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ああ……誰がいるのかと思ったら、貴方か。
[そこにいるのが誰かに気づいて、こんな呟きをもらし]
お陰様で、悪くはないですよ。
……あれから、ずっと眠ってたせいか、色々と落ち着いてますし。
[それから、投げられた言葉にこんな答えを返す]
ナターリエ、さん・・・
[部屋の主の名を呼ぶでもなく呟いて、扉を見上げる。其処に既に彼女がいないことは知らない筈なのだが、表情は何処か沈痛なものを思わせる。]
[やがて紅く染まった双眸は一筋の泪を流す。館の主の時と同じ透き通った色。]
―庭園―
[白の薔薇を見る。
他の色もある。
緑の茎を見る。
とげの先には何色か]
んー、でもやっぱりここは綺麗ねえ。
[話など気にせず、そっと触れる薔薇。
白の薔薇。]
研究生 エーリッヒが「時間を進める」を選択しました
研究生 エーリッヒが「時間を進める」を取り消しました
研究生 エーリッヒが「時間を進める」を選択しました
研究生 エーリッヒが「時間を進める」を取り消しました
―ホール―
まった誰もいないな。いんだけど。
[...はとりあえずホールにやってきた。別に何が目的と言うよりも、目的がないからここにきたと言うほうが正しい。
何をするにしてもここからなら移動しやすいだろうと思って。
とりあえず通りがかった使用人に軽食を頼みつつ、最初はなれなかったのに、慣れたもんだな。と微苦笑]
こんな生活、夢みたいなもんだよなー。ってことでここで起きたことは夢でしたーってな落ちにならないもんかね
[なんて都合のいいことをいっても現実は変わらないことを認識しつつ椅子に座り軽食が来るのを待つ]
研究生 エーリッヒが「時間を進める」を選択しました
御期待に添えなかったなら、申し訳ありません。
[冗談めかしてそんな事を言うも、続いた言葉には首肯]
それは好かった。
[微笑みを湛え、指先は薔薇を弄る。
棘のついたままなれど、それは執事を傷つける事なく]
……ああ。
フラウ・キアストライトの件は、御存知ですか?
研究生 エーリッヒが「時間を進める」を取り消しました
[外へと続く扉を開ける…
夜の闇を纏い、月の光に照らされた眠っている花々は少女の知らない夜の顔で、小さく感嘆の声を漏らす]
綺麗…
こんな事なら…もっと、早く出れば良かった…
[お婆ちゃんも、こんな綺麗な夜の世界を見せてくれないなんてずるい。
小さく思うが、ふと、誰かの話し声が聞こえてきた気がして辺りを見回した]
…あっち?
[少し躊躇ったが、そっと足音を忍ばせて声のする方へと近づいていく]
職人見習い ユリアンが「時間を進める」を取り消しました
職人見習い ユリアンが「時間を進める」を選択しました
[ふと、彼の様子が変わる
その瞳は蒼く、きょとんとした顔でこちらを見ている
それを見て、ああ、彼が引っ込んだのかと悟ると]
こんばんは、アーベル様
[そう言って深々と一礼]
ノックをさせていただいてもご返答がありませんでしたので、失礼ながら勝手にお部屋の方に入らせていただきました
[申し訳ありません、と謝意を述べたあと]
つきましては、お部屋の方検めさせていただいて構いませんでしょうか?
ランプ屋 イレーネが「時間を進める」を選択しました
期待って。
ただ、上から見て誰かいるな、って思った程度ですから。
[冗談めかした言葉には、こちらも冗談めかした口調で返し。
それから、投げられた問いに、微かに翠を陰らせて]
……ああ。
あの後……部屋に戻る前に、立ち寄って見た……からね。
複数の魂が奪われるのは、過去にもなかった訳ではないようだけれど。
……正直、驚いた……。
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