息を吸って、吐いて]
……はっ!
[低い気合と共に、態勢を低くしつつ走り出し。
ある程度の距離まで近づくといきなり手を地面に手をつき、そこを基点に一回転。
と同時に翼を銀の羽へと拡散して目くらましを仕掛けつつ、着地して足元へと蹴りを放つ。狙いは、体勢崩し]
[モニタールームの椅子に、膝をかかえて座る。
じ、っと、モニタに写る人々を、見つめる。]
あは…。
[弱弱しく、口元に笑みを作った。]
[とん、と軽い音を鳴らして地面へと降り立つ。
自らを呼ぶ青年の声に、薄く口許に弧を浮かべながら。
一度、ゆるりと瞬いた。]
……その様子だと、知らないんだ?
[昨日の事。
ぽつりと呟いて、僅かに首を傾ぐ。
揺れる金の隙間から、相手へと翠を向けた。]
ねぇ、フェイ。――君はさ。
家族も同然だろう人が、誰かに傷つけられたら
…怒るんだろうね?
[投げられる問いは、唐突。
揺れる白金が、言葉の後ろで小さく響く。]
[再び、ゆるりと目を閉じかけて、止まる。
ベッドの縁から半身を乗り出すと、不安定な姿勢のままに、端末の飾りを指先に引っ掛けて持ち上げる。緩やかな動きでも、少なからず音は立った。
時間をかけて、寝台の上に収まると、
ギ、と軋むスプリング。
枕元に端末を置いて、
微かに届く音を耳にしながら、*視界を閉ざした。*]
…知る?何を……。
[自分にとって昨日のことといえば巨大芋虫以外のなんでもなく。
こちらを見る翠の瞳、受け止める消炭に、かといって怯えはなく]
…どういうこと、だ。何が言いたい。
言いたいことあんなら、ちゃんと言えよ。
回りくどいのも、暈されんのも嫌いって知ってんだろ。
[目の前の相手が意図した理由とは若干違うけれど、確かに青少年は少しだけ不機嫌になる。
ざわめく鈴の音、ひどく頭が痛い]
[相手が刃を避けようとしたことで爪が腕から抜け。
例に漏れず腕から赤が零れ落ちる。
白いワイシャツの袖が紅く染まった]
子供の頃から、ね。
さぞかし可愛かったでしょうに!
[零れる赤もそのままに、防御に使った影を分割し、攻撃に備える。
体勢低くこちらへ向かってくるアーベルに対し、分割した影の一つを槍へと変える。
それを手に持ち相手の勢いに合わせて繰り出そうとする。
しかし繰り出した先にアーベルは居らず。
代わりに目の前に銀が舞った]
きゃあ!?
[銀の羽は月明かりを反射し煌く。
それも手伝い目は眩み、アーベルの姿を見失った。
そして感じる足への衝撃。蹴りはそのまま払いとなり、掬われた足は地を離れ身体は地面へと落ちる]
っ…!
/*
連絡取らずに盗聴だけしておきます。(おまえ)
ここで連絡取ったら敗北フラグな気がするんだ。
自発的には動きませんが、
いつも通り遅くまで覗いてはいると思いますので、御用事の方はどうぞ。
*/
/*
敗北フラグ…w
ちょっと色々考えちゅでじっとしてますです。
そして布団鳩になるので寝落ちてたらごめんなさ…
好きに動かしてもらって構いません。
なぁ、母さん。
俺は、こんなところで玩具になるために、あの壁を出されたの?
俺は、生きるために、この世界に生まれてきたんだろ?
俺は、人として生きるために。
実験台になんか、もう、ならない。
あいつらの玩具になんか、ならない。
世界がいがみ合う為の道具になるために生まれてきたんじゃないのに。
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