◆ENDRP[右肩の傷、それにやや眉をひそめるものの。差し出された手を取って、光──治療薬の元へ。これが生み出された経緯を思うと、複雑なものもなくはないのだが]……この状態に、慣れたくはないからな。[見えぬ右の目。このままではいられぬから、と。それでも、効果にはやはり不安があるのか、先に投与するのは自身の腕。すぐに視界は戻るわけではないけれど、見やった数字は確実に下がっていった]……ん。大丈夫そうだな。[それと確認したなら、腕を出させて、ナターリエにも、薬の投与を]