―自室―[記憶は束の間過去へ飛ぶ。まだ幼く生きていくのだけに精一杯だった頃。ボスとなる人物との出会い。ただ害となるばかりだった力の制御を学んだこと。そして]ああ、あの時も珍しく白羊のが表に出てきたんだっけネェ。他の皆が混乱して、獅子のを手に掛けて。[思い出す高揚感、口元が吊り上がる]