◆ENDRP 先生![眼鏡をかけたその人へと駆けて行って。撫でてくれた、労わってくれた、見送ってくれた、その人の姿を目に収めた。変わらぬ言葉、声。表情] 駄目ね。 見えなくてもいいと思っていたけど、見えたら、どんどん我侭になるの。 もっと見ていたいのよ。[光の中、揺れる糸。それは淡く輝いていて、目映い視界の中でも一段と浮かぶ] ノーラさんは、笑ってるときが一番素敵なの。[夢だと、儚い夢だとわかりながら、だからこそその短い時間を心の中に満たそうと――目の端に、映る、人]