人狼物語 ─幻夢─


15 緋月繚乱

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フユ

[対峙し合う間、桜はただ静々と舞い落ちる。]



[囁くような声が、静かに静寂を破った。]

 

(190) 2007/08/10(Fri) 01:13:34

フユ

[終わらせる。
 すい、と身を沈める。

 疾走する司の姿が、視界から消えた。
 その姿は光を失った、
 否、かつて司によって奪われた憑魔の左目の、死角に。]

……くッ

[風が切裂く。深く。
 弧を描いて血飛沫が舞う。
 紅の刃が、形を失って散る。
 ゆらりと倒れる。]

(191) 2007/08/10(Fri) 01:13:40

フユ、メモを貼った。

2007/08/10(Fri) 01:15:18

マコト、メモを貼った。

2007/08/10(Fri) 01:19:33

フユ、メモを貼った。

2007/08/10(Fri) 01:22:17

マコト

[紅が散り、紅が舞う。
舞い散る薄紅と交差するそれは、美しく見えたろうか。

真新しい白の胴着に、紅が跳ねるのも厭う事無く。
倒れる憑魔を、静かに見つめ]

……これで、終わる……終わりに、する、よ。

過去に、囚われるのも……何もかも。

(192) 2007/08/10(Fri) 01:25:08

マコト、メモを貼った。

2007/08/10(Fri) 01:28:58

フユ

[持ち上げかけた腕が、しかし小さく痙攣して地に落ちる。
 落ちる花のなかただ横たわり]

……司が地水火風森羅万象に属するものであれば
我ら憑魔はお前たち、ひとに、ひとのこころに属するもの
きっと我らはそもそも分たれるべきものではなく
ひとの持つ幾つかの側面の、不意に分かれてしまったもの。

誰であれ彼であれひとのこころに棲まうは闇
おれこそがその淵より出て来たりしもの
こころの闇に身を委ねて生きるも、
ひとつの幸福の在り方。

それを否定する事があればお前の心はやがて己が身を喰らう。

(193) 2007/08/10(Fri) 01:30:22

マコト

……ああ。
確かに、司も憑魔も、元は同じものなのかも知れない。

[自らの存在を認めた今では、素直にそう思えて]

……闇を持たない人間なんて、いない。
俺だって、抱えてる、から……。

[それは、例えば実家での居場所の事とか。
敢えて見ずにいた想いの事とか。
どれも、日常的で人間的なもの]

……その時は。
他の司が、俺を浄めて、還してくれる。

[そういうものだから、と。掠めるような、笑み]

(194) 2007/08/10(Fri) 01:38:26

フユ

……そう。

そうやって、
刹那の願いの影に隠れてしまって
ほんとうは失いたく無いものを無為に失いながら。

[吐息も絶え、静かに目を伏せた。]
[その頃、桜繚学園一帯を外界と隔てていた結界の一要素、
 憑魔の司る部分は中天からほどけていた。
 不可視であった障壁は、解ける度に一辺一辺、
 桜の花びらの形になり下界へ落ちゆく。
 やがて埋め尽くすほどの無数の花弁が
 遥か上空から深々と降り注ぐ。]

(195) 2007/08/10(Fri) 01:43:48

フユ、メモを貼った。

2007/08/10(Fri) 01:48:20

ヒサタカ

[決着が着いたと見て、弓を降ろす]

……榎本さん……

[声は小さく…彼女には聞こえなかったかもしれない]

もう一度……君のフルートが聞きたかったよ……

(196) 2007/08/10(Fri) 01:54:17

マコト

[舞う薄紅に、僅か、目を細め。
それから、手にした風の刃を一度、見やる]

……無くしてから、何かを見出せる事も……ないわけじゃ、ないけど、ね。

[僅か、目を伏せつつ、呟く。呟きは、果たして届くだろうか。届いたから、どうなるものでもないのだけれど。
そんな事を考えつつ、倒れた傍らに膝を突き、風の刃をその胸に突き立てる。
憑魔の拠り代を、取り出すために。広がる、紅。
拠り代──人の命の象徴は、その色彩の中に冴え冴えと]

器は大地に、魂は天空に。

[言葉と共に、薄紅が舞う]

再び輪廻の内へと還しゆかん。

世を巡り流れを兆すもの、風の流れ司りし者の名において。
……魔の拠り代となりし者、その存在を……。

還さん。

(197) 2007/08/10(Fri) 01:54:30

マコト



[ふわり、舞う風は花びらを巻き上げつつ、倒れた少女を包み込み。

静かに、その身を光に変え、自らと共に舞い散らそうか]
 
 

(198) 2007/08/10(Fri) 01:55:48

マコト、メモを貼った。

2007/08/10(Fri) 01:57:41

フユ

[例えば榎本芙由がそのときかけられた言葉に何と答えたか
 それは最早想像に頼るのみない。
 音色と呼ばれた過去を懐かしんだか、
 礼を述べたかまた嫌悪の表情でも見せただろうか。
 答えを知り及ぶか、花はただ*舞い散る*。]

(199) 2007/08/10(Fri) 01:59:13

フユ、メモを貼った。

2007/08/10(Fri) 02:01:12

マコト

[光と薄紅が散るのを見やりつつ、自らの手に残ったもの──拠り代を、見やる]

……受け入れたからには、これは、なすべき事。

[静かに呟いて、まだ微かに温もりを帯びたそれを、口にする。

……やはり、感じるのは、嫌悪感だけで。
吐き出しそうになるのを堪えつつ、飲み下し。
その力を、自らの内に取り込んで]

(200) 2007/08/10(Fri) 02:02:21

ショウ

[剣戟を遥かに聞いて、囁きを微かに聴いて。

閉じていた目を、薄く、開いた。

天から舞い降りる花びらが、頬を撫ぜる。
掬い取ろうと、掌を広げたけれど、
触れた欠片は雪の如く、溶けて、消えた。

夢から醒めるように、夢の中に落ちるように]

―――…寂しいな。

[零れた感想は、“綺麗”ではなくて。
腕の中の仔犬は、細く、鳴き声をあげる。

花に埋もれるように、意識は、*薄れていった*]

(201) 2007/08/10(Fri) 02:03:33

マコト、一つ、息を吐いて、空を見上げる。

2007/08/10(Fri) 02:03:52

ショウ、メモを貼った。

2007/08/10(Fri) 02:05:37

ヒサタカ

[静かに浄化の場を最後まで見届け、ゆるりと踵を返す。傷を負ったショウと子犬は、その肩に担ぎあげて帰ろうか…]

(202) 2007/08/10(Fri) 02:08:36

マコト

……元の存在は、同じものでも……。
でも、絶対、味覚だけは同じじゃないっ……。

[妙に真剣に、こんな事を呟きつつ、綻びていく結界を見上げる。
後は、司の力が作り出したそれを、自らが解放すれば、終わる。

……終わった先の日常が、どうなるかなど、わかりはしない、けれど]

……俺は……どこに、行けばいいんだろう、ね……?

[呟くような、その問いに答えるものはあるだろうか。
あったとしても……望む答えが与えられるとは、思えぬものの、今は]

……風……解き放て……。

[残る封印の結界を開放するための言を、小さく紡いで]

(203) 2007/08/10(Fri) 02:08:42

ヒサタカ

[マイコが何を思うかは、知る術もなく…]

…………開いたか…………

[校舎の外に出た瞬間に感じた風に目を細め]

(204) 2007/08/10(Fri) 02:13:38

ヒサタカ


[*散り敷く、桜を、見上げた……*]

(205) 2007/08/10(Fri) 02:16:04

マコト、メモを貼った。

2007/08/10(Fri) 02:16:09

フユ、メモを貼った。

2007/08/10(Fri) 02:17:32

ヒサタカ、メモを貼った。

2007/08/10(Fri) 02:17:44

ショウ、メモを貼った。

2007/08/10(Fri) 02:19:13

マコト、メモを貼った。

2007/08/10(Fri) 02:19:28

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256回 残6617pt
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315回 残3856pt

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0回 残13500pt
ウミ(4d)
50回 残12030pt
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112回 残10177pt

処刑者 (4)

サヤカ(3d)
10回 残13103pt
ヨウコ(4d)
209回 残6566pt
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196回 残6406pt
フユ(6d)
181回 残8047pt

突然死者 (0)

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