人狼物語 ─幻夢─


47 【いばらの王 blue-side】

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政治家 ヘルムート

──…ッ

[ダーヴィッドの腕を強く引寄せ、上着を捲り上げる。
 関節の内側のまだ滑らかさの残る皮膚をさすり、浮き出た血管を目指して、注射針を突き刺した。──相手の了承を待たず。
 抵抗されて、針が折れては不味いと、ダーヴィッドの身体を壁際に押さえつけ、抱き込むような体勢。]


少し我慢してくれ。
頼む。

[床に投げ捨てる使用済みの注射器。
 容態の急変が恐ろしい。背筋が凍り付くようだ。バンドの数値変化とダーヴィッドの歪められた顔のどちらからも目がそらせない。息が酷く荒くなっていた。]

(145) 2009/10/06(Tue) 13:29:15

令嬢 ブリジット

[人殺し]
[(見殺し)]
[――かすかな眩暈]


っ―― ゲルダ


[いらない]

[呟いたまま動かなくなる>>143]
[地に膝を着いて――肩を支えるように抱いた]

(146) 2009/10/06(Tue) 13:32:54

消防士 ダーヴィッド

>>145

[痛みにまた意識が遠のいて、もう手放していいと思った時、
腕に何かが刺されて、ビクリと身体を震わせる。

痛さは感じない、熱い、熱くて、冷たい…その違和感に無意識に押しのけようとする動きを何かが制して、そのままただ、動けずいたけど……。

痛みの頂点が過ぎたようで……下り坂を感じる感覚にほっとしたけど、痛みが逃げると同時に浮かんでくるカルメンの顔…。]

……あ……

[思い出して、また震えた。]

………僕が………

[ヘルムートの肩口で掠れた声をだした。]

………僕が………ころし………

[そこまで言いかけた時、今度は深い睡魔が頭を包み込んだ。*]

(147) 2009/10/06(Tue) 13:40:26

政治家 ヘルムート

[ダーヴィッドの身体のこわばりが緩んだところで、押さえ付ける腕をそっと離した。肩口に感じる赤毛の男の身体の震え。]


……ダー

 ヴィ ッ ド?

なんだと、今──。

[顔を上げた時、ノーラは何事かを呟いた>>142ように見えたが、耳には届かなかった。もしも、聞こえる声だったとしても聴覚が認識したかあやしい。何故なら、頭を抱え、踞ってしまうゲルダの姿が。誰かの苦しみを狂気を受け止めてしまったかのような彼女の姿が。
 意識を失った男性の身体はずしりと重い。掛かる負荷に、僅かに呻き声を上げた。]

(148) 2009/10/06(Tue) 13:48:53

研究員 ハインリヒ

…ひと ごろし、

[拾えた声を反芻して、
吸い寄せられるようにゲルダを見つめる。

―――…あの時と同じような、

…どの時だ…?―――――…思い出せない。
思い浮かんだのは…鏡の、]



…大丈夫か…?


[うなだれる姿に、慌てて駆け寄る。]

(149) 2009/10/06(Tue) 13:50:22

政治家 ヘルムート

[階段を降りようとする時、ゲルダはなんと言ったのだったか?
 そして、──今、ダーヴィッドは何と言ったか?

 ゲルダの言った言葉を尋ねるように、強い眼差しでブリジッドを見た。]

(150) 2009/10/06(Tue) 13:52:44

星詠み ノーラ

[>>144 もう一度彼女に顔を向けて、何か困ったような苦笑いになりかけた顔を見せた。]

……

[ゲルダを不安げに見ていたが、階段の下の方――
ヘルムートと、ダーヴィッドへとここで視線を向ける。
>>148呻き声が聞こえれば]

ヘルムート…
貴方も早く回復を…。

(151) 2009/10/06(Tue) 13:56:45

研究員 ハインリヒ

[少しだけ立ちくらみを感じて、咳をした。
呻き声が聴こえるとそちらを見る。]

…ダーヴィッドと…お前さんは、大丈夫か?

[ヘルムートにそう声をかけてからゲルダの様子を窺う。
眸を覗くようにしたのは、カルメンの姿を思い出したからかもしれず]

(152) 2009/10/06(Tue) 13:57:36

令嬢 ブリジット

ゲルダ、……、しっかり

[嗚呼。声が震えた。
しっかりしろ、とは自分に向けてか。
肩を抱いた手で、そのままゲルダを支えるように抱き締める。駆け寄ってくる者たち。
ダーヴィッドの声は、聞こえなかった。>>147]

――、…

[視線を感じて、ヘルムートの方を流し見た後、
眼を伏せて 抑えた声で辿る>>132]

“ユリアン…をいれないと 11人”
“だって…、 …カルメン――  が”

[軋むような感覚がある。]

(153) 2009/10/06(Tue) 13:59:09

令嬢 ブリジット

“むしばまれて”


――“ひとごろし”

[言葉の破片を繋ぎ合わせるのは
酷く怖ろしいことのように思えた>>143>>134]


“ほしい”
“だから  いらない”


[ゲルダは――何か、謂ったろうか。
もう一度、ヘルムートを見た。
聞いた分はこれだけ――と謂うように]

(154) 2009/10/06(Tue) 14:05:19

清掃員 ゲルダ、虚ろに目を見開いたまま、反応しない。

2009/10/06(Tue) 14:06:16

政治家 ヘルムート

カルメン。

……彼女 を。

ッ、 く──

[人間の頭部は存外に重い、ダーヴィッドの首筋のバンドを確認しようとして、己自身が上手く動けない事に気付く。衣服で分からないが左脇腹から腰に掛けてが、不味くなっている気がした。だが、ダーヴィッドの吐息で皮膚が僅かに湿るのが分かる。]

ダーヴィッドは、
生きてる。

[緩慢な動作で、意識を失ったダーヴィッドに負荷をかけないよう、床に倒れ込みながら、赤毛をまさぐり──数値を確認した。]

数値 さがっ……た。

(155) 2009/10/06(Tue) 14:08:45

令嬢 ブリジット、政治家 ヘルムートの言葉に、 ほんの少し、身体の力を抜いた。

2009/10/06(Tue) 14:17:42

政治家 ヘルムート

[ブリジッドに、理解出来た助かると言う風に頷いた。──ぎこちない動作だ。
それから首を横に振る。スローモーション。ブリジッドだけではなく、ハイリンヒにも、その場に居た全員に、特に動かなくなってしまったゲルダに届くように、出来得る限りの明瞭な声で言った。]


ダーヴィッドで

なければ、

私が

カルメンを殺した

かもしれん。

[もう一度呻き、サーベルの鞘に触れようとする。ハインリヒが声を掛けてくれた事に気付くが、己の事となると答え方が思い付かなかった。]

(156) 2009/10/06(Tue) 14:18:19

研究員 ハインリヒ

[ケホ…咳の後、ゲルダの首の数値を確認して。
虚ろな眸を隠さぬゲルダの頭を撫ぜて離れる。
――…その色を見る度、脳裏が揺れそうになる。
ダーヴィッド達へと振り返ったのは、
眸から目を逸らすためでもあったかもしれず]

薬…は、本物って…わけか。

[ヘルムートの報告、注射器を探すように
紺青を泳がせてからヘルムートの下へ向かう。]

腕、出せ。

[相手が動く前にヘルムートの腕を掴むと
袖を捲くって手早に注射を打った。]

(157) 2009/10/06(Tue) 14:19:29

研究員 ハインリヒ



―――――…どういう、意味だ。


[>>156ヘルムートの言葉に。
まただ…視界がぶれるような 眩暈。]

(158) 2009/10/06(Tue) 14:20:46

政治家 ヘルムート

[少しの空白の後──、]

一本寄越してくれれば、
多分、自分で打てる。
……ダーヴィッドが、見た目より重いんだ。

[口端を僅かに捲り上げて、そう言った。けれども、ハインリヒの処置には素直に従う。体内を流れる冷たく熱い薬液──手足の痺れが取れ、感覚が戻って来る。そう、左脇腹の縫合後が引き攣れる痛み。身体の軋みが。]

意味、は、

(159) 2009/10/06(Tue) 14:25:18

政治家 ヘルムート

──恐らく、

ダーヴィッドが

カルメンを殺した。

少なくとも、死を確認している、と思う。

[胸を上下させて、息を吐いた。意識を失う際のダーヴィッドの言葉を、先刻のブリジッドのようにハインリヒに伝え、]

恐らく、それで酷くショックを……。
とは、推察に過ぎない。真実は、彼の意識が戻らない事には。
否、二階へ向かう方が先か──。

(160) 2009/10/06(Tue) 14:31:11

政治家 ヘルムート、消防士 ダーヴィッドの赤毛を無意識に*撫でる*。

2009/10/06(Tue) 14:32:02

令嬢 ブリジット

[ハインリヒがゲルダの瞳を覗きこむ。
ヘルムートの声が聞こえれば 其方に意識が>>156>>160]


――、…  ―


[  見殺しに  ]
[――では、なく ]
[――殺す?   ]


―― …どうして


[ぎゅ、とゲルダを抱き締めた。
浮かぶのは、あのナイフを持った凶行]

(161) 2009/10/06(Tue) 14:32:30

政治家 ヘルムート、変化した身体の感覚にすぐは、馴染めず──{4}

2009/10/06(Tue) 14:34:47

政治家 ヘルムート、メモを貼った。

2009/10/06(Tue) 14:36:58

研究員 ハインリヒ

[カシャンと空になったアンプルが落ちて音を鳴らす。]

―――… …んで…

[殺した…?声が掠れる、また咳が零れた。
ダーヴィッドを見て、きつく眉を寄せて。
ヘルムートに問うてもそれ以上の答えは返らないだろう。
意識を落とした、ダーヴィッドに聞かないことには。

けれども、ゲルダの眸はまるで…]


――…下、先に行く。
後から…、……


[なんとか、そう口にするとその場から立ち上がる。]

(162) 2009/10/06(Tue) 14:45:51

星詠み ノーラ

[殺す。殺した。誰が。誰を。

いつから、こんな風に周囲は変化してしまったのだろう。
さっきまでみんなで生きようとしていたはずなのに]

[思考を巡らせても、解らなくて
傍にいるベアトリーチェの手を優しく握って
ハインリヒが下へ行くと言うならベアトリーチェの背をそっと後押しする。彼に注射を後ででいいから打って貰いなさいと。]

…3階、奥に…屋上への扉があるわ。
扉の左手…何かあって――

ライヒアルトと…ナターリエは多分、そこに。

……いって、くるわ。
つたえることが 多い…から。

(163) 2009/10/06(Tue) 14:50:59

研究員 ハインリヒ

[再びゲルダ達の下へ…、
ゲルダの様子はまだ戻らぬのだろうか。

――――虚ろな 瞳。]


………ェ ル。


[呟いたのはゲルダではなく、違う名前。
ゆるく、かぶりを振って]

…お嬢さん達に薬を打つのは…下へ行ってからにしよう。
即効性で…数値が下がるのが思った以上に早いから…

打った後は、少し疲れると思っておいてくれ。

[行けるか?そう訊いてから。
ゲルダが動けないようなら抱き上げて階下に連れて行くつもりだ。]

(164) 2009/10/06(Tue) 14:51:45

清掃員 ゲルダ

[耳に届いたのは、毅然とした声。
肌に感じたのはやわらかいぬくもり。

ゆっくりと、目をあげる。

だいじょうぶ、と伝えようと動く唇。
けれども喉は、空気を震わせる事がもう出来なかった。]

(165) 2009/10/06(Tue) 14:52:14

清掃員 ゲルダ、驚愕に瞬き、喉を押さえる。{2}

2009/10/06(Tue) 14:54:30

星詠み ノーラ、研究員 ハインリヒが誰かの名を呼ぶのが聞こえればちらりとそちらを見た。

2009/10/06(Tue) 14:55:39

清掃員 ゲルダ、メモを貼った。

2009/10/06(Tue) 14:57:10

清掃員 ゲルダ

[行けるかと問われ、頷きながら立ち上がる。
表情は硬いままだったが、足取りはまだしっかりとしていた。]

(166) 2009/10/06(Tue) 15:00:03

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生存者 (6)

ライヒアルト
269回 残4522pt
ブリジット
249回 残5156pt
ナターリエ
249回 残6510pt
ベアトリーチェ
194回 残7495pt
ヘルムート
112回 残8896pt
ノーラ
306回 残4426pt

犠牲者 (5)

ギュンター(2d)
10回 残13260pt
イレーネ(3d)
113回 残9099pt
エーリッヒ(4d)
138回 残7972pt
ユリアン(5d)
121回 残9958pt
ゲルダ(6d)
117回 残10859pt

処刑者 (6)

リディ(3d)
27回 残12803pt
カルメン(4d)
113回 残9883pt
オトフリート(5d)
47回 残11323pt
ハインリヒ(6d)
194回 残6185pt
ダーヴィッド(7d)
251回 残6165pt
アーベル(8d)
105回 残10358pt

突然死者 (0)

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