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ええ、もちろん。
どうぞお食べくださいな
[ミハエルに微笑んで、puddingを差し出す]
お口にあえばよろしいですけど。
[それからアーベルの言葉に、態度に、不思議そうに首を傾げ]
それでは、明日はcheesecakeにしましょう。
[and then,]
少し、早いですけれど、今日は失礼しますね。
kitchenにはまだ色々ありましたから、teaやmilkなどもきっと。
あなたがたに優しい夜が訪れますように。
good night
[*go to upstairs*]
ああ、やっぱり!
居間の目立つ位置に飾られているんですよ、あのランプは。
光を帯びた、夜色の美しい輝き。
私もあのランプはとても大好きで……
[そこまで言って、イレーネには名乗っていなかったことを思い出し]
私はミハエル=フォン=ベルンシュタイン。
『夜闇の天蓋』は我が家の至宝の一つです。
その作者とお会いできるとは嬉しい限り。
どうぞ、宜しくお願いします。
[そう言うと丁寧に頭を下げた]
[ミハエルの食事速度が上がればまた水を差し出しただろう。
宵闇の天蓋の名を出す彼には関心の眼差しを向けたか]
貴女の教会にいる人たちは神の愛と貴女の料理をその身に溢れんばかりに受けるでしょう――羨ましい限りです。
[ふっと空中へ視線を浮かせ遠くを見るような真似をし、ナターリエへ視線を戻す。彼もコーヒーを貰う。]
おやすみなさい、シスターナターリエ。
このニョッキは絶品ですね。
鶏肉もとても…ああ失礼、
プディングの感想もあわせて、また明日に。
どうぞよい夢を。
ありがとうございます。
そしておやすみなさい、シスター。
[嬉しそうにプディングを受け取り、退出を告げる彼女には改めて頭を下げ。
ハンスの言葉には首を振った]
いえ、お気になさらずに。
あの歌ですが、私は正確には覚えていないのです。
ただ、恐らくは母か誰かが……
[そこで一端言葉を濁す]
[シスターに不思議そうに首を傾げられても、その態度は変わる事無く。
広間を出て行く背を無表情に見送ってから、コーヒーに口をつけ。
カップが空になると、それを置いて、ゆっくりと立ち上がる]
……さて。
んじゃ、俺もこれで。
[短い言葉を残して、音もなく広間を出て行く]
[ハンスの言葉に曖昧な微笑みを返す]
真珠みたいな、月…美しいでしょうね。
[顔かたちよりも、声が、歌うことが自分の価値だと思っていた]
[なんだろう、切ない]
これくらいの栄養すぐ使わせられちまうんだから、俺は。
少しは太らせてくれたって、誰も泣きゃしないよ。
[大事そうに一つ目のプディングを齧りながら、オトフリートに異を唱える。ニョッキはイレーネが感想を漏らす前に、既に口にしていた]
だな。超美味かった!
…まぁ本人はそう言っても、ランプなんぞほとんど縁の無い俺が耳にするくらいなんだから、すごいんだろうさ。
キレイなのか…なんだろうな。おかげでランプの注文がさっぱりなんてぼやく親方にゃ、繊細でキレイなランプなんて到底無理な話さ
[オトフリートの親方評には、頭に再びバンダナを巻きながら口を尖らす]
腕の良さは、あるに越したことはないけどよ…
…見習いに対する態度の方が、俺には重要なんだけど。
って、まさかシスター!…本気じゃないだろ?
[自分の分だけチーズケーキを作らないなんて笑って脅すシスターに慌てて縋る目をし、がたがたと何やら音が聞こえてくるような気がしたから暫く上を向いて首を傾げていたが、じき男が下りて来た]
ん?あんたも見た事あるような…ハンスとかいう作家サンだっけ?
[自己紹介を耳にすると]
あ、やっぱり。シスターんとこに取材に行ってなかった?
(追加設定)
生母は幼い頃に行方不明に。今の侯爵夫人は後妻です。
彼女はとある事件が理由で侯爵家から姿を消しました。
その後生母は故郷へと戻り、まもなく死亡したという噂。
このことは侯爵家では禁忌のように扱われています。
故にミハエルはそれを何一つとして知らされていません。
[ミハエルに向かって]
そう・・・目立つところに。ありが、とう・・・。
[至宝の宝という言葉には若干くらりとした]
あのランプの塗料はね、特別なの。・・・夜色って、とても素敵な表現ね。
よろしく、ミハエル。
あたしの自己紹介は、しなくてもいいでしょうけど、イレーネと、呼んでね。
[重々しい玄関を抜ければ、そこは蒼い夜闇に包まれた空間。
それでも、月の灯りがあれば、十分に周囲の様子は見て取れる]
……さて、と。
[呟いて、動き出す。
その動きは、『銀糸の幻魔』としてのもの。
闇に溶け込むように周囲の様子を調べて行く。
何があっても対処できるように、状況を把握しておこうと]
おやすみなさいシスター。アーベルも。
[席を立つ]
[誰にも聞かれぬところで、少し歌ってみたいという思いに駆られて]
ごちそうさま。…ちょっと、月を見てくるわ。
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