人狼物語 ─幻夢─


47 【いばらの王 blue-side】

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令嬢 ブリジット

[足音が遠くなる。
たたずんで、白い石と化したハインリヒから
眼を離さなかった。
虚ろを秘めた常緑の、いばらのいろをした眼。

いばらの花は咲く。
いばらの花は――咲く

ちいさく、唇が動いた。
撫ぜて離れた手。
落ちた雫。
幾粒か、幾筋か。]

(213) 2009/10/08(Thu) 23:36:56

政治家 ヘルムート

─ 実験室 ─

[眠りに落ちると言うより、徐々に天国の階段をのぼって行くようなダーヴィッドの様子に、沈黙していた。
 自分が伝えた意思を。腕の中で落ちる途中、ダーヴィッドが彼に伝えようとした言葉を。ぐるぐると考える。選択を迷う。
 当たり前の事だが、自分自身の命は一つしかなかった。
 瞬きの回数が多くなり、金の巻き毛は蛍光灯に反射してキラキラ光り、自分では邪魔に感じられる。]


ダーヴィッド?
何かが、起きて──いる。

[そう言いたいのか。実験室まで音は響いていなかったが、時間が無い事は理解していた。]

(214) 2009/10/08(Thu) 23:38:42

盲目 ベアトリーチェ

[2階、階段を下りれば、すぐにオトフリートの姿があるだろう。それでも、足の悪いノーラにそこまで無理はいえなかった]

 先生、温かい言葉を、ありがとう。

[いつも、温かかった、その手のぬくもりを忘れないように]

(215) 2009/10/08(Thu) 23:41:20

令嬢 ブリジット

[ゆっくり  

    ゆっくり 
 
        その場を――離れて]


[祈るように閉じる瞼]


   [少しの間。置き去りの、彼らへ]

(216) 2009/10/08(Thu) 23:41:24

写眞家 アーベル

−屋上−
[風が強い]
[嵐の前の静けさ]
      [なんだろう]
      [胸騒ぎ]
[鋼鉄の羽根を見上げる]
[四枚羽]

[かしゃん]
[ファインダーを覗く]
[写真を撮る]
[風に、煽られて]

(217) 2009/10/08(Thu) 23:41:29

写眞家 アーベル、風と共に襲う眩暈{6}

2009/10/08(Thu) 23:41:59

写眞家 アーベル、メモを貼った。

2009/10/08(Thu) 23:42:38

シスター ナターリエ

[ライヒアルトのノーラへの返事に、唇がほころぶ。
ライヒアルトと手を繋いでイレーネの傍、ただ黙っている。
すん、と鼻をすする。涙があふれる。

休憩室を立ち去る時、振り返る。傍にある石像と化した人達、ここにいない人達にも向けて最後の言葉を。]

 忘れないから。さよなら。

[そして、ライヒアルトを見上げてから前を見て、屋上へ向かって歩き出す。誰もたどり着いてないなら、実験室へ寄って声をかける。]

(218) 2009/10/08(Thu) 23:43:04

令嬢 ブリジット、歩き始める{3}-{1}

2009/10/08(Thu) 23:45:50

消防士 ダーヴィッド



>>214

[ぼんやりとした表情だろうか。少し眠ったおかげか、さっきより少し、いい。
  そして、
 何かが、の何かがわかったので、それをヘルムートに伝える。]

…ここは、崩壊するそうです……。
タイムリミットは30分…。もう、だいぶたったから、残り、少ないでしょう。

[大変なことを言っているのに、いまいち、実感がない。]

(219) 2009/10/08(Thu) 23:47:36

写眞家 アーベル

───ッ

[ぐらり]
[傾ぐ]

[咄嗟に手をつこうと]

      ───。

[床と出会った左手]
      [破砕音]

───っ。

 

(220) 2009/10/08(Thu) 23:47:38

星詠み ノーラ

[ハインリヒへ向けたのは視線だけ。
想う言葉は胸の内だけに秘めて―――

少女が向かった先は、あの人の場所で]

……エーリッヒ

[ありがとう、なんて言葉では言い表せない。
欠けていたものを沢山くれた。]

星が巡り…
私達を導いてくれるなら

また、会えるわ。

[貰った思いを込めて、まだぎこちないけれど
表情を緩めて少しだけ笑みを浮かべて見上げた。]

(221) 2009/10/08(Thu) 23:47:55

写眞家 アーベル

      [左はもう]
[背骨を蝕む痛み]
[五指のうち三指が欠けた]
[親指と人差し指だけが残る]

      [一瞬の判断]

[砕けた指を踏んで破砕する]
[圧砕]

[足をゆっくりとどかせば]


      [指の破片は風に消えた]

(222) 2009/10/08(Thu) 23:48:16

令嬢 ブリジット

[蛇――いばらの間に、這う蛇は
危機を察知してのことだろうか。
実験室の前。

――ピューリトゥーイ。
過ぎる言葉――静かに声をかけた]

……ミスター・エルーラー
……ダーヴィッド
其処にいるのでしょう。


この城は、崩れる。
もうまもなくですわ。

―― いきたいのなら 、…屋上へいらして。

(223) 2009/10/08(Thu) 23:48:32

植物学者 ライヒアルト

[立ち去り際。
空いているほうの手で、ぽふり、とイレーネの頭を撫でた。
彼女がまだ、石と化す前に。
半ば無意識の内に、これをやっていたのは、多分。

『彼女』と少し似ていたから]

……じゃあ、な。

[短い言葉。
天鵞絨はふ、と階下への階段の方へと移ろう。
そこに至るには、時間が足りないが。
リディに向けて、同じ言葉を心の奥で落として]

さて、行くか。

[歩き出す。
先へ、進むために]

(224) 2009/10/08(Thu) 23:49:39

星詠み ノーラ、盲目 ベアトリーチェか二階へ行くのならなんとかついて行くだろう。

2009/10/08(Thu) 23:50:02

消防士 ダーヴィッド、メモを貼った。

2009/10/08(Thu) 23:50:03

令嬢 ブリジット、その言葉がダーヴィッドのものと>>219重なった事を知らず

2009/10/08(Thu) 23:50:29

政治家 ヘルムート

─ 実験室 ─

[扉を見たところで、何か紙切れがドアに挟まっているのが見えた。
 ダーヴィッドに負担が掛からないよう、そっと立ち上がり、扉を開いて紙を取る。何かの書類のようだ──とヘルムートの手元に、散っていた白い花弁が飛び込む。
 廊下には、白い花の下、同じように様々な書類が落ちている。

 ──その内の一枚に、見覚えのある署名。
 エグランティエ財閥の…ブリジットの父親のサイン。
 別の一枚には、ヘルムート自身の父親の事務所の、第一秘書の署名。

 驚いて思わず、ダーヴィッドの元へ戻りその話をしようとするが。]


…………。
タイムリミット か。
30分。

[先刻と比較するとマシだったが、ダーヴィッドの表情を見ると随分と遠くに居るように感じられた。]

(225) 2009/10/08(Thu) 23:52:00

政治家 ヘルムート、令嬢 ブリジットの呼び掛け>>223を聞く.

2009/10/08(Thu) 23:52:49

政治家 ヘルムート、息をしようとする喉が震えた──{2}

2009/10/08(Thu) 23:53:30

政治家 ヘルムート、メモを貼った。

2009/10/08(Thu) 23:53:54

写眞家 アーベル、メモを貼った。

2009/10/08(Thu) 23:54:07

盲目 ベアトリーチェ

[迷う。一人で降りたら、どれだけで上ってこられるだろうか。何度か昇った階段。
でも、時間がない]

 ううん、戻ったら、先生に怒られるわ。
 
 行こう? ノーラさん。早く行かないと、崩れ始めてしまう。

[ノーラの手を取ると、屋上へ続く奥の階段へ向かい歩き始めた]

(226) 2009/10/08(Thu) 23:56:30

シスター ナターリエ

[ライヒアルトの指に指を絡める。]

 ありがとうライヒ。だいすき。

[実験室にはブリジットが声をかけていた。]

 まだ議員達いるみたい。

[心配で扉をじっと見た。]

(227) 2009/10/08(Thu) 23:59:24

星詠み ノーラ

…そうね、時間がないわ。

[糸を手繰り寄せるように手を取り合って
屋上へと続く階段へと向かう。]

―――、…く

[右足が麻痺しているせいか足を地面につけても
ついている感覚がしなくてぐらついてしまう。

それでも、階段をのぼる事は止めないだろう。]

(228) 2009/10/08(Thu) 23:59:46

令嬢 ブリジット

―実験室前―
ゼルギウスが、待っている、と。

[語りは、続く。もしも扉が開いたならそのままで。
ピューリトゥーイの、ダーヴィッド。
中和剤は――「無い」
どんな顔をすればいいだろう。
怪我をした手に布を巻いてくれたのも
間違いなく、彼であるのに。

ヘルムートが手にした書類。
――自身の父が関わっていたこと、深くは知らず

屋上へと向かって、再び歩き始める。]

(229) 2009/10/09(Fri) 00:00:13

政治家 ヘルムート

ヘリが動くようになったの、か?
ブリジット!

[一瞬、胸に苦しさを感じた所為で言葉が遅れたから、ヘルムートが了承の印に頷いたように見えただろう。ブリジットは屋上へ向かって進み始める。

 ブリジットに、書類の話を聞きたい。あの星座の形をした薬物の正体の話を。
 ピューリトゥーイはまだ他に1体居る。
 ゼルギウスに対面しなくては、ならない。
 使命の為だと信じて、殺してしまった者達の命を背負っている事を。

 ──道は、続いている事を思い出す。
 未来へ向ける、橋をかけると誓った、過去を。

 否、忘れる事等出来ないのだが──。]

(230) 2009/10/09(Fri) 00:02:21

消防士 ダーヴィッド、メモを貼った。

2009/10/09(Fri) 00:02:36

写眞家 アーベル

[左の手]
[ジーンズのポケットへと突っ込む]
[右の手]
[カメラの電源を落として同じように]

      [カメラは左側に]

[自分の指の破片が消えていった先]
[そこには何もないけれど]

(231) 2009/10/09(Fri) 00:03:45

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ナターリエ
249回 残6510pt
ベアトリーチェ
194回 残7495pt
ヘルムート
112回 残8896pt
ノーラ
306回 残4426pt

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10回 残13260pt
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121回 残9958pt
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117回 残10859pt

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リディ(3d)
27回 残12803pt
カルメン(4d)
113回 残9883pt
オトフリート(5d)
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ハインリヒ(6d)
194回 残6185pt
ダーヴィッド(7d)
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