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[名を褒められて意外なほど嬉しそうな笑みを浮かべる。
親から貰った唯一のものがこの名前だから]
ありがとうな。
ローズマリーって言うのも綺麗な名前だよな。
あんたに似合ってると思うぜ?
[ハーヴェイの「広間へ」との言葉に頷いて移動を。
そこにコーネリアスが通りかかるのを見て、ちらりとトビーの様子を伺う]
[ 彼の名前を繰り返すローズマリーの声には疑問の響きが含まれていたように感じられ、其の場から去ろうとした間際振り向けば母に似た色の濃い茶が僅か揺れる。]
……俺の名が、如何か、しましたか?
[ 母の仕事を知らぬ訳では無かっただろうが、“職場”での人間関係が如何であったかなんて事まで聞き及んでいる筈も無くてそう問いを返す。
視界の隅を銀色の髪が通り過ぎて行くのを目に留めれば会釈を。]
[メイに勢いよく叩かれ、たたらを踏む。相変わらず痛い激励に、もぅと文句を言おうと顔を上げて。
運悪く牧師の言葉は耳に入らぬままに、それを見てしまう。
――そう、声も無く通り過ぎるコーネリアスを。]
煤@でたぁーーーーーーーーっ!!!
[*ばたんきゅぅ*]
おや、新しいメイドさんですか?
慣れない内は大変でしょうけど、他の使用人さんたちがフォローしてくれるから大丈夫ですよ。
それでもストレスが溜まるようでしたら、週に一度の出張懺悔室にどうぞ。
愚痴なら聞いて差し上げますよ。
[悪戯っぽく笑いながら。]
ネリーっていうんだ、よろしくね。
[名を告げた少女ににこ、と笑いかけ。
悠然と通り過ぎるコーネリアスと、その姿に半ば予想していた通りの反応をしたトビーに思わず笑い出す]
……ほんっとにもう……素直すぎだよっ……。
ネリーさんとおっしゃるのね。
[新しいメイドさんを雇ったという話はまだ聞いていないけれど、きっとあとで聞けるだろう。
自分も広間へ行こうとして、ナサニエルの言葉に、ほんのり、甘く微笑んだ。]
有難うございます。
[振り返るハーヴェイには、少し悩む。
わたしがここで、言ってしまってもいいかしら。結局、考えて、一つ、言った。]
綺麗な髪ね。お母様に似たのね。
[……あの場にトビー君はいなかったはず。
では何故『苺のお礼』なのか。
そこまで考えた後、苺の行方に気付く。]
わ、私の苺を食べたのは君なのですかっ?!
[気絶しているにも関わらず立たせて肩を鷲掴み。
そのまま揺さぶる揺さぶる。
そもそもアーヴァインが育てていた苺なのだが細かい事は気にしない。]
牧師様、牧師様。
トビーくん、気絶してるんだから、そんなに振り回しちゃ……。
[ゆさゆさとトビーを揺さぶるルーサーの様子に、思わず呆れた声がもれ]
はい。こちらの御主人のご好意で、お勤めさせて頂けることになりまして。
…そ、そんな。雇って頂いているのに愚痴だなんて…
[牧師の言葉に滅相もない、とでも言おうとしたか。しかし少年の叫びにかき消され]
…え、…
幽れ…って、だ…
[更に取り乱す牧師の様子に声を失う]
…えぇと……いったい何があったのでしょう?
[騒ぎの主原因が自分とは、やっぱり気づいていなかったりとかして、おろおろと駆け寄ってきたりとか。]
……母の事を、御存知で?
[ 如何したものかとトビーを眺めていたが、ローズマリーの紡いだ科白に黒曜石の瞳を見開き其方を見遣る――が、今度は男の大声が耳に届いて意識が逸れた。]
ルーサー牧師……
気を失った子供に何をしているんですか、何を。其れでも聖職者ですか。
[ 此の生臭坊主。と迄は云わなかったが、片手を額に当てて再び深く息を吐く。]
[やって来たコーネリアスにこんばんわ、と頭を下げて]
ええと……発端は、可愛い勘違いで……。
今のこの状態は……。
苺の恨み??
[何となく、情けない理由のような気もするが]
牧師様、ええと、おやめになられたほうが……
[皆が止める声に、ようやく我に返ってわたしも止める。
でも…何が彼に火をつけたのかしら。わからなくて、困ってしまう。]
ああ、ええと……
[コーネリアスがやってくれば、なんだか少し、いたたまれない気分になってしまう。
それは幽霊騒ぎもだけれど、自分が……]
[随分色んな人が集まったものだと半ば感心してその場を見渡す]
個性があるってのは退屈しなくて良いけどね。
[と一人聞こえぬよう呟いて。
旅暮らしで一所に留まる事のない身の上。
それ故にあまり付き合いは得意ではなく]
でも、数日の事だろうし、たまにはいろんな人と話すのも悪くない、か。
[特にあの、名を褒めてくれた女性はどことなく気にはなって。
それでも、数日で離れるのだから、とそれ以上は考えないようにと]
あァ、えぇ。そう。お母様とは、親しく……
[牧師様も我に返ったようだけれど、トビー君が倒れてしまう。
なんというか、一体何があったのかと思うその耳に、メイの言葉が耳に入った。]
苺の、うらみ……?
[ いっそもう片方の手に持った此の本で叩いてやるべきかと思ったが、我に返ったルーサーを見て細く安堵の息を吐く。主に、書籍を傷めないで済んだ事に。]
兎も角……、広間にでも運んでおきますか?
[ 訳の判らぬ様子のコーネリアスに説明をしているメイを見遣って、]
トビーは間に受け易いんだから、余り遊ぶなって。
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