羨ましい。生きているのは羨ましいわ。
だって触れることも話すこともできるんだもの。
私だって死にたくなんかなかった。
なんで私が死ななくちゃいけなかったの…!?
[話していいと言われて、暗い感情の一部を吐き出す。
心の苦しさが少しだけ減った気がした]
独り、じゃない。
そう。私だけじゃないよね…。
[浮かべられた微笑にも宥められる。
リディを、カルメンを、ギュンターを。瑠璃の向けられる範囲にいるなら順番に見て、息を吐いた]
うん、大丈夫。
独りじゃなかったら、きっと見ていられると思うの。
苦しくても、我慢できると思う。