[>>176>>178 糸のこと、今は先を急ごうと思い2人の顔を見てから盲目の少女を見ただろう。もしかしたらベアトリーチェが何か言ってくれたのかもしれない。それを止めはしないつもり。]
…えぇ、助かるわ。
[常緑の瞳とまたかち合えば、気高さが蘇る星を感じた。
静かに歩んだおかげか蛇は運よく出て来なく、カードキーを持っていた石像の傍まで辿り着くだろう。]
ナターリエ。
ライヒアルト。
[2人の名を一度呼んで、すぐ左手に見える扉
――この中だろうかと手を伸ばすが、ぞわり、と嫌な予感が全身を走り抜けてドアノブから手を離した。]
……ッ!