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[金糸の男性は
記憶の何処か 引っ掛かるものが 有る
けれど、なかなか結びつきはしない]
……
[すっ、とベッドへ腰を降ろしても思索は続く]
[金糸の男性と話をしていた人々の顔を思い出しつつ]
[部屋の中には石像が一つ。
そして奥に鍵のかかった扉があった]
うーん、扉は開かないです、か。
[扉を弄り倒すが開くことはなかった]
[ベッドに腰掛けて
注射をしている様子のエーリィ。
其れを受ける女の子の姿をぼぅやりと、見る]
……
[ぱち、ぱちと蒼は瞬いた
ゆっくりと右手を右頬に添えて]
くれるの?
でも…
[困ったような顔を、その亡骸に向ける。
しっかり握られた鍵は、どう頑張っても指を割らないと抜けそうにない。]
これで、あけられるって。
[隣のドアを弄っているユリアンに声を掛け、白く石化した人の手元を指差す。]
でも、無理やり取ったら痛そう……
[扉を開けるのをあきらめた時だった。
様子のおかしい女性が部屋に入ってきたのは]
おや?おや?おや?
どうされたんです?
[言葉は届いたのか分からなかった。
女性は石像に一直線だったから……]
[ゲルダの声と去っていった方向に身体を向けて]
二階があるのね。
あのおじさんが入ってた部屋に階段があるの?
二階に他の人も、いるのかな。
[そちらへと足を向けて歩き出す]
―二階/部屋5―
あ、はい。見せてください。
[空気を切り替えるかのように>>585話され、こくりと頷いた。
アルバムでは実物の魅力を伝えきれないのだろう。
それでも見せて貰った写真は、感動を引き出してくれた]
わぁ…。
[夜明けきる前の冷たい空気を、暮れなずむ夕陽の僅かな温もりを想う。声を掛けられるまで、その写真に魅入っていただろう]
あ、とと。ごめんなさい。
ここで何か探すのは、鋏とかも探してからがいいですよね。
[一つに気を囚われると周囲が見えなくなる癖が出た。
また呆れられてしまっただろうか。顔が少し火照った。
ライヒアルトに写真を返すと、廊下へ戻った]
[声は届いてようだった。
示された先を見ると手の中から鍵がわずかに見えた]
うーん、これは壊さないと取れないです。
せっかく綺麗なまま残ってるからもったいないです。
でも、扉の先もワクワクです、悩みます。
[額に指を当てて悩み始める]
うん? でもなんで貴方様はこの鍵がすぐ分かりましたか?
[思考の最中にでてきた別の疑問を率直にぶつけた]
あちらが、医務室?
この施設に近しい者と言うのは、彼女ではなさそうだな。
私と同じ患者服に、首輪だから。
[姿を現した女性──カルメンは、緩慢な動作で部屋へと戻って行く。
着飾らずとも在るだけで、なまめかしいふくらはぎに目を奪われかける。
知り合いなのだろうか、口元に指を添えて思案するが。]
あの人は……――
…不思議な人ね。
[解るわ。と謂われた時の、似ていないのに
鏡を見たような感覚を思う。微か虚ろは眸をよぎり]
――ええ。その体勢ではそうでしょうね。
[他の服は一旦床に置き、
ナターリエの肩に白いケープを掛け
胸元で紐を結んだ。
――伸ばされた手に瞬く。]
…、なに。
[ハインリヒを見、それからその視線の先
自分の頚元を見下ろすようにした後]
――…少しひりつくだけよ。たいしたことはないの。
[咳が聞こえて、今度はブリジットのほうが
ごく控えめに手を伸ばす。]
…貴方のほうこそ、
暖かくしておくことよ
[駆けて行くゲルダに気づけば、
手は退くだろう。どうしたのかと瞬いて]
[アーベルの声に頷いて]
向こうの部屋にゲルダの作ってくれたシチューがあるの。
まだ残ってるのか判らないけど、でもたくさん作ってくれてたんじゃないのかな。
[アーベルの方へ向いて厨房の方を指差す]
医務室には、おじさんと、後リディさんとエーリッヒさんがいるのよ。お薬も、ある程度はあるんじゃないのかな。使えるのか、判らないけど。
[ヘルムートにはそう言って、階段へ向かって歩き始めた]
おしえて、くれたの。
[まだぼんやりとしたまま、ユリアンに答える。]
大丈夫、って…そんなの……
[ふるふると、石になった姿を見つめて首を振る]
[エーリッヒによってインシュリンが注射され、幾分か痛みが引き、ふぅと息を吐く。]
……………あ。えっと、……ごめん。
その、私。頼るのに慣れてなくて(ごにょごにょ
[とかもじもじと呟いていたが、]
……と、駄目だ。
[スクッと立ち上がると、ひとつパンッと自分の頬を叩く。]
うむ、弱気は私らしくない。私最強、自身を持て。
[そう言って、ある種の自己暗示をかける。
しかし、ちらりとエーリッヒの持つケースを見ると]
だがまあ、インシュリンは…………ああ、今はそれが全部、だな。
[残りは3本分。恐らく長くは持たないだろう。]
教えてくれた、です?
石像と話が出来るなんて、誰かにバレタラ解剖されますですよ?
[驚きからかよく分からないこと口走る。
いつもと変わらない気も若干したが……]
大丈夫? なにがです?
[心なしか心配そうにゲルダを見つめた]
[医務室の隅、人の居ない所へ行き
床に腰を降ろす
ぼぅ、と何かを考え続けている様子]
……
[引っ掛かってはいたものの]
…
[思い出せないらしい]
私は医務室へ行こうかと考えた所だったが。
二階があるか。
[冷凍睡眠に入る以前の記憶が明瞭で無いのが、もどかしい。天井の高さからすれば、建物に二階や三階があっても不思議は無いが。儚げな外見や、盲目であるにも関わらず、二階へ向かおうと積極的な少女。]
おじさん?
と、あのおじさんは同一人物で良いのか。
二階に危険があるかもしれない。
医務室が現状複数人が居て安全な場所であるなら、
私は、二階に付いて行こう。
ゲルダ嬢の様子も、不可解だった。
否、二階には他の生存患者がいるのかな?
嗚呼、……どうも慣れないな。
他人に問うてばかりの己と言うものは。
[階段の場所をベアトリーチェに尋ねながら、共に二階へ向かおうと。]
こういう状況ですし、辛い時は頼ってくださると、
僕は嬉しいですよ。
[どこか年齢離れした言動をしていた少女が、
もじもじと呟く様は、年相応に見えて。
ふっ――と微笑む口元は柔らかい。]
……そうですか。
あるかは分かりませんが、僕がもう少し薬品庫探してみますね。
[立ち上がった少女が落とした視線の先。
それを差し出しながら、立ち上がる。
背中が軋んだ――そして背中側から胸に走る痛み。
差し出してない方の手が、思わず口元に向かう。
乾いた咳を一つ。ザラリとした感触が手に。
気がつかぬ振りをして、口元から握りこんだ手を下した。
そこにあるのは、穏やかな微笑を湛える唇の形。]
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