『ノーラ。 この手紙を読んでいるという事は お前は無事に病が治ったのだね。 おかえり。 おめでとう。 そして、すまない。 先日、母さんが石になり私も足から 石化が進みもう胸まできている。 だからお前とまた会える事はもうない。』[手紙を持つ手が震えていた。 ぽつぽつと顎から滴る熱いものは止まらなくて]