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─回想・工房にて─
ああ、この騒ぎで迷惑感じたヤツ、全員に踏み潰しの権利があるから、心配すんなっ。
[笑いながらのリディの言葉に、全開の笑顔で頷いて。
その後の一撃は、不意を突かれた事もあって、避けられなかった]
……っとに……わかってる、よ。
[去り際の言葉に、小さく呟き。
それから、ミハエルの来訪でそのまま忘れていたハーブティの事を思い出す]
[台所で冷めてしまったハーブティを淹れなおしていると、また来客。
訪ねて来たのはイレーナで。
今までのこと。
今夜あったこと。
それらを、話して。
彼女の話も、少し、聞いて]
……そっか。
ごめんな、その……ウチのバカ親父のせいで、色々。
[苦笑しつつ、こう言ってから。
細工のことを、少し話して。
紫水晶の細工がもう少しで完成すると話したら、がんばれと言われて。
……その後、自室にこもって創り上げた。
銀の光を抱いた天使を]
─工房前・出店─
[オカリナの音色が、緩く響いて行く。
煌めきを並べた出店の横に置かれた木箱、その上に座って、旋律を紡いで行く。
煌めきの数は大分、減っていた。
残っているのは、ペンダントが2つと、髪飾りが1つ、と言った所。
……そこにまた、客が立ち止まり。
恋人同士らしい二人連れは、同じデザインで石違いのペンダントを買い求めて行った]
……やれやれ……あと、一つ、か。
[ふと浮かぶのは、安堵の笑み]
―回想―
[頭を撫でられた気がした。
やわらかな、ひかりが。腕が。
子供のたいせつな《 》が。
なんだか暖かくなって、
やさしいきもちが流れ込んできて、
ほっとして。
そのまま眠りに落ちていたのかも、しれない。]
[次に気づいたときは、
子供は同じ場所で、
上に毛布がかけられていた。
ほかに誰もいないけれど、
ろうそくの火も消えていた。
それから、ひかりの《 》も。
みんな、消えていた。]
[子供が用意した道具は、
何も動かされずにおいてあった。
銀色の指輪のネックレスが、
子供のそばに置かれていた。
子供はそれを、小さな手で握る。
それから、ささやいた。]
『 』
まだ、いかないよ。僕は。
もう少し、いけないとおもう。
昨日も、いやなのを見たから、
今日もきっと見るんだと思う。
だから多分、
僕はまだ、出られないし……
お別れも、言わないとだめだから。
[なんとなく、ぼんやりしていた少女は、ふと、顔を上げる。どこからか差し込む、月の光]
きっと、もうすぐ…
[予感があった]
[此方側に来てから、暫くは馬屋に居た。
愛馬にも自分の姿は見えて居ないようで。
落ち込むように項垂れた頭を撫でても反応は無かった。
エーリッヒが酔い潰れた頃に酒場を抜けて。
――猫には散々酒を勧められたが断って――
階段を上がり、自分が使っていた部屋に入る。
置いてきてしまったランプをそっと撫で、眠りにつく]
[そうして、目覚めは漸く訪れる。
疲弊した体と失われた力は本調子に近い状態まで戻っていた]
[――静かな声で、名を呼ばれ。
逃げようとしていた足が力を失い、その場に立ち竦む]
………はぅ…
[一つ、ゆっくりと息を吐いて。恐る恐る…振り返って。]
…ミハエル…さま……。
[それ以上は、何も言えずに。翠玉の瞳を見つめた。]
[目覚めたのは意識の淵に引っ掛かった声の所為だろうか。
結界に阻まれた声は殆ど聞こえては来なかったが]
……何を、考えて居る…?
[声は聞き取れずとも、それに篭められた意志は感じ取れた。
はっきりとした、決意]
[耳を澄ませても、意識を澄ませても、声は上手く聞こえない。
やがて諦め、階下へと降りていく]
「やっと降りてきましたにゃー?呑むにゃー!」
…いや、まて。
[酒瓶抱えた黒猫に軽く眩暈]
[寝台の端に腰掛け直し、ゆっくりと息を吐いて]
……一日振り、か?
[以前と違う呼び方に、微かに眉を寄せた]
君……というか、妖精については多少調べさせて貰ったが。
あれで、契約破棄になった訳か?
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