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[片付けは着々と進み、空が赤く染まる頃には全てが終わっていた。元々、家庭菜園なのだから高が知れているとも言うが。]
はい、まいどどうも。
[ちゃりん。
小気味いいと音を立てて手の平に落とされたコインに笑顔を浮かべ、館を辞す。懐にはチーズの代金と駄賃をしっかり納めて。
吊り橋を渡ろうとしたその時、年配の男の声が追いかけてきた。]
[悪くはない話だった。"話"を聞きたいから夕食を一緒にとの招きは。
けれど、家にはきっと心配して待っているお母さんがいるし、食べ損ねたままのお昼ご飯だって待っている。もちろん、お父さんや姉さん、弟だって彼の帰りを心配しているだろう。]
……すみません、やっぱりボク…帰らないと。
[知らず、ぎゅぅと力の入った手が服に皺を刻む。
それを見て得心したのか、年配の男はこう付け加えてきた。
『君の貴重な時間を貰うのだから、タダとは言わないが』 と――]
[姉さんも、食事を御馳走になったと帰りが遅くなる時があった。
だからこそ、彼が配達できそうとなるやいなや交代と相成ったわけだけれど。
食べ損ねた昼食は、温めなおされて弟の胃を満たすだろう。彼の分の夕食も、他の家族の量をささやかながら増やすに違いない。]
…はい、わかりました。
[神妙に頷き、男の後を付いて今度は玄関から館へと入る。
明日の朝、大急ぎで帰ろうと *懐を押さえながら。*]
[ パラパラと静寂の中に響き渡るのは頁を捲る音。一体何れだけの間そうしていたのか、吐息を零して本を閉じ白い紙に綴られた文字の世界から現実へと還る。顔を上げれば目の前には天井まで届く本棚に収められた書籍の数々。既知の言語の本が殆どだが、中には未知のものも数多在った。読み終えるには幾ら時間があっても足りはしない。眉間を押え首を左右に振るとランプの吊り下げられた高い天井を仰ぎ、深く呼吸をする。古書が多いらしく、酸性紙特有の匂いが鼻についた。]
――っと、もうこんな時間か……。
[ 壁の高くに掛けられた時計に目を遣れば、既に時計は昼前に見た時から一回りを終えていた。軽く伸びして肩を鳴らすと、皮張りの本を脇に抱えて書斎を後にする。]
冒険家 ナサニエル が参加しました。
冒険家 ナサニエルは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
[男が一人、山道を歩き回っている。
手元に下げたランプの明かりは足元を照らすにもおぼつかないほどで。
こんな夜に山を歩くにはあまりにも軽装…すぐに戻るつもりでいて、景色に見惚れて…気付けば迷っていた]
…参ったな、これは。
[そう呟いて辺りを見渡す。
見えるのは鬱蒼とした闇の森。
その向こう、ちらりと見えた灯りに気づきふと思い出す。
村で聞いた男の話を]
それじゃ、あれがそう…なんだろうか?
だとしたら、旅人の訪問は拒まないと聞いたし、一晩くらいなら泊めて貰えるかな?
[男は遠くに垣間見える灯りを目指し歩き出す]
[暫く歩いて、視界が開ける]
…っと、あぶねー。
話には聞いちゃいたが、本当に崖なんだな。
で、これが吊り橋、ね。闇夜に渡るもんじゃねーよな…。
[そう呟きながら一歩踏み出す。
軋む音と不安定な揺れに、旅慣れた男でも身を竦めて]
落ちたら…気付いてもらえんのかね、これ。
[そう言いつつ、一歩、また一歩と歩を進めようやく対岸に辿り着く。
そして、ようやく辿り着いた館のドアに備えられたベルを鳴らし、返る誰何の言葉には至極丁寧に答える]
…旅の者ですが、道に迷ってしまい難儀しております。
納戸の隅でも良いので一夜の宿をお借りできれば、と。
[その言葉に答えるようにドアが開き、人の良さそうな使用人が男を迎え入れる。
「旅人の話を聞くのは主の趣味だから、きっと喜ぶだろう」と告げて]
[とりあえず、と広間に通され暖かいお茶を出されると、簡単に礼を言いそれを口にする。
その男の脇から、使用人が何かを差し出す]
…あ?何、これ書くのか?
訪問者の記録、ね。了解。
[そう言うとそれを受け取り、手馴れた様子で書き込んでいく]
■名前:ナサニエル=ウォーレス(Nathaniel=wallace)
■年齢:25歳
■自己紹介:旅の者。旅行記などを著述して生計を立てている。
近くの山を散策中に道に迷いこの館に宿を求める事となる。
麓の村人からはこの館の話を聞いていたので、山奥に住む者に対する驚きなどは無く、むしろ話の種になればと思っている。
…これで良いかな?
[書き込んだそれを使用人に返すと、残りのお茶を飲み干した]
まあ、いつもの事だけどねー……。
[いつも使っている客室の窓から空を見上げて、ぽつりと呟く。
昼間、雨が上がったのを確かめて。
祖母が心配しているだろうから、と帰ろうとしたのだが、祖母の近況や体調を聞かせてくれ、と引き止められてしまい……結果として、今に至る]
ま、いいけどね。
ここにくるの、嫌いじゃないし……。
[早口で呟くと、うんっ、と言いつつ身体を伸ばし。
何か、温かい物をもらおうかな、と部屋を出て、広間へと向かう]
/中/
ところで昨夜は眠くて独り言を使っていなかった訳なのですが。
遅まきながら、独り言でのご挨拶、猫化けたすくことtasukuです。
ええと。
男女比が偏るようなら男の子もあり、とこのセレクトだったわけですが。
……圧倒的に女子が少なくなりそうな気配のため、結局女の子になりそうです。
まあ、能力引けたら女の子にするつもりだったんだけど、しかし、なんでこんなに男性率が高いんですか、この村(笑)。
―懺悔室―
[分厚い木の壁で仕切られた、小さな部屋。
薔薇の透かし彫りが要所に施されている。]
では、ごきげんよう。アーヴァインさん。
[懺悔を終えたアーヴァインを見送る。]
……さて。本日の仕事はこれでお終い。
久々に温室の方まで行きましょうかねえ。
ふふふ、苺が見つかったらこっそり摘んで食べてしまいましょう。
[手早く片づけを終え、温室へと向かう。
その足取りは非常に軽い。]
[広間にいる、見慣れぬ男の姿に、きょとんと首を傾げる。
ここには月に数回訪れているが、しかし、彼の姿を見た覚えはなくて]
んっと……旅の人かな?
[覚えがないとなると他に思い当たる節はなく。
首を傾げたまま、こんな呟きをもらした]
[飲み終えたカップを戻し、使用人に声をかける]
で、俺はどこで寝れば良いのかな?屋根があれば御の字なんで贅沢は言わないよ。
[その言葉に使用人は「今、部屋を用意していますから」と笑って答える]
あー?そんな良い扱いじゃなくていいんだぜ?
いきなり押しかけたんだし…。
へぇ、ここの主の意向って奴?
それはありがたいね。
あぁ、分かってるさ、代わりに旅の話を、だろ?
でもって、その主ってのはもう寝てんだろうな…。
まぁ、急ぐ旅でもないし、村に置いてきた荷物も殆どないしな。
[そう言って、お茶に添えられていた菓子を口に放り込む]
…こんな山奥にしちゃ、いいもん出してくれるよな。
[お茶も菓子も上質な物で、やはりこんな所に住むのは金持ちの道楽か、と、心の中で苦笑する]
[ 薄暗い廊下に敷かれた緋色の絨毯は、歩む青年の足音を吸い込むとは言わないまでも大分和らげるも、其れすらやけに大きく耳に届く。幾度か訪れているとは言っても、未だに広大な屋敷内には見知らぬ場所も多くあるが、書斎から広間までの道は何度も通っている為に迷う筈もない。
途中、機嫌の良さげな壮年の男と擦れ違い、立ち止まって軽く会釈をすれば深い茶の髪が揺れた。]
嗚呼。今晩和、アーヴァインさん。
……何やら、御機嫌ですね?
[ 僅かばかり首を傾げてそう訊ねれば、館の主は柔和な笑みを浮かべて頷いた。何でも何時に無く大勢の客が訪れているから、賑やかで嬉しいのだと。
其れ程に人と交流をするのが好きならば、此の様な館に留まるべきではないと思うのだが――彼の考えは、ハーヴェイには解らなかった。ニ、三言会話を交えた後、また後で話しを聞かせて欲しいと言うアーヴァインに、困ったような表情を返す。]
俺の話なんて、聞いても面白くないと思いますが。
まあ、お望みならば……何時も御世話になっていますし。
[ 言葉を返して目礼をすると、其れではと広間に向けて歩を進める。]
[此方を見る視線に気付き、軽く会釈をして]
こんばんは、お嬢さん。
初めまして、だな。
俺はナサニエル。見ての通り旅の者さ。
ちょっと道に迷ってね、一夜の宿を借りに来たって所。
お嬢さんはここの人かい?
―ホール―
[他の部屋と比べ、空気が少し冷たいように感じる。
扉の開け閉めがあったのだろうか、と思いつつ。]
来客でもあったのでしょうか。
まあ、私には関係のない事ですね。
[苺を摘みに温室へ]
―ホール→温室→広間―
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