…えぇ。教えて…。エーリッヒがくれるなら私は…あげるわ。私の今ある全てを―― …[露にされる肌、最初は驚いて怯えそうになるけれど彼に身を委ねて信じようと、信じたいと思った。]…貰って。さらって。[髪に、背に彼の掌の温もりを感じて]そして、わすれないくらい…二度と…忘れられないくらい あいして。[女性らしい膨らみに触れる手。訪れる不思議な感覚に、小さく声を漏らした。]