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青年 アーベルが「時間を進める」を選択しました
……それにしても。
[ふい、と顔を上げ抜け殻の体を眺め首を傾げる]
何故に、ワシじゃったんだろうの。
あぁ、歳若き者では敵わぬとでも踏んだかの。
ギュンターと親しき故に、かの。
さて、人ならぬものの事はわからんわいの。
[ぽつぽつと一人ごちて]
しかしながら、ワシで良かったのかも知れんの。
先の短き故、もしもの事があったとて、いずれ逝くのだ大した違いはあるまい。
先のあるものを選ばなかった事は認めてやろうかの。
[そこまで呟き、しかしながら邸に別のざわめきが起きるのを聞く]
[その声のする方に意識を向ければ、そこはまた混乱の中にあって]
……なんと、もう一人囚われたと?
ワシ一人では足りぬか…?
それとも………?
[何もなき虚空に一人在りて、他にすることもなく思考に身を落とせば、いつしか*時さえも忘れて*]
…やはり、間違い無い。
[今でも変わらないんだな。
とポツリ零れる音は、室内へと低く響く。
暗闇の中で、紅を湛えた瞳を持った青年の姿をした其れは
僅か、その薄い口端を上げてほくそ笑む。]
[潜んでいた場所から僅かに移動して、邸の門の方角を見やる。
そろそろ、侍女と郵便配達人とがやり取りを終え、去っていく頃か。
昼から無理を言って引き止めていたから、不審に思われたかもしれない。
魂を奪われたものの容態や、犯人の逃亡も考慮すればやはり、]
……時間がない、か。
[呟いて、庭園に一歩、足を踏み入れた]
─アーベルの部屋の前─
[庭園をあとにすると、彼の知っていることを聞き出すためにアーベルの部屋を訪れる
僅かに躊躇するが意を決し、コンコンと扉をノックをする
中から返答があれば、失礼します、と中へ入るだろう]
[...は疲れか、苛立ちか。髪をかきあげる頭を抱える。
昨日予想していたわけだが、犠牲は一つに留まらなかった。
悲しくないといえば嘘だが、抑えきれないほどでもない。
思慮深く穏やかなザムエル。古く想いのこもった綺麗なものが好きなナターリエ。
どちらもあったばかりだが嫌いではなかった。
特に、ナターリエとは感じかたが似通っていたからか。特にその印象がある。でも…]
わからないのはどうしようもないってのがまいる
[さまざまな感情を吐き出すように。深く息を吐いた]
[室内へと響き渡るノック音に、伏せていた視線を微かに向けて。
本来ならば、すぐさま青年へと譲り渡していただろう意識も
扉の向こうに感ずる気配にくつりと笑みを零すだけで]
―――どうぞ?
[何処か愉快めいた低い声を返しながら、
寝台へと横たえていた身体を起こし。]
[丁度、召使いの少女と擦れ違うも、いつも通りの笑みを向け挨拶を交える。
訊ねる間も与えず通り過ぎたから、相手の反応もまともには見ていない。
白と黒の咲き誇る一角まで辿り着くと、刺に僅か付着した赤に目を眇めた]
/中/
はい、やらかしましたすいませんっ!
ていうか、明示されてない事は表に書いた者勝ち、っていうのを伝えきれてなかったなー。
ここら、しっかりせんと(' ';;
……失礼します
[中に入ると、こちらを見ている彼の瞳は真紅
ああ、彼の方かとなんとなく思う。なら]
前置きはいいですわね。知っていることを教えてください
……、随分な挨拶だな。
[闇の中に現れた侍女の姿に、くつくつと笑みを零す。
手に持った書物をサイドへと閉じ置けば、紅の光を其方へ向けて]
まずは聞こう。―――何処まで判った?
[まるで、答えあわせをするかの様な問い]
─2階・客室─
[意識が戻れば、周囲は淡い闇の内。
その色彩に、ずっと眠っていたのか、と嘆息して]
……それにしても、『暴走』……ねぇ。
[小さく呟いて]
基本的に、存在が暴走してるようなモンだろうが、あれ……。
[はあ、とため息をついて、起き上がり。
テーブルの上のレポートを一冊手に取って、ぱらり、ページをめくっていく]
[何処まで判ったか、と問われれば僅かに思案し]
恐らく、犯人はヘルガ様。先ほどまで一緒に居まして確信しました
……最初は貴方かと思ってましたが
―――私が?…まさか。
わざわざ手に入れるだけなら、態々君を焚付けた意味すら無くなる。
[侍女の言葉に、僅か眉を上げ。
それでも起こる様子は見せずに、くつ、と愉快そうに笑みを零す]
そして、その確信に間違いは無い。
…肝心なオルゴールについては、まだ掴めず仕舞い…か?
[彼の愉快そうな笑みには、僅かに眉を寄せるものの]
……確かに。筋は通っていますね
[そう無表情に返す
ただ、オルゴールの在り処について問われると、僅かに視線をそらし]
……ええ。まだ見当も
[薄い口唇を震わせれば、
零れ落ちるのは音のない旋律]
――……………
[否、それは人ならざる者には呪として聴こえるか。
白の花弁は風もないのに微かに揺らめく]
ま、止まっていても意味はないか……俺が動いたことで意味があるかなんて知らんけど
[なんて不満げにぼやきながら、とりあえず借りたまま返していない本を返そうか。
その後は、どうするか…なんて考えて部屋を後にする]
[部屋の中、黒が動く。
金糸の髪がふわりとゆれる。
自分の部屋に誰が来ていたのか、彼女は知らない。
外へ出よう。
扉は開いていたのか、それとも開いた隙だったのか。
そっと身を躍らせた。]
……一つ、教えてやろう。
窓の下へと広がる庭園に、あの女の気配が満ちているのを知っているか。
先程まで、何故女が庭園に居たか
―――その理由を、考えてみれば良いさ。
[視線を逸らす様子に、愉快そうに笑みを深めて。
侍女が自ら答えへ辿り着くのを待つかの様に、ただ情報を紡いでいく。
其処まで知り得ながら自ら動かない理由。それすら告げないまま。]
あぁ―――そろそろ、あの女も"限界"だろうしな。
近々、あの庭園に『赤』が花開く。
[興味が沸いたら、言ってみると良い――
何かを思い出したかの様に、突然話題を変える。
その口許には、笑みが浮んだまま]
[再度確認した、過去の記録。
一度に複数の魂を得た事が、なかった訳ではない。
ただ、その後に『暴走』と称してもおかしくない事態が発生していたらしいが]
暴走の兆し……とでも、言いたいのかよ……。
……それだけ示唆して、どうするつもりだ?
そうしたくなければ……って?
[苛立ちをこめた呟きに答えはなく、やれやれ、と息を吐いて立ち上がり、窓を開けて夜風を呼び込もうと]
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