―6の部屋―[出て行く二人を見送る。そして地面に座り込む]僕は、病弱、で意地っ張りな王子様の見張りを、するで、す。[王子様、なんとなく口から出た言葉だった。だけどその言葉はものすごく適切だと思った。皆に心配されて、それを受け入れない姿、そしてお付の者に痛い目に合わせれるあたり、まさに王子様]ふっふっふ……。そうすると僕はなん、の立場になるんで、すか、ね?[下らないことを考えながらも見張りの目は緩めない]