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中/
一人、まるで違う方向にひた走っているユリアンである。
エーリッヒと絡んでいないから何か気づくこともないし、オトフリートは少なくとも味方だろうぐらい。
アーベルとユーディットの異常は気づいていないしな
[朝早かったからだろう。特に誰かに会うこともなく、工房について……
そして現在に至る]
―工房―
[それからただの一時も休むことなく、創り続けている。
それは、弱さゆえの現実逃避もあったのかもしれない…が、作業を続ければ話は別。
その持続力はそもそも彼のもの]
そうですか。
[目を伏せる様子も、昏みを帯びた孔雀石は静かに眺め]
私は私で、仮契約の身ゆえに、大した力もないのですが。
[更に主の魂が囚われているとなれば、その制限はより大きい。
そこまで口にする事はなけれども、表情には苦笑が滲んだ。
けれど後に告げられた言葉と仕草とには、くすりと笑みを零して]
お互い様、という事ですね。
[それから、ふ、と視線を逸らす]
私と、貴方と、そして、彼女以外にも存在はするようですが――
どうにも、掴み所がない。
/中/
うー、なんだかなぁ、な役職まとめー。
結局、ヘルガ・アーベル…魔(狼)、ユーディット囁狂で良いのかな?
でもって、エーリッヒ妖魔、だよね?
オトフリートは守るの何の言ってるから多分守護だろう。
問題は占霊。
ブリジットがザムエルの夢を見た、と言うのは恐らくは霊能なんじゃないか、と。
占が判らん…
てか、イレーネって結局なんだったんだろう?
ナターリエの目の十字とか。
イレーネがこうも寡黙で残ってるのは、役職と思われてるんだろうなぁ。ナターリエ占ならもっとはっきり残すだろうし。
まぁ、ユリアンは何処から見ても村人だとは思うけど。
[どくん。
呼吸さえも微かであるがためか、脈打つ音が内にて響く。
それは己の鼓動などではない。今や自身の体は人ではなく全て造るための機関だ。狂ったと見紛うばかりに一心な集中力はそこにある。
ゆえにこの音は鼓動ではなく、胎動。
どくん。
これより生まれでる物の胎動。
そのリズムにしたがって想いを吐き出し息吹を吹き込むべく...は作業を続ける。
そして……]
でき……た……
仮契約……?
ある意味、似たようなもの、か。
[彼……彼らの場合は、互いに死と消滅を回避しようとする意思から、融合する、という存続のための唯一の選択肢を取り。
その後、身体の主である彼が、魂魄に棲みついた魔を『仮の名』によって束縛しているだけ、という状態で。
それ故に、完全な魔となる事はないまま、十数年の歳月を経ているのだけれど]
……しかし、嫌なお互い様だ。
[呟く言葉は、こちらも苦笑を帯びていたか]
オルゴールが戻らない、という点で、他にいるのは間違いないだろうが……。
[それが誰、とは特定できないのは、彼も変わらず。
沈黙したままの魔に問うても、答えは期待できそうになかった]
[結局...が選んだのは薔薇だった。
理由は単純。箱は作れても中身の音がないのは駄目だろう。というそれだけ。]
にしても……
[そもそもにして...は形にそれほど興味はなく、だから造る限りにおいてはなんでもよかったわけだが……]
使い道ねーー
[ブローチだろうか?ペンダントだろうか?指輪には少し大きい。ブレスレットにつけるならまだいいか?とは色々想像できるが、...にとっては全く持って使い道はなかった]
/中/
でもって、現在残6人。
うち、妖魔1、囁狂1、魔(狼)1
今日は上手く持って行っても囁狂だろうし、最終日、オトエリVS魔(アーベル)が一番盛り上がるだろうし。
そうなるとオトエリは襲いたくないだろうからイレーネかな?寡黙だし。
うん、やっぱ日曜朝だな、終わるの。
とか言って、読み違ってたらどうしようか?
何かしら。
そういえば。
まだ誰にも会っていない。
[呟いて。
なんとなく、白く感じた方向へと向かう。]
―ホール→庭園―
まあ、色々とありまして。
[困ったような笑みを浮かべて、肩を竦めてみせる。
執事自身は純然たる魔であるものの、一時は力も記憶も失い、
十年前に現在の主――オストワルト氏に拾われた訳だが。
しかしそれを彼に、わざわざ語る必要もないだろうから]
当人に自覚がないようでしたから、ね。
どうも、そちらは違うのでは……と思っているのですが。
[少なくとも今はと独り言ち、懐から出したのは黒の花弁。
けれどそれは薔薇の艶女の時とは異なり、揺らめく色を湛える]
それに……お気づきでしょうが、
先日とは異なり、オルゴールの気配が辺りに漂っています。
今の“持ち主”が隠す力を有しないからでしょうか?
[顎に手を当て思案するようにしながらも、
警戒を解く様子がないのは、信用している訳ではないからか]
[彼女がたどり着いたとき、白のひかりは消えていた。
そこに居るのはエーリッヒとオトフリート。
二人の色を見やりながら、そのそばにいるものをみる。
紅色の薔薇の少女。
そして]
今晩和、シャイトさん。
[ザムエルに声をかけた。]
[ぼんやりと
見える者などいないだろうが、ぼんやりとそこに佇んで二人の話を聞いたまま]
……二人とも、魔を宿す、か。
しかし、それは悪しき者では無いようだの。
[そう呟き]
やはりオルゴールは戻らぬまま、かの。
あのお嬢さんの魂を奪ったのはそやつであろうが…
手掛かりは無し、と言うのでは捜しようもないかの。
しかし、ここで頼れるのは今そこに居る人達だけじゃて。
もどかしいがの。
[苦笑めいた物を浮かべ]
[声を掛けられ其方を見遣る。
見える者が居るなど思わずに]
…おや、これは。
こんばんは、ナターリエさん。
[現れた女性に挨拶を返して]
お互い、難儀な事になりましたな。
[自分で作ったものを見る。
それはあの夜に見た、オルゴールほどの危険な魅力はないが、人が造り上げた魅力あるものだと…思う。
紅と黒が1:2の割合でできた花びら、緑の金属糸でところどころに棘を象った。壊れることはあっても枯れることはない薔薇の華。
全体的には静かで力の無い光を放っているが、紅の花びらだけは目を細めたくなるほど煌いている。
そこでなんとなくわかった。自分はここに、無力感による虚しさという感情を吹き込み形にしたのだと。
そして、紅の花には、そこから生まれる憤り。
それを改めて感じ、なんとなく恥ずかしく感じる。]
そうですね。とっても大変なことになってしまいましたね。
[困ったような顔をして]
でも、こういうのも新鮮ですね。
何かのアトラクシヨンみたい。
…なんて、おかしいですけど。
[小さく笑って]
きっと、すぐに戻れますよ。
─1階・音楽室─
[ひと思いに、この屋敷に居る全員の魂を捧げるという魅力的な案をチラリと考えつつ、表向きまともに仕事をこなしていたが、ふらりと、彼女はこの部屋を訪れる
部屋の中央には、グランドピアノ
この屋敷に来た際に聞いた話では、本来は主人の亡き妻が音楽を愛していたために作られた部屋という話だ
歌姫も音楽を愛していたのだろう。それゆえ魔と契約をし、歌声をこのオルゴールに封じたのだろうから
知らず、彼女の口から歌が紡がれる]
Dies irae, dies illa,
(彼の日こそ怒りの日なり)
Solvet saeclum in favilla:
(世界を灰に帰せしめん)
Teste David cum Sibylla.
(ダヴィデとシビラの証のごとし)
Quantus tremor est futurus,
(審判者やがて来りまして)
Quando judex est venturus,
(万(よろず)の事厳かに糺(ただ)し給わん)
Cuncta stricte discussurus!
(人々の恐れ戦き、如何にや在らん)
[視線を動かすその端に、赤き衣装を纏う少女がちらと浮かぶ。
薔薇の如きスカートを閃かせ、舞う少女。
その色はあの魔の女を思い起こさせるか。
それが、その魔である事には今は気付かず]
[肩を竦めながらの言葉にはそう、とだけ返す。
特に詮索する必要性は感じなかったから]
無自覚……か。それじゃ、『こいつ』が興味を示す事もなければ、ローゼが感じ取る事もないな。
[肩の真白をふわりと撫でつつ、呟く]
それに、『こいつ』は自分に興味がない事には自分から絡まないし。
今回は……『永遠のオルゴール』だから、騒いでいるようなもんだしな……。
[真白を撫でた手をまた、胸に落として。短い嘆息]
力が高まっているのは、魔を取り込んだから、だと思っていたけど。
隠す力がない……というのは……今持っているのが、普通の人間……って、事か?
[だとしたら、危険すぎると。呟く表情は険しさを帯びて。
警戒を解かぬ様子には気づいても、さして気にした様子も見せず]
そうですな、この状況も慣れれば面白い。
あまり慣れても困るであろうがの。
[そう笑って]
そこの…
[そう言いながら執事と青年に目を遣り]
この二人がきっとオルゴールを見つけてくれるでしょう。
きっともう少しの辛抱でしょうな。
[観察し終えると、興味も薄れる。
これは...の悪い点だろう。造った後はあまり興味がわかないのだ。
今はそれよりも]
あっちーー。
[今更気づき、汗を拭うがあまり効果をみなさない。
ずっとやり続けていたからだろう。服も軽く雨に降られたように汗に濡れていて、気持ちが悪い。
薔薇の装飾の使い道も浮かばないため、どう加工するかなども考えずとりあえず紐に引っ掛けて首から下げ、工房を出る。
外気が気持ちいい]
ええ。慣れちゃったら困りますわ?
[にこっと笑う]
この色に慣れちゃったら、色のない中で生きるのは難しいと思いますし。
そうね、二人とも。
普通ではないですし。
魔にかかわりがあるのかしら? それとも…
何にせよ、きっとすぐですよ。
[紡ぐ歌は鎮魂歌(レクイエム)の一節、Dies Irae(怒りの日)
果たして、彼女が鎮めようとしたのは主人の妻の魂なのか、
オルゴールに魂を捧げた歌姫なのか、
あるいは今現在オルゴールに縛られている魂なのか
それを誰も知る由もない]
まあ、私も本来はそういった質なのですが、
主に仇名したとあっては……ね。
[同じ“魔”としては共感するところがあるのか、
青年の嘆息とは対照的にくすりと笑みを零したが、
後半の声を紡ぐ頃には、やや物憂げな表情になった]
今日の犠牲者の事も考えれば、
まだ誰かが手にしているのは確かだと思うのですがね。
力がないのか、もしくは、わざと隠していないのか……
どちらにしても、また厄介な事になりそうです。
[腕を組んで顎に手を当て溜息を零すと、緩く首を振り]
正直、疲れておりますので、
どなたかにお任せしたいところなのですが。
[冗談めかして、小さく笑んだ]
……色…
[そう呟き思い出す、彼女の描く物
あぁ、そうであったか、と心で呟いて、しかしそれは言葉には出さずに]
戻っても色は褪せぬかも知れませんぞ?
こうなっては何があってもおかしくはないでしょうからの。
魔に…そうですな。
けれどきっとこの二人は善き者なのでしょう。
ワシらを助けようというんですからの。
すぐに…そう願いたい物ですがの。
ぅ…ん…
[ゆっくりと身を起こす少女。
小さく頭を振れば、ぼんやりと窓を見つめていたが…]
…そう…そうっ、なんか、ユーディットさんが、オルゴール持ってて…
羽交い締めにされて…
オルゴールの蓋が開いたと思ったら、なんだか、気が遠くなって…
と、とにかくっ、この事、誰かに伝えなくっちゃ!
[ば、と立ち上がると、急いでドアを開け…]
…へ?
[すかっ。
ドアノブにかけた手はすり抜け…バランスを崩した少女はそのままドアに倒れ込む]
きゃっ… … …?
[……そして、彼女は気づかない。否、気づけない
オルゴールが常人では聞き取れない共鳴を発していることを
何故なら、彼女自身は力を持たない存在ゆえに]
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