空…泳ぐ?[エーリッヒの声で聞こえた言葉は、目覚めの頭には良く残らない。探していた手を握り返してくる大きな手に、微笑んだ] ううん。あんなところで眠っていたのが悪いんだもの。 あ――。氷、探して持っていくんだったのに。[眠る前の用事を思い出して、肩を落とす]