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-広間-
[人気の無い広間には物言わぬ少年がひとり。
冷めて薄れたスープの匂いに混じって、僅かな死臭。
すっかり血に汚れてしまった絨毯は、誰も洗うものなどなく。
すっかり固まって黒ずんだ血痕を踏まないようにそっと避けて、少年に花を捧げた。
彼は、あの男にナイフを向けたのだと言う。
その瞬間を自分は見なかった。
あの少年が人にナイフを向けるようなどんな感情があったと言うのか、ヘンリエッタにはわからない。
もしかしたら死んでいたのはあの男かも知れなく。]
流れ者 ギルバートが「時間を進める」を選択しました
見習いメイド ネリーが「時間を進める」を選択しました
[途切れ途切れの意識が、また、ふいに繋がって。
惹かれるままにそちらをみやれば、毛布に包まった彼を抱く、お下げ髪の少女。]
……ネリーさん…?
…あっ……! 重くない…大丈夫かなぁ……?
[きょとん。それから、何度も瞬いて。
曖昧な感覚の床を踏んで、慌ててその後を追いかける。]
/中/
ところでですね。みくしに書きましたけど
なんでそんなにまとめサイトを利用されるんですか。
会話する場所はまとめサイトではないです
ここです
まとめサイトの会話なんてやらないでください、本当に……
[階下へと降りる階段の途中で]
[毛布に包まれた少年の亡骸を抱き抱えた]
[侍女服の女性に行き会う。]
あ。
[と会釈して]
……それは、トビー……?
[問い掛ける]
[少女は『聖書』の中に託された物を丁寧に仕舞い込んで――]
誰から…聞きに行きましょう?
[聖書を小脇に抱えて、長く細い金糸を靡かせ――]
行って来ます、神父様――
[アーヴァインの部屋を後にした]
[暫く少年の顔をじっと見つめていたが、近付いてくる足音に、慌ててテーブルの下に姿を隠した。
息を顰めたまま、緑の髪の少女が、少年に毛布をかけ、運ぶのを見守る。
彼を抱き上げるその仕草はやはり優しく見えて。]
[階段途中で会った男性に、同じように会釈を]
……はい。
ずっと広間に置いておかれるのも、…ですから。
[言いながら、男性が昨日牧師を殴っていたのを思い出す。今の、いつもの姿からはかけ離れた、激昂したような。
そういえば、殴られていた彼は――?]
昨日は……何が如何なったのか全然分からなくて……
トビーを其の儘にしてしまった。
出来るなら、自分が…あの子の部屋に寝かせてやりたい。
良いだろうか?
[彼女が出ていったのを確認し、テーブルの上に残された鍵を握る。
錆の感触が手にざらついた。
そのまま、足音をしのばせて広間の扉から外を窺う。]
[ 変化の無い様子には寧ろ訝りはするものの敢えて其れを問う事も無く、不機嫌そうな表情を返す青年も叉、覚醒めの前とは何も変わらぬ様に見えるか。]
……失礼だな。
[ 然れどだからこそ余計に、此の状況では未だ感じられる不自然さ。]
書生 ハーヴェイは、冒険家 ナサニエル を投票先に選びました。
書生 ハーヴェイが「時間を進める」を選択しました
そう…ですか?
……でしたら、お任せします。
[この間話した時より、口調がしっかりしているような印象を受ける。
違和感を覚えつつも、毛布に包まれた少年をそっと、男性のほうへ差し出して]
[年齢の割には細い彼が軽いのか、それとも仕事柄力があるのか。ネリーの足取りは安定していて。
ゆらゆらと意識が揺らぎながらも、その少し後ろを付いていく。]
「……それは、トビー……?」
[遺体(からだ)の近くにいるからなのか、今度ははっきりと届いた声に、ぱっと顔を上げて。]
だって、さ。
何となく、なら、書庫に行くようなイメージがあるんだもん、ハーヴェイの場合。
[やや、小首を傾げるようにしつつ。さらりと返して]
―階段―
[下へと向かう階段の途中で捜していた男を見つける]
こんばんは。
随分元気そうだね?
[出来るだけ冷静に、声を掛ける
片手で上着の下のナイフを探って]
書生 ハーヴェイが「時間を進める」を取り消しました
投票を委任します。
書生 ハーヴェイは、流れ者 ギルバート に投票を委任しました。
――廊下――
[『聖書』を片手に、少女はくるりと記憶を廻らす]
無くなった武器庫の鍵…。神父様の対象から外れたのは…誰…?
そして――男手の神父様を…あそこまで出来るような人は…?
[ふっと溜め息を吐いて――一度だけ瞳を閉じると…]
あの人は、何という名前だったかしら…?
[くすり――]
[微笑を湛えて――]
[少女は歩みを進めた]
ありがとう……
[そっと差し出された少年の遺骸を]
[壊れ物を扱うように抱き取る]
[痛ましげな目で蒼褪めた顔を見つめ]
……俺が、あの時、
[感極まった様に言葉詰まり]
……ああ。
そう云えば、すっかり忘れてたな。
[ 書庫。何故だか其処に行く事は思いつかなかったと顎の辺りに手を遣りつつ、]
じゃ、清廉なる音色に誘われてとでも?
[軽く笑みを返して然う答える。異質な状況の中の平穏な会話は矢張り違和感か。]
[”あれから”の青年達の遣り取りを、温かな胸で泣き濡れていた彼は、知らずにいたから。
流暢なその言葉を、不思議には思うも。それ以上に、嬉しくて。]
………ありがとう…お兄さん………。
ネリーさんも……ボクを連れて行ってくれようとしたんだね…ありがとう……。
[くしゃりと笑みを浮かべようとしたけれど、それは頬を一粒滑り落ちた雫ゆえに、泣いてるようにも見えたろうか。]
[少年の顔を見つめる瞳に、抱いて来た疑念が少し、揺らぐ。
――獣がこんな表情をするのだろうか?
言葉の続きを黙って聞こうとして]
「……あ、トビー君。」
[後ろから掛けられた声に、一つ瞬いて、振り返る。]
…ローズマリーさん……?
[一瞬、笑みを浮かべるも。
なんだか少し緊張した気配を感じて、不安そうにその名を呼んだ。]
[その男の腕に抱かれた物を見れば一瞬表情が変わり
しかし其れはすぐに消えて]
あんたとそいつは仲が良かったもんな…
悪いな、俺のせいで。
[感情は無く、淡々と]
[わたしは――
あぁ、きっと止められない。
それでも今は、目の前の子のために。
微笑を作る。]
きっと、弔ってくれるのでしょうね。
良かった。
[どうにかしてこの子をここから離そうと思った。]
それはどうも、って答えとくべき?
[返ってきた言葉に、くす、と笑う。
外で貼り詰めて行く緊張に、気づいているのかいないのか。
そこだけは、全てが動き出す前、さながらで]
お蔭様で。
怪我は大分良くなった。
記憶も……昨日あんたがトビーを殺した所為で思い出したよ。
[吐き捨てるように]
[琥珀の眸が激情の強い光を帯びる]
[ 此処に在るのは嵐の前の静けさだろうか。
部屋の外の空気が変わるのには薄々と気付いていた。己が血を与えた獣の動向は、全てでは無くとも僅かには感じられていたから。尤も、然う云う効果があると彼自身知っていた訳ではなかろうが。
然れど彼が手を下す事はない。唯したのは、獣を解き放つ手助けだけ。]
書生 ハーヴェイが「時間を進める」を選択しました
そうか?そいつは良かった。
[相手の目に剣呑な光が浮かんでも、それを返すように睨んで]
あんた、俺に言ったよな?
人か、獣か、って。
同じ言葉をあんたに返す。
あんたは何だ?
人か?…獣か?…どっちだ?
まあ、そうだな。
[ 何かに気付いたのか、己が入って来た部屋の扉を一瞥するも視線は直ぐに逸らされ、メイの云い様には矢張り小さく笑みが零される。]
……。
[ 不意に訪れる沈黙。募る、奇妙な違和感。]
大丈夫か?
[ 或いは其れは、尋ねない方が好い事だったのかもしれない。]
[話を聞いた時は恐ろしくて、よく気に留めていなかったけれど、武器庫は一階のどこかにあったはずだ。
初めてここに来た時に、探検してあけることの出来なかった場所。
ヘンリエッタは記憶を頼りに開かずの扉を探した。]
此処に運び込まれた時には色々と世話になったそうだから、先ずは礼を言って置こう。
けれど、お前がトビーにしたことを許す積りは無い。
[ギルバートが踵を返した気配に気付いたか。
ふと視線をそちらへとやれば、階上には彼を――した、蒼髪の男の姿。]
――――あ…っ!
[反射的に怯えたのは。死の瞬間を思い出してか。]
[ 緩やかに上げた黒の視線は碧の少女の向こう、窓の外を彩る深き闇を見遣る。既に陽は落ちて地平線の彼方に沈み月は天へと其の姿を現した。其れは即ち――。]
……獣の時間、か。
[ 刻を告げる、静かなる聲。]
[廊下を彷徨い、耳にしたのは鋭い声。
聞き覚えの無い……いや、どこかで聞いた覚えはある気がするのに、思い出せない。
ヘンリエッタの知る誰とも違う、吐き捨てるような口調。
それが、先ほどネリーが向かった階段の方から聞こえてくるのに気づき、嫌な予感に胸が騒いで。]
いっそ獣なら…?
[そういわれ思い至る。
人狼に心捕らわれた哀れなものに]
なるほど、でもあんたは獣の味方だろう?
ならば、やはり赦しては置けないな。
[冷たい笑みを浮かべ、見つめて]
[ 酷く不思議そうな――平然とした様子に何処かが可笑しいと、然う感じられる。然れど其の正体までは掴めず、黒曜石の双瞳には僅か困惑の色。揺らぎ。]
……メイ?
[ 眉根を寄せて小さく其の名を呼ぶ。]
[ローズマリーの作られた微笑みも、優しい言葉も怯える彼を素通りして。ただ、震える。]
…ゃ、だ……
[ローズマリーと逢えたからか、魂が肉体と切り離されたからか、ナサニエルへの理不尽とも言える怒りは既に消え去っていたけれど。]
[もっとも身近な”死”の原因であるゆえか、恐怖はいや増して。]
[先程まで穏やかに話していた彼ら。彼女に対しては。
2人が顔を合わせた途端、酷く剣呑な雰囲気を漂わせて]
[息を飲み、様子を見つめる]
仲間を信じられない?
其れは思い違いだろう?
あんたがそう思ってるだけだ。
それとも、人狼のほうが優しかったか?
あんたは人を裏切った、違うのか?
大丈夫、大丈夫だから。
落ち着いて……?
[あぁ、耳が捉える音にわたしは泣きたくなる。
でもそれよりも
トビーを強く抱きしめて]
[何故こんなに不安なのだろう。
自分は、彼女を疑っているのではなかったか。
でも、
それ以上は思考にならず、ただ、緑の髪の少女を求め階段へと急いだ。]
[そっと近づく、優しい姿と声。大好きな女性(ひと)。
――けれど、彼女と”あの男”は…とてもとても親しかったから。]
……ゃだ…… ぁぁ……
[ふるふると首を振って。後ずさる。
耳に届く敵意の言葉は、どれくらい理解できていただろうか。]
――!
[ギルバートの言葉。まるで獣を知っているとでも言いたげな。
ナサニエルの言葉には、覚えがあった。
獣の味方。――何のことだっただろう。
脳裏に響く嗤い声]
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