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ランプ屋 イレーネが「時間を進める」を選択しました
少女 ベアトリーチェが「時間を進める」を選択しました
[ユリアンが自分を守るようにベアトリーチェと対峙して、はっとする]
・・・・・・!
[今どうするべきなのかも、分からず。
もう全てを放棄してしまいたくて。
ユリアンの問いに]
分から、ない・・・分からない。
[ただそう答えるだけ。自分の頭を両手で覆う]
神父 クレメンスは、旅人 ハンス を能力(襲う)の対象に選びました。
神父 クレメンスは、貴族 ミハエル を投票先に選びました。
[分からないと答えて、両手で頭を覆うイレーネ。
混乱を無理ないと肯定するように小さく頷いてから、ユリアンは努めてイレーネを背に庇い続ける]
…俺も分からない。アーベルさんの仇…人狼が討てるのかとか、そもそもどいつがそうなのかとか…
でも。
[「見たくない、見せたくないから」
「起こして終わらせてあげる」
「私は慣れてるから大丈夫」
「皆でやればいい」
「一人じゃ駄目でも、皆でやれば」
ユリアンには到底意味の理解できない言葉を呟くベアトリーチェに、油断なく顔を向けたまま]
わけのわからない奴に注意深く目を向けて、妙な事をされないように気をつけて、警戒して…
そうしながら、何とか生き延びる道を考えるくらい…
それくらいなら!
[できたっていいはず。
少女が目の前から立ち去れば、それで良し。
駄目ならばせめてイレーネの手を引き、まだしも理解できる話の叶う人の多く居る筈の屋敷に駆け戻る隙を狙って、*足に力を込める*]
[アーベルの首を振り返り]
・・・とても強いと、聞いていたのに。
[人間だと分かったのがこの人でよかったと、思っていたのに。
今夜はまた占いを。
何か今までと別の、力が、自分の中で静かに息を顰めているのが分かる]
・・・・・・外さないわ。今夜は
[ 歪んだ王国に ぼくたちは住んでる
歪んだ鏡を 守っている ]
[何時か何処かで聞いた唄。閉ざされた王国の唄。
如何して今になって思い出したのだろう。]
[目が覚める。酷く悪い夢を見た気がした。
身を起こし頭を振って。]
・・・・・?
[傍らにベッド。
如何して僕は床に居るのだろう。確かにあのベッドは柔らか過ぎるし、絨毯だってふかふかしているけれど、床で寝ようなんて思った事は無かった筈。
何時の間にこの絨毯は赤い色に変わったのだろう。埃一つ見当たらない白だったのに。しかも完全な赤ではなくて、不整合な斑模様。]
[辺りを見渡す。ガラスの窓から目に飛び込んで来るのは何時もの景色。広々とした暖かそうな春の庭。
ぐるり、反対側に首を動かして。]
何で開いてるんだ・・・・?
[扉を見て、呟いた。
鍵は掛からないけれど、何時も寝る前には一応きちんと閉めて居た筈。
そう、何時も。]
・・・・
[込み上げる違和感に首を傾げた。]
[此の侭ぼォとし続ける訳にもいかないだろう。開かれていた扉から外に出る。妙に身体が軽いような気がした。]
[もし扉が閉まっていたなら、その手が既に触れられないことを知っただろう。
廊下に出た後、扉を閉めようと振り返ったなら、表札の名前が消えているのを目にしただろう。
けれど僕は未だ*気付かない。*]
/中/
お疲れ様です。此方も好きに動いてますが気になさらずに。
本日は割と頻繁に覗けると思いますので。現実を突きつけてやって下さい(ぇ
中会話なるべく無しも了解です。
[転がったままの頭を体のところまで運んで、
開いたままだった瞼をそっと閉じさせて。]
おつきさまと、おともだちになれた?
[小さく問うと、その額に口付けを。
沢山の花でその周りを飾り、ぺたぺたと裸足で屋敷へと戻る。]
[表札が白い板へと変わってしまった、エーリッヒの部屋とアーベルの部屋。
そのドアの前にも、手向けのように花を飾って。
自室に帰ると、じゅうたんの上には、
ドールハウスの中でずたずたにされた金髪の人形。
ドールハウスの裏で転がっている、首の取れた人形。]
[優しい夢を、見ていた]
[ふわふわ]
[身体が浮かび上がる。ふわふわ。
…ああ、そうじゃない。
抱き上げられて、揺られているんだ。
『…軽いんだな』
ベアトリーチェと同じ顔をした少女の最期を『視て』気を失ったあの時。
自分も身体が冷たくなって、このまま、死んでしまうのかと思っていた。
とくん、とくん、とくん。
心臓の音が聞こえた。
温かい胸。男の人の腕だ。
『おやすみ、歌姫』
あたしをこの世界に呼び戻してくれた、あの温もり。あの、声]
[あの、心臓の音]
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