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[ローズマリーが出て行ったところを見送り、2本目のワインを開ける。]
……冷めちゃいますね、タルト。
[くすり。
苦い笑みを浮かべ。]
[やや、覚束ない足取りで階段まで来れば、色々と抱え込んだトビーが上がってくる所で]
……なに、その大荷物。
[思わず、呆れたような呟きがこぼれた]
[階段を登りきった所で、ドアの開く音に気付いて、ぎくりと立ちすくむ。]
…ぁ、メイ、さん…?
[それが知っている顔である事に安堵し、小さく息を吐く。]
[妙にほっとしたようなトビーの様子に、くす、と笑んで]
足元、ふらついてるよ?
大丈夫?
[軽い口調で問いかけつつ。
ローズマリーの心配げな様子に、わずか戸惑いながら、礼を返して]
[あきれたようなメイの呟きには、また馬鹿にされるかもと思いつつも素直に、]
…これは、ご飯です…。 知らない人が……怖いから…
[知らず視線を伏せたのは、”知らない人”と仲良くなっているローズマリーの表情を見たくなかったせいだろうか。]
――客室――
[少女は窓から差し込む光に本を読みながら、時を刻んでいたが――]
……っー…
[癒えた筈の傷口が疼きだすのを感じる。
そう言えば昨日は薬も塗らず寝床に入った事を思い出し、軽く溜め息を吐く――]
少し位外に出ても…大丈夫よね…。
[置かれた紙の契約――破るのはほんのちょっとの時間――]
[少女はそっとドアを開け――]
[静かに廊下へと足を…]
――客室→浴室へ――
ん、少し、落ち着いた?
…よかったわ
[メイに微笑みかける。
それからトビーの言葉に、わたしは首を傾げる。]
知らない人?
[誰のことだろうと首を傾げて]
[ローズマリーの心配そうな声には、仄かに心が温かくなって、空元気も元気とばかりに。]
…ぁ、これくらい平気です!
ちょっと、お腹が空いてるだけ…だもん。
[メイの軽い口調には、ちょっと拗ねた風に口を尖らせるも。本気で拗ねているのではない事は、付き合いの長いメイであればわかるだろう。]
[ 漸くシンプルな黒の上下に着替えを終えれば部屋を出、階下に向かおうとすれば一箇所に固まる人の姿。緩に黒の瞳を瞬かせ其の中にメイの姿を見留めれば僅か視線は逸らされるも、階段を通らぬ訳には行かず傍に寄れば軽く頭を下げた。]
……大荷物だな。
[ トビーを見て思わず零れた言葉が似通っているのには気付かない。]
――浴室――
[途中、廊下ですれ違った人達に軽く会釈をして、少女は足早に通り過ぎた。
部外者が立ち入ってはいけない雰囲気に――胸が押しつぶされそうになったから――]
[滑り込むようにして中に入った浴室。誰も居ないのだろうかと、室内へ軽く視線を泳がせれば…]
誰か…居る?
[脱衣場の籠には衣服――
しかし少女は気にも留めずに服を脱ぎだした。
――殺せるものならここで殺してしまえばいい――
そんな思いを胸に抱いて…]
[そして疼く傷を抱えながら少女は中に入る――]
[水蒸気と響く音に、平常心を保ったままの声色で――]
こんにちは?お邪魔しますね…。
[知らない人が怖い、という言葉に、僅かに眉を寄せる。
こんな状況では、それも仕方がないとは思うから、それ以上は追求はせずに]
そうなの?
情けないなあ、しっかりしなさい、男の子っ!
[拗ねた素振りに、くすくすと笑いつつ、からかい半分の言葉を投げる]
……ええ、まあ。
何とか……ですけど。
[それから、ローズマリーには短くこう返す。
思い過ごしなのだろうけれど。
何かの弾みで簡単に切れてしまう事を悟られているようで、少し、落ち着かない感じがしていた]
あ、そうだわ
ギルバートさんはどこかしら。服、持ってきたのだけれど
[シンプルなシャツと黒いパンツ。誰でもはけるようにと、デザインなどはないけれど、それを見せる]
あと、包帯
[それからメイに微笑みを向ける]
ん、それなら良いの。
辛いのに無理をしては駄目よ?
いつか壊れてしまうわ
[不意に掛けられた(というか、きれいなお姉さんに意識がいってて気付いてなかっただけ)落ち着いた声は、彼のよく知ってる人のもので。
顔を上げると同時にむくれてしまったのは、まぁ色んな意味で足元にも及ばない青年への微かな反抗心ゆえだろうか。]
……大丈夫だもん。
[そんな風だから、余計に子ども扱いされるのだとは気付かずに。]
[突然かけられた声に、びくりと体を震わせる。
小さな水音が、先の声とともに浴室に反響した。
思わず身を守るように自分を抱き締めながらも振り向けば、ぼんやりとした湯気の向うから見えたのは煙る金髪。]
あ……。
[自分とさして年の変わらないであろう少女の顔を確認し、その強張った表情がゆるやかに和らぐ。]
こんにち……は。
[しかし、彼女もまた人狼である可能性をもった者なのだと気づき、緩みかけた頬は中途半端な状態のまま奇妙な表情を作った。]
……お早うさん。
[ メイの言葉にヒラと手を振り挨拶を返すも其の目は眇められ、]
まあ、俺はお早うでは無い訳だが。
[確りと憎まれ口の様なものを叩くのは忘れない。
トビーの強がりめいた口調を聞けば自然と悪戯っぽい笑みの形になり、腰に手を当てて荷物を沢山持った少年の様子の見遣る。]
はいはい。
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