人狼物語 ─幻夢─


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青年 アーベル

―客室―

[ぱた、と軽い音を立てながら背表紙を閉じれば、
活字へと落としていた視線を上げる。…既に窓外は夜の帳が落ちていて。
それでも尚、昨日ほどでは無いものの邸内の慌しさには変わりなく。

小さく溜息を吐けば、寝台を軋ませて立ち上がる。
何気なく窓を微か開けば、―――横を通り抜ける風]

―――…魂、か、

[ふわり。と。蒼の髪を風が攫う。

薄く開いたその口唇から零れるのは、
―――本来より、僅か低く響く声。]


―――…

(242) 2007/05/16(Wed) 21:25:12

研究生 エーリッヒ

行った事がないんですか。

[じゃあ、逆ですね、と。
微かに笑みを浮かべて]

俺は、ここに来たら必ず書庫を使わせてもらってますよ。
落ち着けるかどうかは、人それぞれだろうけれど。

ええ、蔵書には、古い物もかなりの数が。
御大の収蔵品に関するものは、大抵は揃ってますね。

[かわいらしい、と言われたカーバンクルは真紅の瞳をきょとり、とさせて尻尾をゆらりと。
やや、首を傾げる仕種に合わせて、額の真紅が月光を弾く]

(243) 2007/05/16(Wed) 21:25:14

【赤】 青年 アーベル

此の邸内にある魂―――全て集めたら
どれ位のものに、なるだろうな。

[くつ、と僅か零れる笑み。
―――窓外の庭園を見据える瞳は、紅く。]

(*49) 2007/05/16(Wed) 21:25:25

青年 アーベル

[続く言葉は音に成らずに。ふわ、と瞼を伏せる。
再び現れた瞳は、窓から差し込む月明りを返して、蒼く光り。]

―――…

[数度瞬きを繰り返せば、ふるりと頭を柔く振って。
再び窓へと手を掛ければ、ゆっくりと、閉じる。]

(244) 2007/05/16(Wed) 21:25:42

【独】 青年 アーベル

……また。

[記憶が、飛ぶ。
…何かがおかしいのは、判っているけれども。]

(-58) 2007/05/16(Wed) 21:25:56

青年 アーベル

……あー…。

[何処か疲れたような声を上げれば
手に持った本を、サイドテーブルへと放り投げて。
気分転換に、と小さく首を鳴らしながらも扉へと向かう。

ぱたん、と、軽い音と共に再び扉が閉じられて]

―…→2F・廊下―

(245) 2007/05/16(Wed) 21:26:54

シスター ナターリエ

そうね。
真逆かしら?

[くすくすと笑う]

物を見せてもらうので、十分なのだもの。
でも、書物は盲点だったわ。
次に来たら、そちらにもお邪魔させてもらいましょう。
今はオルゴォルで手一杯だし。

[真紅は見えずとも、その輝きはわかる。
ただ少し不思議と思うばかり、首を傾げる様子はかわいらしく思った。]

(246) 2007/05/16(Wed) 21:28:43

教師 オトフリート

−ホール−

[昨日程ではないものの、召使い達はどこか落ち着きがない。
ずっと目覚めぬ主の事を、失われたオルゴールを思えば当然か。
しかし執事は客人達の給仕をして、邸内の点検を行い、庭園の植物の世話を済ませ、仕事の合間をぬって紅茶を飲み――つまりは普段通りの生活を送っていた。
異なるのは、そこに邸の主の存在がない事]

……ふう。

[零れた息は、少し気怠げに。それは憂い故か、他の要因か。
緩く首を振り、一瞬の後にはその様子も消え失せてはいたが]

(247) 2007/05/16(Wed) 21:30:52

青年 アーベル、メモを貼った。

2007/05/16(Wed) 21:31:27

教師 オトフリート、メモを貼った。

2007/05/16(Wed) 21:32:10

研究生 エーリッヒ

俺にとっては、御大に付き合うのは、仕事の一環でもありますから。

[くすり、と笑って。
しかし、オルゴォル、という言葉に僅か、翠の瞳は翳りを帯びるか。
右手がまた、押さえつけるように胸元へ……傷痕のある辺りへと伸びる]

(248) 2007/05/16(Wed) 21:33:56

シスター ナターリエ

…どうか、したの?

[その様子に、首を傾げる。]

(249) 2007/05/16(Wed) 21:35:27

宝石商 ザムエル

――客室――
[結局昨夜はたいした情報もなく、早々に眠りについて。
目覚めて様子を伺えば、邸内は昨日よりは若干落ち着いた気配を残し。
しかしそれは問題が解決したと言うわけではなさそうで。
とはいえ日課の途中にも食事中でも新たな情報は得られずに]

さて、どうしたものかの。
落ち着いたようなら誰かに話が聞けるかも知れんがの。

[ふとそう考えて、昨夜部屋へと去り際に執事がホールに現れたのを見、その言葉が伝えた物を思い返して]

明日になれば話す、と言ったか。
であれば話を聞きに行くほうが良いであろうの。

[無駄足にならねば良いが、と心の中では呟いて階下のホールへと]

(250) 2007/05/16(Wed) 21:36:17

【独】 教師 オトフリート

[主の存在は、力の要。
それがないとなれば、疲れもしようか。
元々、万全の状態ではないというのに]

(-59) 2007/05/16(Wed) 21:37:09

職人見習い ユリアン

[今日は何か事情説明があるらしいので。多分ホールに顔を出さなければならないだろうけど、時間までは聞いていなかった。
本でも読みながら時間でもつぶそうかなと。一つぐらいは地雷ではなかったのか
異彩を放つ装飾が載っている本を見る。
文化が違うのだろう。

何か奇妙な面とかが載っていたり、鉱物で造られたものではなく、自然の品々を使られたものがある。
これはこれで面白い

……微妙に分野とは違えていた]

……そろそろかな

[予想だけど。と。時間まで聞いていなかったため、ほぼ勘で選び、だらだらと立ち上がり、ホールへと向かう]

(251) 2007/05/16(Wed) 21:37:23

小説家 ブリジット

[ゆっくりと床に足を着ける。
ぼんやりと深緑の瞳は窓の外…遠くを見つめていたが、やがて、視線はドアへと向けられた]

…他の人は…どうやって過ごしてるのかな…?

[少女はあまり本は読まない。
だから、書斎には余り興味はなく…]

うーん。

[そうなると、外は暗いから…ホールしか行くアテがないのだが…
少女は軽く唸ると部屋の外へ出た]

(252) 2007/05/16(Wed) 21:37:41

研究生 エーリッヒ

あ……いや。
別に、何でも。

[首を傾げながらの問いに、早口で答える。
肩のカーバンクルは、どこか不安げにその横顔を見詰めつつ、尻尾をゆらりと振って]

(253) 2007/05/16(Wed) 21:38:24

【独】 宝石商 ザムエル

/中/
…アーベルが霊能でしょうか?
占い師がまだでていない気が……。

(-60) 2007/05/16(Wed) 21:38:33

宝石商 ザムエル

――ホール――
[ホールへと向かえば、そこに捜すべき人物の姿を見つけ若干安堵して]

こんばんは。
やはり疲れておいでのようですの。
とはいえ、ワシはまだ何も知らんのですが。

[疲れている様子の執事を驚かさぬように声を掛けて]

(254) 2007/05/16(Wed) 21:42:20

シスター ナターリエ

なんでもないという様子には見えないけど?

[首を傾げて、そう尋ねる。]

体調が悪いなら無理をしてはだめよ?
ギュンターさんだって、体調を崩してしまったのでしょう?

心配よ。

[カーバンクルに、心配でしょう? というような目を向けて。]

(255) 2007/05/16(Wed) 21:43:14

職人見習い ユリアン

[二階廊下に出て、階段へと。
その移動中。幾人か自分と同じ招待客も目に映る。
それを見て、時間は間違えていなかったのだろうかな。となんとなくほっとしつつ、ホールに行こうということで、移動する。
通りがかって会った人も挨拶を交わした後はとりあえずホール行こうかとまず促すだろう]

―二階廊下→ホール―

(256) 2007/05/16(Wed) 21:45:12

教師 オトフリート

ああ、シャイト様。
お恥ずかしいところをお見せ致しまして。

[疲れて、と言われれば、浮かべた微笑に苦みを滲ませる]

お引きとめしてしまって、申し訳御座いません。
お忙しいでしょうに。

[客人が来る頃には、いつも通りに豪華な――
けれどいつもより精彩に欠けた食事が運ばれるか]

(257) 2007/05/16(Wed) 21:49:55

研究生 エーリッヒ

[ああ、本当にここにはお節介が多い。
そんな内心は、深く、ふかく沈めておいた。

異常を押し隠せぬ自身にも、問題があるのだから、と心の奥で呟いて。
それはそれで、論点に問題があるとも言えそうだが]

いや、本当に大した事じゃないし。
それに……まだ、無理というほどではないから。

[返す言葉は、昨夜もここで口にしたものに似ていたか。
心配、という言葉には返す言葉もなく。
同意を求められたカーバンクルがこくこく、と頷けば苦笑が零れる]

……それはそれとして、風が冷えてきましたし……。
そろそろ、中に戻った方がいいかもしれませんね。
忙しい状況で、夕食に遅れるのも、申し訳ないし。

[それから、何とか話題を変えられぬものかと、こんな事を口走り]

(258) 2007/05/16(Wed) 21:50:52

職人見習い ユリアン、メモを貼った。

2007/05/16(Wed) 21:54:33

シスター ナターリエ

まだ、って。
無理になってしまうって自覚があるなら、早めの休息が必要よ?

[カーバンクルのうなずきに、彼女はにこっと笑って]

ああ、そうね。
もうそんな時間。
どうりで暗いはずだわ。

……夕食食べたら、休まなきゃだめよ?

[*彼ににこりと微笑みを向けた*]

(259) 2007/05/16(Wed) 21:54:53

シスター ナターリエ、メモを貼った。

2007/05/16(Wed) 21:55:32

宝石商 ザムエル

[いつものように仕事をこなそうとする執事に、薄く笑みを返し]

いや、ワシは半分隠居のような物。引き止められるのは構わんよ。

……それより、昨夜言っていた話とは、やはり昨日からの一件でしょうな?

[気にしていた一言を口にして、しかし今は回答は得られぬとは思ってはいるのだが]

(260) 2007/05/16(Wed) 21:57:47

職人見習い ユリアン

―ホール―

こんばんはー

[といって、常のような気楽な声で挨拶してホールに入る。
そこにはザムエル、オトフリート。と、ここ数日で見慣れた面々がいるぐらいで、ホールの中にはまだ全員は揃っていない。早かったのかな?と思いつつ。

ザムエルが、オトフリートに疲れておいでのようで。というのを聞こえ、なにっ!とオトフリートを見てみる。
だが、見た感じからはそれが感じられずに普段どおりで。
惜しいことした…と思った]

(261) 2007/05/16(Wed) 21:59:00

小説家 ブリジット

[外に出てみれば…他にも階段を降りる人達が居て。
少し考えてみれば、確かに空腹を感じていた。
…少女はほとんど動いていないから、あまり空腹は感じていなかったのだが…]

…太っちゃうかなぁ…

[小さく呟けば、首を横に振る。
縦に伸びるのは良いが、横に伸びるのは嫌だ、と。
そんな事をしている間に、少女もホールへとたどり着いた]

(262) 2007/05/16(Wed) 21:59:04

教師 オトフリート

[老耆の思った通り、執事は曖昧に微笑を返すのみ。
しかしそれは、長い付き合いの彼ならば肯定とも取れるか]

皆様がお集まりになりましたら、お話致しましょう。

[次いで姿を現した二人の客人に、恭しく頭を下げる]

(263) 2007/05/16(Wed) 22:03:20

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