―1F ロッカー―[手をのばして頬のあたりに触れ、眠っているだけなのを確かめるとほっとしたような表情を浮かべる。それから、辺りを見回す。]――何か…探して、[“――俺のパスケースを知らないか?”][はたと、思い出し。まだ開かれていないロッカーへ手を伸ばし、探し始める。]