人狼物語 ─幻夢─


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次の日の朝、自衛団長 ギュンター が無残な姿で発見された。


 ……そして、その日、村には新たなルールが付け加えられた。
 見分けの付かない人狼を排するため、1日1人ずつ疑わしい者を処刑する。誰を処刑するかは全員の投票によって決める……
 無辜の者も犠牲になるが、やむを得ない……

 そして、人間と人狼の暗く静かな戦いが始まった。


現在の生存者は、研究生 エーリッヒ、ランプ屋 イレーネ、青年 アーベル、宝石商 ザムエル、召使い ユーディット、酒場のママ ヘルガ、教師 オトフリート、小説家 ブリジット、職人見習い ユリアン、シスター ナターリエの10名。


酒場のママ ヘルガ

−夢幻の回想−

[幻の品に興奮した人々がようやく寝静まり、勤勉な使用人たちも未だ起き始めぬ頃。
館の主には、何か想うところでもあったのだろう。
所蔵品を仕舞う部屋ではなくその枕元へと置かれたオルゴールから、淡く甘い香りが立ち上る。


それは――夜と朝の狭間の刻]

(0) 2007/05/15(Tue) 09:17:15

酒場のママ ヘルガ

[オルゴールに柔らかく絡みついた薔薇の香が、女を導く。
空間を渡り、やがて辿り着いたその場所は――館の主の部屋]

…ゥフフ…

[眠りの内にある館の主へと赤い爪を翳せば、ふわりと甘く濃厚な香りが漂う。
女が――魔が見せるは、"最も大切な者"の夢幻(ゆめまぼろし)]

ネェン、私オルゴールを聴いてみたいのォ…。
魂を捧げて下さらなァィ?

「あなた…私オルゴールを聴いてみたかったわ…
 ねぇ、いいでしょう…?」

[蜜のような声は、誘い水。
最愛の妻が差し出す手を拒みきれず、彼はその手を伸ばし――]

(1) 2007/05/15(Tue) 09:21:47

酒場のママ ヘルガ、――ぱたん、とシーツに落ちる年老いた手を、無感動に見やる。

2007/05/15(Tue) 09:22:46

酒場のママ ヘルガ

[男が妻と思った魔の手に残されたのは、彼の魂。
女は何の躊躇いも無く、銀のオルゴールへと彼の魂を捧げ――



"永遠の歌姫"と湛えられるその唄に、深紅の瞳を細める]

(2) 2007/05/15(Tue) 09:26:57

酒場のママ ヘルガ

[唄い終えたオルゴールは、ひとりでに蓋を下ろす。
それは――【永遠のオルゴール】が目覚めた証]

ゥフフ…なんて綺麗ィ…。
もう誰にも渡さないわァ、私のものよォ…。

[女は無邪気ともいえる笑みでオルゴールを抱き、何処へか消える。
後に残されたのは、*満足気な表情を浮かべた魂の抜け殻のみ*]

(3) 2007/05/15(Tue) 09:41:16

研究生 エーリッヒ

―2階・客室―

[いつの間にか落ちていたまどろみから、現実へと意識が戻る]

……な……に?

[何か、ざわつくような。
嫌な感覚に、数度、瞬く]

……『     』?

[かすれた声が、名のような言葉を紡ぎ]

(4) 2007/05/15(Tue) 09:54:22

研究生 エーリッヒ

『お前』の歌姫……?
何の事……?

[かすれた声は、何に向けて問いを投げるのか。
傍らのカーバンクルは、その様子に不安げな様子で尻尾を揺らす]

ん……心配すんな。
昨夜ほど、派手に暴れちゃいないから……。

[頭をぽふりと撫でてやりつつの言葉に、カーバンクルは一つ頷くものの。
その表情はやはりどこか、不安をおびたままで]

(5) 2007/05/15(Tue) 10:01:51

研究生 エーリッヒ

[ゆっくりと、ベッドの上に起き上がり、一つ息を吐く。

全身を、異様な気だるさが包み込んでいた]

にしても、なんなんだ……この、感じ……。

[ざわつくような、苛立つような、嫌な感覚に、*小さな声で呟いて*]

(6) 2007/05/15(Tue) 10:06:41

酒場のママ ヘルガ、メモを貼った。

2007/05/15(Tue) 10:09:59

教師 オトフリート

[――時は、早朝まで溯る。
いつもの如く紅茶を淹れた執事は、朝食を運びに主の部屋へと赴く。
銀のトレイをバランス好く持ち、規則的に、四度のノック。
しかし普段ならばすぐに返るはずの声は、いつまで経っても返らない]

ヘル・オストワルト?

[同じ動作を繰り返し、待機しても、やはり返答はない。
こういったお披露目会の翌日、興奮し過ぎたがためか、
主が寝入ってしまう事は、今までになかった訳ではなく。

だが、今日に限っては。
違う、と脳裏で警鐘が鳴らされていた。

或いはそれは、意識しないでいただけで、以前から]

(7) 2007/05/15(Tue) 10:19:47

ランプ屋 イレーネ

―客室―
[昨夜、少女に促されて共に部屋へと戻ってから既に長い時間が経過していた。]
[寝台の上で規則正しく聞こえていた寝息が乱れて止まる。]

・・・・・おじい?

[うっすらと開いた双眸の色は紅い。]

(8) 2007/05/15(Tue) 10:21:07

教師 オトフリート

――、

[愁眉が顰められ、僅かに表情が歪む。
執事が暫く戻らぬのを訝しげに思ったか、
丁度好く侍女の一人が階段を昇り、こちらへとやって来た。
それを認めた執事は苦い色を掻き消し、何でもない風を装う]

ゼヒツェーン。
ただちに、マスターキーを。

[突然の言葉にも、十年来の付き合いの彼女は緊急の要件と悟ったか、
深くを問う事はなく、些か慌しく来た道を戻っていく]

(9) 2007/05/15(Tue) 10:27:38

教師 オトフリート、メモを貼った。

2007/05/15(Tue) 10:28:43

酒場のママ ヘルガ、メモを貼った。

2007/05/15(Tue) 10:34:04

ランプ屋 イレーネ

―客室→廊下―
[廊下に出る。いつものように扉の前で躊躇うこともなかった。]

連れて、かれた。
・・・・何処に?

[うわ言のような言葉を繰り返し、紅い眸は何処か遠くを見る様。]
[何かに憑かれたような足取り。]

(10) 2007/05/15(Tue) 10:35:07

教師 オトフリート、ふるり、と首を振る。緩く、黒橡が揺れて。

2007/05/15(Tue) 10:36:13

教師 オトフリート

[……当の侍女が鍵を手に戻って来る頃には、
客人にも、異変に気づき始める者がいるだろうか。
半ば投げるように手渡されたそれを咎める事もなく、
鈍い煌めきを鍵穴に差し込んで、捻る。

――カチャリ、開錠音。

中に声をかけることも忘れ、すぐさま、扉を開いた]

(11) 2007/05/15(Tue) 10:40:04

ランプ屋 イレーネ、メモを貼った。

2007/05/15(Tue) 10:40:14

職人見習い ユリアン、メモを貼った。

2007/05/15(Tue) 10:41:09

ランプ屋 イレーネ、侍女が隣を過ぎて行くも、気にした様子はない。

2007/05/15(Tue) 10:42:15

酒場のママ ヘルガ

−客室−

[廊下を駆けて行く、使用人の足音。
起こるであろう騒ぎに心の内でほくそ笑み、シーツの海にたゆたう]

…ゥフフ…もゥ、私のものなんだからァ。
だァれにも見せてなんかあげなァィ…

[くすくすと堪えきれぬように声を零し、深紅の瞳を瞼で隠す。
――誰かが起こしに来るまで、*夢の空間を漂うだろうか*]

(12) 2007/05/15(Tue) 10:49:40

教師 オトフリート

[普段より荒々しく扉を開き、一歩中に踏み入る。
目に入ったのは、白のシーツの上に身を横たえる主の姿。
ともすれば、ただ眠っているだけのようにも見えた。
けれども執事の胸中に上る、違和感、違和感、違和感]

ヘル・オストワルト!

[傍らに膝をついて、不自然な――
何かを求めるかの如く伸ばされた、皺の刻まれた手。
目蓋を下ろした老耆の貌に浮かぶは、満足したような表情。
昨晩の食事会で見せたものですら、遠く及ばない。
それは、奥方を没くしてからは終ぞ見られなかったもの]

……主。

[左の手袋を外して、その手を取る。喪われたぬくもり。
しかし不思議な事に、微かな呼吸と、脈とは確かにあった]

(13) 2007/05/15(Tue) 10:51:51

教師 オトフリート


ゼヒツェーン、オルゴールは?

[無駄と内心思いながらも、背後の侍女を振り返り、問う]

(14) 2007/05/15(Tue) 10:52:03

教師 オトフリート、室内を点検していた侍女が首を振るのを見、吐息を零す。

2007/05/15(Tue) 10:52:35

教師 オトフリート

[主の手をそっと動かして、その胸元に。
生命の火はまだ消えておらず、しかし抜け殻の如き姿。
何が原因かなどと言う事は、執事にはわかり切っていた]

……なるべく、騒ぎは広めないように。
とは言え、オルゴールまでもが失われたとなれば、
客人にこのままお帰り頂く訳には参りませんね。

[立ち上がり、顎に手を添えて思い悩む表情。
事情を問う者もいるだろう、隠し通せるとは思えない。
使用人達には真実を伝えねばならないのだし、
そこから洩れてしまう事もありうるか。
ともなれば、素直に明かした方が好いかもしれない]

とりあえず。
まだ、“失くなった”と決まったわけではありません。
私はこの部屋をもう少し、見て行きます。貴女は保管室の方を。

[頷いて立ち去る侍女を見送り、深く息を吐き出した]

(15) 2007/05/15(Tue) 11:01:41

ランプ屋 イレーネ

[ほくそ笑む女性の部屋の前を、それと知らずに通り過ぎ。]
[階上の呼び掛けが聞こえたか、見上げた。2つの眸は紅と蒼の間を彷徨う。]

・・・・何処?

[置いていかれた子供のような声。眸から一筋、透明な泪を*零した。*]

(16) 2007/05/15(Tue) 11:02:29

ランプ屋 イレーネ、メモを貼った。

2007/05/15(Tue) 11:05:50

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イレーネ
32回 残12576pt
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238回 残6037pt
ユリアン
131回 残9984pt

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ギュンター(2d)
0回 残17700pt
ザムエル(3d)
70回 残11461pt
ブリジット(4d)
51回 残11779pt

処刑者 (4)

ナターリエ(3d)
153回 残10000pt
ヘルガ(4d)
138回 残8251pt
ユーディット(5d)
47回 残12309pt
アーベル(6d)
221回 残6182pt

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