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…っぅ!
[思わず身を抱いて押し殺した悲鳴。
まるで、砕けて割れる痛みを感じているような。]
ごめんね…でも、ありがとう……。
[白い砂のように砕けた破片をジッと見つめた。]
[上のほうから聞こえる、話し声と、次いで何かが砕ける音]
又誰か、石像でも壊したのかしら。
[大広間で始めに壊された音と、同じ音がした。
隣を行くヘルムートの足取りはゆっくりで、歩調を合わせているように感じた]
どうして、こんなに茨が這ってるんだろう。
眠る前は、こうじゃなかったと思うのに。
嗚呼、壁にした方が良いな。
二階に近付く程、手すりに茨が多い。
否、壁も──、
いばら。
[ベアトリーチェが付いた部分は空白だったが、壁にも所々茨が渦巻いている。ただの植物もこう存在感が有ると、おぞましいものに映る。]
棘が刺さる。
血が少しだけ、滲んでいる──な。
[少女の手を取り静止の呼びかけ。刺さった棘を抜くところまでは思い付くが、怪我人の手当等した事の無い彼は、布を巻く事を思い付かない。傷口に触れぬよう、少女の手を取り、ペースを合わせるようにして、]
何か有ったら、抱きかかえて行く。
それ位の事は出来る。
私が、鍛えていた事は、ベアトリーチェのママは教えてくれなかったか。
さあ、着いた。
[座り込んだゲルダを安心させようと微笑もうとした。
実際はうまく笑えていたか自信がなかったが……]
うーん、僕はもっと図太いかと思ってましたけど……。
案外普通でした、少し残念でとてもがっかりです。
[そこまで言葉を吐いてドアが開いていることに気づく]
ん? ブリジット?
もしかして、見ちゃったですか?
[立ち竦むブリジットの様子を見て頭を掻く。
あまり人に見せたい光景でなかったから]
2回、聞こえたね。
二階の廊下は一本道。
複数の部屋が並んで有るようだ、ベアトリーチェ。
[ベアトリーチェの顔を覗き込み、それからそっと手を*離した*。]
まいったです、少し待つとしましょうか。
[そのまま二人が落ち着くまで待つ事にした。
本心は扉を開けたかった。
これ以上想定外の出来事は起こすべきでないのは明らか。
ならば落ち着くのを待つしかない、そう結論付けた**]
[手を取られ、けれど上まで急ぐスピードはかわらずに]
そうなの。身体を鍛えてたかなんて、言ってなかったわね。私が興味なさそうだったから、言わなかったのかも。
[着いた、という声と物の割れる音]
本当。
石の割れる、音だったわ。あの音知ってるもの。
[手を離されると、杖を突いて音のしたほうへ*歩き出す*]
―― 医務室 ――
……あぁ。
そっ、か。
[繋がる記憶の欠片]
[辿り着いた、足跡]
そういう、こと。
[独り言]
[ゆっくり頷いた]
[そ、と立ち上がる]
[落ち着かなかった]
……
[思い出したから]
[よく一時でも忘れていられたものだ]
[自嘲して]
[部屋の隅から立ち上がると医務室を出る]
―― 医務室→ ――
―― 回想/自分のカプセル ――
[ゲルダが、水を持ってきてくれたことはぼんやり覚えている]
[心配をかけて申し訳ない。大丈夫だから。ありがとう]
[それだけの言葉を必死で連ねようとしたが、どこまで通じたものか]
[しばらくどうしようもなく呻いて、目を閉じて。
瞼の裏でぐるぐる回る暗闇をにらみつけているうちに、まるで力尽きるように意識が落ちていた]
[それが再び浮上してきたのは、しばらく時間がたった後]
―― →大広間 ――
[空腹には違い無い]
[けれど別に構わなかった]
[ふらふらり]
……
[進む足はまるで幽霊のよう]
[目的以外はあまり目に入って居ない様子]
取りに行かなきゃ
[ゆらゆらと安置所方面へ向かう]
―― 自分のカプセル ――
[目が、覚めた。
そんなに長い時間ではなかったはずだけれど、大分疲れが取れ、体が軽い。頭の痛みも、眠りに落ちる前が嘘のよう]
………ああ、やっぱり疲れてたんですね。
冷凍睡眠なんて、生まれてはじめての経験でしたし。
やっぱり、自然に反すると良くないんですよ。
[目の前で両手を開いて、閉じて。
指一本一本動かして、力の入り具合と動き具合をチェックした]
……よし、快調です。
[枕元にまだ水がたたえられたコップが残っているのを見つけて、ゆっくりと身を起こす]
―― 安置所 ――
[ゆらゆら踏み入ると]
[緩慢な動作で一望する]
……
[せんせいが身体を起こしているのなら]
[きっと視界に入るだろうから]
[笑みと視線を向けたかもしれず]
[そのまま自身のカプセルへと向かう]
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