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――ホール――
[声を掛けられぼうとしていた顔を上げ、いつの間にやら人が集まっている事に気づき、皆に会釈を]
これは…いつの間にかぼんやりしておった様だの。
[そういって見渡し、初めて見る顔に気づいて]
おや?其方のお嬢さんは…
[この場に招かれるには少しばかり幼い顔に首を傾げて]
―客間―
ふ〜。
[庭園から離れ、ユーディットにいわれたところの客間に入り、部屋の中を確認。ベッドなどなど色々おいてはあったが、さすがに私物の類はあるはずもなく、こっそり屋敷から抜け出して、一度家に戻り、荷物を持ってきておろす。その作業を終えての一息であった。
さすがにまたあの坂を上るのは疲れるものであった。
でも、戻ってよかったとも思う……嵐のように過ぎ去って呆然としたままやってきてしまったため家に錠をかけていなかったのだ。
といっても、父も半ば道楽で仕事をやっている。そして息子の自分も似たようなもの。盗られるほど価値の高い貴重品もそれほどなかったといえばなかったのだがそれはともかく。]
腹減った。
[空腹のほうが切実な悩みであった。もう夕食の時間となっているころだろう。
...はこの邸の最大の目的かもしれない食事をとりに、ホールへと向かった]
ううん、大丈夫。
ようやく描けたものだから、ギュンターさんに渡してくれる?
[机の端、置いた絵を掴み、それをオトフリートへと]
[他の人にはどんなあだ名が付いて居るんだろう。
少しわくわくしながらオトフリートを見ていたが]
…?
[お爺さんが会釈したのが見え、頭を下げ…お嬢さん、と言う言葉には辺りを見回した。
周りにはお嬢さんという程、幼い女性は…
…ようやく、自分のことだろうか、と思い始めるが…声を出したら負けだ。
無駄な義務感が少女の頭の中を支配していた]
―ホール―
[移動完了。ホールへと入る。中には見知っている人間と、知っているような知っていないような。……まあここの使用人or招待客であることは間違いないだろう。
腹が減ったなーと思いつつ。さすがに食事をともにするであろう人々を相手に名前も知らず、無視を決め込むのは気まずくて、食事もしづらいからと」
こんばんはー。
招待されて人の一人。ユリアンって者です。しばらくの間よろしく
[と、会っていなかった人たちに軽く挨拶をした]
―…→ホール―
……やっべ、やりすぎたかも。
[客間の扉を後ろ手に閉めながら、ふあ、と小さく欠伸を噛締める。
慣れた手つきで小袋から取り出したカプセルを、口の中へと放り込んで。
それを無造作に飲み下しながら、階下へと続く階段を下りる。
ホールの扉を開けば、揃う人の数に僅かに目を瞬いて。]
まぁ、随分とお揃いで。こんばんはー、と。
[昨夜には見当たる事のなかった顔ぶれに、ひらりと挨拶を投げて]
[声を掛けた少女が怪訝そうな顔つきで此方を見るのに気付き、ふと気付いて苦笑する]
失礼。この場に招かれたという事は、人は見た目ではわからぬ、と言うことなのでしょうな。
[ただ幼く見えるだけなのだろう、と解釈をして]
あぁ、そういえばまだ名乗っておりませんでしたな。
ワシはザムエル=シャイト。どうかお見知りおきを。
[それを、その場に居る者たちへの名乗りに代えてもう一度会釈をする]
了解しました。
[一礼して、渡された絵を両の手で丁寧に受け取る]
主は現在 部屋におります故、
皆様に直接御挨拶が出来ずに申し訳御座いません。
[客人へと断りを入れて、一度ホールを後にしようと]
あ。
あなたがたも、呼ばれたのですか?
今晩和。
私は、ナターリエ=キアストライト。
どうぞよろしくお願いします。
[見知らぬ人に向かっては、挨拶も*投げようか*]
[…やはり、自分のことだったらしい。
しかし、深くは突っ込まない…というか、年齢は上に見られているようで、心の中で安堵する。
…見た目は少女と見られていたのだが]
…
[名乗りする者も居て、少し考えたが、ゆっくりと立ち上がり]
…あたしの名前は、ブリジット=エイム、って言います。
お婆さまの身体が優れない、と、あたしが、代わりに来ました。
[ペコリと頭を下げる。
…立ち上がると、その体躯の小ささと言い、声の高さと言い…やはり、19よりは下に見えるだろうか]
[やって来た面々にこんばんは、と言いつつ一礼を。
白いふわもこも、肩の上でみゅう、と鳴きつつ一つ礼をして]
……御大は、お披露目準備で大忙し、かな?
[主は部屋に、というオトフリートの言葉に、ふとこんな呟きを]
[執事と入れ違いに使用人が中へと入り、料理を食卓に並べていく。
春キャベツとソーセージの煮込み、サーモンの香草オーブン焼き、、
ポテトときのこのスープ、春野菜とポーチドエッグのサラダなど。
デザートには、苺のアプリコットクリームも用意されて。
旬の食材がふんだんに使われたそれらは、食欲をそろうか。
飲み物は各々が望むままに、ワインや紅茶、コーヒーを*運ぶだろう*]
/中/
賄いRP苦手ですCO。
執事としては致命的ではないでしょうか。
尚、フロイラインは15,6歳くらいまでにしか用いらないのだとか。
[シスターにとりあえず微笑を返そうとして……見事に失敗。何か不器用な笑みを返し、そして挨拶とともに帰ってきた返答や自己紹介から、見知っているような気もするが、誰が招待されたのか。などを記憶にとどめるようにすると、もう一度軽く一礼した]
じゃ、食事まで待とうかね。
[と、思えば時をほぼ同じくして入ってくる青年…ん。なんか知っているのがまたいたー。とか思いながらも空いている席につきながら、手を軽くひらりとあげて]
やほー。アーベルも来てたんだ。
[なんか色々呼ばれているなーと思いつつ言った]
[立ち去り際のオトフリートの返答には、いつもの事だしね、と返しておいて]
しっかし……今回は、ほんとに力入ってるなあ……。
[公開するものの事を思えば自然なのかも、と思いつつ。
運ばれ、丁寧に並べられた食事にぱたぱた、と尻尾を振るカーバンクルの様子に苦笑する]
落ち着け、お前は……。
[執事が退室する妨げにならないよう、扉から数歩離れて。
食事が次々と運ばれてくるのを見れば、手近な席へと着く。
投げられた声に気付けば、ひらりと上げられた手を返すようにへらりと笑みを向け]
おー、ユリアンが居るってめっずらしーな?
親父さんは、……あぁ。
[物珍しさに問いを投げようとするものの、
そういえば、とふと思い当たったらしい。一つ頷いて、言葉を止めた]
[名を告げるそれぞれに挨拶を返して]
ナターリエさんとブリジットさん、かね?
此方こそ宜しく。年寄りの相手など退屈かも知れませぬがな。
[そういってもう一度少女を見て、やはり幼くは感じたが最早気にはせずに]
お婆様が…?早く良くなるといいですな。
今の時期は体調を崩しやすい…ワシの経験ですがな。
[と付け加えて。
執事の言葉と金髪の青年の呟きに軽く笑い]
どうやって驚かせようかと頭を捻っているのやも知れぬな。
[そう呟き、青年の肩に乗る小動物に目を細め]
…それも相変わらず元気そうですな。賢そうでもある。
[尤もそれが何かなど知りはしないのだが]
[…椅子に腰を下ろすと、オトフリートの言葉にふぅん、と小さく]
どんな人なんだろ。
[まだ会ったことのない屋敷の主に、少しだけ興味が湧くが…]
…ふぇー…
[すぐに、食卓に並べられていく料理に興味が映ってしまっていた。
沢山の料理に、デザートまである…
本当に、物語の世界に迷い込んできてしまったのだろうか。
…お婆ちゃんは、何度も招待されて、何度もこんな料理を食べていたのだろうか…]
こちらこそ、よろしくお願いします…
…はい。
一応、そこまで酷くはないのですけど…
お婆さまの家から、ギュンター様のお屋敷までは…遠い、ですので。
[ザムエルに小さく微笑むと、すぐに少しだけ真剣な表情になる。
馬車で来たから良かったモノの、徒歩で来たらどれくらいかかっていた事やら…]
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