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[これを用意してくれたのは誰だろうか、とぼんやり考える]
[痛む喉が僅かに楽になったことにホッと息をつき]
[用意してくれたことに心から感謝した]
ギュンター…
[名前をエルザから聞けば、ふりかえって。]
嗚呼、おじいさんはそういうお名前だったのですね。
迷子になっていらっしゃるの…
かわいそうな、おじいさん。
…神は、神の御許へ行こうと思うものを拒みはしません。
おじいさんがそう思ってくださることをわたくしは祈るしかできません。
ふふ。
神父(Father)クレメンス。
私はこれでも、情報を武器に生きている者なのですよ――
[目の前に居たナターリエには分かっただろう。彼の瞳があかくなる。]
[3人の騒ぎをじっと見つめていたけれど、ふと、自分のかけていた薄紫のショールを脱ぐ]
[ベアトリーチェのか細い身体に着せ掛けた]
自由にしてあげられないのは道理だけれど。この子を、こんなままにしておかないで。
…お願い。
[アーベルにそう頼んで、きびすを返した]
→ミハイルの部屋(I)へ
[額を触れられそうになればやや困り顔で、ナターリエの手を手で払おうと]
…大丈夫です。
無理をしているわけではありませんから。
[笑む]
[アーベルが「ベッドに放り込んでおく」といってくれたことに安堵の吐息]
[ミハイルの部屋をノックする]
…ミハイル?
大丈夫なの?
[red eyes...]
綺麗な、色ですね…
[the 'vox' is small.
コエは小さく。
blue changes gold, like sympathized.
それにつられるように青が金へと。]
[その抵抗に抗うことなく、...は困ったような微笑を。]
本当に、皆さん…強情がすぎますよ。
あなたも無理をしてしまいそうに見えます。
…甘えることも大切ですよ?
[それはアーベルに対しても思っていることかもしれない。]
ああでも。
食べられるのならば…欲しい…
…もう、無いのですか?
[瞳は飢えて]
…いえ、私が目覚めるのが遅かったのです…
謝らないで下さい、シスターナターリエ。
[わずかな沈黙さえ不安で、扉をそっと開ける]
入るわよ。怪我はないって聞いたけど、大丈夫だった?
[ベッドの上のミハイルに微笑を向ける]
[ああ、良かった。生きている]
─ベアトリーチェ自室─
[室内には豪華なベッドと並んだクローゼット。
部屋の真ん中には立派なドールハウス。
半分に分かれて開く構造だが、間取りはこの屋敷とかなり良く似ている。
その周りに散らばった沢山の紙の花。
ドールハウスのあちこちで、人形たちが思い思いに佇んでいる。]
[どうにか上体を起こしたところで響くノックの音]
[そして入ってくるエルザを認め]
あ…大丈、夫、です。
[けれど応える声は嗄れて小さなものだった]
yes,
どうしてだかはわかりません。まだたくさん、残っていましたのに…
[what?
it's clear the word.
何がといわずとも言葉が何を示しているのかは明白で。]
…わかりました、それならば謝りません。
でも、次は。
次に、誰かを食べるときは…あなたも。
あんなに甘くはないかもしれませんが…
[むしろこれは鍛え方が足りない。
奥歯をかみ締める。
視界の奥で少女を連れて行くアーベルを見、思った。
彼の動きは何時でも滑らかだ。昔も、今も。]
大丈夫、ですから。
[瞳を逸らす。
ナターリエが誰を思っていっているのか、彼に察する事は出来ない。]
/中/
白:425pt(飴x…2だっけ?3だっけ?(お前))
灰:154pt
赤:2092pt
赤は2000きりそうですね。
…ねm
…本当に。
[困ったようにオトフリートに言う。]
あなたの様子を見て、大丈夫そうに思える人なんていませんよ、きっと。
せめて、つかまってください。
お部屋まで、送るくらい、させてほしいです。
[心配です、ともう一度。]
─部屋(G)─
[部屋に入れば、それはすぐさま目に付いた]
……人形……。
[そう言えば、昨日も持ち歩いていたな、と思いつつ。
ひとまず柔らかなベッドに少女を寝かせる。
部屋に入る直前に託されたショールは、直接、細い身体に着せ掛けておいた。
それから、改めて人形たちを見やる]
……一人目は、引き裂かれた。狼の牙に……ってか?
[老人の人形。老人の死体。容易に重なる二つのもの]
だが、俺は。
……喰われてなんかやらねぇ。
[低く呟く刹那、覗くのは、幻魔ではなく青年の決意]
わたくしの…?
嗚呼、神父様も仰ってましたね。
金、なのですか…?
[i lean my head to one side/軽く首を傾げて]
その状態では、動くのが辛いでしょう…?
わたくしも、動けなくなっていました。
神父様も…
だから、せめてつかまって下さいな。
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