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[昨晩の晩餐も少女にとっては豪華であったにも関わらず、今夜の晩餐は昨日よりも凄く見える。
ギュンターが言ってしまった後、ちゃんと対面してみたは良いモノの…少し躊躇し]
…そう?
ギュンターさん…って、良い人そう…だし…
来れて、良かったな。
[イレーネに話しかけられれば、慌てて振り返り、小さく呟くように…
…皆が料理に手を付け始めると、ソレに続くように、恐る恐る料理を取り…口へと運ぶ]
…
[美味しさに幸せそうに小さく息をつき…フォークを動かした]
お前が自慢するなよ
[などと、なにやら笑みを零しながら、自分とは違い慣れたようしているアーベルの言葉がえらそうに聞こえたのだろう。...はぶっきらぼうにそう言いつつ、後者については、確かに。と。同意して。]
そうだよなー。とんでもない労働量だし、俺もつまみ食いするな
[それはどうかな。という点までしっかり同意する。
そして、食事を口にすれば、さすがにおいしいなと思いつつ、アーベルがわずかに首をかしげたのにどうした?と思い、こっそりとその視線の先、エーリッヒを見る。
...はエーリッヒが常と違うことに気づいていないようだ。逆に内心首をかしげる]
シスター ナターリエが「時間を進める」を選択しました
―――…ふぅん?…元々食わないのは…知ってっけど。
[エーリッヒの言葉に、じ、と視線を向けて。
何処か腑に落ちない様子で言葉を返す。
傍で声を上げるカーバンクルの様子を見やれば、その表情は僅か険しさを増して]
……チビが心配してるのを見て、それでも笑って言えるならいーけど?
[口の中へ食事を放り込んで]
あーー……
[華やかなドレス姿のヘルガを見て別に好きとか嫌いとかいうのではなく、今まであったことないタイプなためか、呆然とする。
ヘルガのいうように、確かに自分もそろそろ見てみたいなと思っていた点では同意だったが、あれが誘惑というものなのだろうかとか、照れとかではなく、ぼけっと考えて。そのまま押し切れるのかなとか思っている。
食事もいいが、これだけ騒がれれば興味も大きくなる]
[エーリッヒとアーベルの会話を聞きながら、食事を進める。]
無理をして食べるものでもないとは思うけれど。
食べられないのではなく、食欲がすすまないだけなら、ある程度は口にいれておかなければいけないわ。
倒れてしまうわよ?
やれやれ……どちらも手厳しいな。
[カーバンクルとアーベルと、双方の様子に苦笑を浮かべてグラスの中を干し]
でも、大した事じゃないから……。
大丈夫。
[短くこう言って。
心配するな? と言いつつ、カーバンクルの頭を撫でてやる]
……大丈夫、だから。
[最後の言葉は、どこか独り言めいていたが]
―――ご明察。
先程聞かせて頂いた歌は――
その直系に継がれる物だと聞いた事があるものでね。
十中八九間違いないだろうさ。
[ニヤリ、と。その口許に弧が浮ぶ。]
伝説の歌姫…、『先祖』の声を収めたオルゴール。
―――興味は無いか。
[紅の光を湛え、その耳へと響かせるように、問う。
喩えその手を取ったとして―――此の魔にとって
彼女は、ただの手駒代わりに過ぎないのだろうが]
[エーリッヒのほうはわかんないからまあいいか。ととりあえず食事に没頭する。
と、そこで、幸せそうに食事をとっているブリジットを見て、好き嫌いがあるか知らないが、なんで背がこんなに…とか思っている]
[食事をゆっくり愉しんでる様子で、女は話すことよりも耳を澄ますことに集中する。
今宵ばかりは宝石の獣にも気を惹かれぬらしく、その主の様子もチラリと視線を投げるだけで、特に問おうとはしない]
…ァラァ、これは随分と美味ですわネェ。
ギュンター様はいいシェフを抱えてらっしゃいますわァ。
[ローテグリュッツェを一匙口に運び、こればかりは本心の賛辞が零れ落ちる。
それがシェフの手によるものでなく、流れるように手配する執事が仕上げた品と知れば、重たげに半ば伏せていた瞼をぱちぱちと数度だけ瞬かせ驚きを示した]
[ある時は料理を運び、またある時は飲み物を運ぶ
かくして、その正体は……ただの召使いなわけで
まあ、そんなことはどうでもよく
彼女は働く。一心不乱に働く。まるで何かを忘れようとするかのように馬車馬のごとく働く
しかし、それをお客様に見せることなんてない。もちろんつまみ食いなんてするわけない。それがメイドの(ry]
や、ちゃんと食べてもいますよ?
[ナターリエに返す言葉は、どこか冗談めいて]
一応、自分の身体の事は理解してますから、ご心配なく。
[にこり、と微笑みつつ。
やり取りに気づいたのか、大丈夫なのかと声をかけてくる邸の主にも、同じ笑みを向ける]
大丈夫ですって、御大。
せっかく、あれを見せてもらえるんだし、倒れたりしませんよ。
と、いうか、御大。
見せたくて、うずうずしてません?
[それから、話題をすり替えるようにこんな問いを投げれば。
主は、図星を指された、と言わんばかりに決まり悪げな笑みを浮かべて]
[幾度目かにホールへと舞い戻り、空になった器を認めれば、
酒を注ぎ足すのではなく透明な水の入ったグラスと置き換える。
先に断りも入れずというのは、本来ならば失礼な事だが]
レーヴェ様、差し出がましいようですが、
普段よりペースが早いのではないかと。
[他者が口を出しているためか、それ以上は何も言う事なく。
主に呼ばれ、失礼致しますと客人に会釈をしてそちらに足を運ぶ。
どうやら、お披露目をいつにするかの相談のようだった。
タイミングを計り兼ねているらしい]
本来ならばお食事の後にすべきですが……
[言いながらも、待ちきれない様子は容易に見て取れ、微笑する。
客人に向けるものよりも、それは何処か柔らかみを帯びているか]
[黙々と食事を続ける。
皆の姿や、話し声も気になると言えば気になるのだが…視線を向けるだけで、特に何も言わないようだ。
…何故なら、皿の隅に…器用に野菜が退けられているからであった。
エーリッヒの事を言える立場でないのは見てすぐに分かるだろう]
…?
[ふと、ユリアンに見られていたのに気付いたのか、ユリアンに向かって軽く首を傾げて見せた]
自慢してる訳じゃないんだけどな。
[俺だって初めての時は圧倒されたしな。と肩を竦めつつ。
続く同意に、深く頷いて]
つまみ食いがこういう美味い食事とか、最高じゃね?
労働しないならこの環境も恵まれてると思うんだけどなー。
[つまみ食いも駄目だし、そもそも仕事なら働けと。
しかし、エーリッヒの言葉を聞けば、小さく溜息を吐いた。
ユリアンがエーリッヒの変化に気付いていないのは気付いていないが]
…手厳しい、じゃなくてそれだけ心配だって事。
飲みすぎると、その内潰れるぞ。
大丈夫、なら、…良いけどさ。
[よくよくブリジットを見れば、しっかりと食べるものを区別している。
それを見て、好き嫌いってここまで背の大きさに影響するのか。と勝手に得心。
やっぱりブリジットの年齢詐称は気づいていない。
軽く首をかしげ見るブリジットに]
ちゃんと野菜も食べないと、ずっとこのままだぞ。
[と、頭をぽむぽむ。
でも内心、ちょうどいい位置にあるからそれもいいかとか勝手なことを思っている]
それなら良いのだけど?
でも心配をかけるということは、あまり食べてないということだわ。
理解しているのなら良いけれど。
[エーリッヒの言葉にはそう返して。
ふと視線をずらした彼女は、そこに、主と執事の姿を見る。
口元がほころび。]
ようやく、お披露目かしら?
……俺、そんなにアルコールに弱くはないんだけどな。
[潰れるぞ、という言葉にはさらりとこう返して]
でも、心配かけてたなら……すまない。
[それでも、心配、という言葉はさすがにこたえたようで、真面目な様子で言いつつ、軽く頭を下げる]
……執事殿にもとめられたし、切り上げとくよ。
[置いていかれた水のグラスを見やって、苦笑しつつ。
それから、主が執事を呼ぶ様子に、タイミングあわせかな、と小さな呟きを]
[ユリアンの呆然とした様子に気付き、女はくすりと笑みを零す。
少年の期待に反し、押し切る事は叶わなかったものの。
それだけ皆に待ち望まれているのだと、邸宅の主の自尊心はくすぐられたことだろう]
ゥフフ、食事が終わってのお楽しみネェ…。
そのような事おっしゃるからァ、皆様今宵は小食でいらっしゃるのですわァ。
[手の込んだ美味な料理達がそれほど減らぬ方をチラリと見やり、ネェン?と使用人に艶やかな笑みを向ける]
そんな、まさか……
[衝撃の事実に呆然と呟く。しかし耳元で囁きかけられた言葉にはっとすると]
それは……つまりは私にオルゴールを手に入れるのを協力しろ、ということですか?
[ニマリと口許に弧を浮かべ、こちらを見下ろす彼の瞳を弱々しく見返すと]
……少し、考えさせてください
[視線を逸らし、俯きながらそう言って、ホールへと向かう]
/中/
とまあ、回想部分はこんなものかしら
多分、迷った後彼女は協力することを承諾するかと
まあ、それはまだ今はもう少し先の話
…!
[頭ぽむぽむ。
そして、(少女にとっては)衝撃的な発言に、少しだけ皿の端に退けてある野菜を見やるが…
ユリアンに視線を戻すと]
き、きっと、伸びるもんっ。
食べなくても、生きていけるもんっ…!
[頬を軽く染め…一応、食事の席だからか、少しトーンを抑えてそういうと、ぅぅ、と皿の中の料理を見つめる。
…もちろん、料理を見ると、端にいる野菜達も見えるわけで…
フォークを持つが、動くに動けない状況らしい]
ま、自慢できるものではあると思うけどな
[料理や働きについてそう述べ、そして、初めてだと驚くのは俺だけじゃなかったってことか。とアーベルに言った後は]
だよなー。こういう場所でつまみ食いとかできれば最高だ。
そして、客人の俺らは本当いい身分だ。
[と、そのつもりもなかったが招待されたことに感謝の言葉をぼやきつつサボることもせず、的確に適切に仕事をしている、オトフリートやユーディットを見て]
ありゃ、すげぇ
[と呟く]
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