[無言のまま、見つけてきた箒で砂を小石を掃き集める。白い砂が、白い塵が、かつて命であったものらの残滓であるならば。ひび割れた壁の傍らに集めた砂を積み上げて、先ほど手折った花を捧げた。]…おせっかいだったらごめんね?でも、そのままにしておいちゃいけない気がしたの。[弔いの作法など知らなかったけれど、静かにその前で目を閉じる。]