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カルメン
アーベル
僕は悪いことをしているつもりはないけれど
これが手が汚れるというのであれば
汚すのは僕だけでも構わない。
ただ、見ているといい。
−屋上−
[ピアノが途絶えた]
───?
[何かあったのだろう]
[流石に行かねばなるまい]
[文字通り重い足]
[そこから、どれぐらい時間がかかったか]
[普段の半分の視界では]
[カメラを落とさぬように守るのが精一杯]
しん───ど
[左の眼が痛い]
[針でゆっくりと刺され続けるような]
[途中から、考えることは諦めた]
[だって何をどう考えたって、痛いのだ]
−→3F・休憩室手前−
[文字通り気が遠くなりそうな疲労]
[ピアノの音だけを頼りに]
[きつい]
[口には出さないけれど、思う]
[何かに触れた左の指先]
[感覚がない]
[それが壁だなんて知らないまま]
[意識が落ちる]
[誰かの囁きで少しだけ意識が戻る]
[明確な返事は出来なかった]
[ただ、体が動かされる感覚だけはあった]
[遠い声がした]
[ブリジットの声が聞こえた]
[意識が、浮上する]
───
[かたん]
[何かの、落ちる音]
[会話の声]
[遠い]
[意識の沈降]
−現在−
[どこにいるのか把握できていない自分]
[それでもわかることがいくつかあった]
[誰かが何かを読んでいた]
[男の声だ]
[ゆっくり瞳を開ける]
[石化の始まった左半身]
[左の青灰簾石]
[その石へとゆっくり変わっているようだった]
おと───さん、だ。
[漸く出せた声]
[微かにわらう]
―→研究室―
[また蛇が見えた気がした。慌てて近くの扉に入った。]
ぁ、…先客ね。
[松葉杖をついて姿を見せ、ダーヴィッドとオトフリートへ会釈をして、パソコンが起動しているのを見た。]
―回想―
[>>234引かれる手の先にはブリジット。漏らした疑問に、ハインリヒの声が聞こえた]
大丈夫、私の力じゃ無理だもの。
切れ目を入れれば引きちぎることも出来るけど、そんな、どうなるかわからないことしないよ。
でも。
[いや、と首を振る。見えない自分よりも、助かるなら別の人が。そのためになら、バンドを切ることは躊躇わない。
ただ、首を振った理由は糸の先。くもの糸のように、切れたら、その先の人まで巻き込んでしまう気がしたから]
[ゲルダは――来ない。
何だったのか、あれは。
逃げるように戻ってきてしまった。]
……ハインリヒ、 水は?
[つと。
訊ねると――少しずれて
アーベルの声が、した。]
[誓いの言葉。聞いて、ほっとした。
集中力が、切れる。右の瞼がかすかに震えて。
彼の肩を、軽く叩こうと左手を伸ばした]
ん。ねが します。
……も、し。わた、わたし、が、かるめ、さ、の、こげきしょどに、負けそ、に、なったら。
なぐて、いいです、よ。
[彼の顔を、見上げようとする。
ダーヴィッドの瞳は何色だったろう。表情は、読めなかった]
……きっと、ふぉす、たー、さん。も、ちょし、悪い。
てつだ、できな、ごめなさい。おだ、じ、に
かるめ、さ、さがす、行くます。
[ぺこりと礼をして、ふらふらとその場を立ち去ろうとした。
カルメンは、どこにいるだろう。
もしかしたら、隣の研究室か、まだ2-6にいるのかもしれない。
それでも、ふらりと足が向こうとするのは別の場所]
───汚れてない、手なんか
[混濁]
ないさ。
[微かな声]
俺達は───他の誰かを踏み台にして
[揺れる]
ここにいるんだ。
[声]
>>273
[入ってきた主がノーラだとわかると、ほっとした顔になる。]
…また、謎生物とかかと思ったよ。
[そして、起動しているパソコン画面を指さす。]
メモにあった薬の詳細情報だ。
ピューリトゥーイのほかのヤツの副作用も記載してある。
[屋上と三階が繋がってると教えてくれたノーラに笑ってお礼を言った。何故見られてるのかわからなかったけど。
ハインリヒや部屋にいる人に笑顔で手を振る。エーリッヒに救急箱を渡されて、目を丸くして微笑んでお礼を言って。救急箱は紐で結んで肩へかけて屋上への階段へ。]
行ってきます。
[恋人とデートにでも行くように、幸せそうに笑って。
ライヒアルトと並んで階段を上る。少し息切れしやすかったけど。]
うん、待たせてるなら早く帰らなきゃ。
[首元を無意識に触る。服の下、バンドの感触。ライヒアルトには見えないだろうから安心している。
どれくらい上ったか。]
あ、風。
[目を閉じて微笑む。気持ちだけ駆け出していた。体の歩調は速まりはしない。]
───ここ、だよ。
[からかう]
───カルメンとヴィヴィの、そばにもいるし
[それは意識]
おとーさんの、そばにもいる。
[身体はハインリヒの声が聞こえる場所]
[>>212 掛かる穏やかな、おどけたような、声。どこか安心させるオトフリートの声は、無理をしているようにも聞こえて]
先生、喋るのが難しいなら、書くといいの。
でも書くものあったかな。
私に話しかける時は、掌に文字を書いてくれればいいから。
それで判るから。
[頬を撫でる指。その温もりを、又失ったら、と思うと、怖くなる。
みなの手の温かさを、声の優しさを、どうすればなくさずに済むのだろうと、祈るように、願うように、思った]
[水]
[またブリジットの声がした]
[未だ見える右の眸がその姿を探すように]
おとーさんは、おとーさん───だよ。
[呼んであげないよ]
[たどたどしい、からかいの言葉]
[小突かれた]
[くすぐったい]
[小さく、笑った]
[薬?]
[間をおいて呟く]
───飲みたくない。
[ぼんやり]
[ポケットに入れたままの自分の分を思い出す]
>>276
[ますます、オトフリートの言葉がわからなくなってくる。
しかし、言っている気持ちは伝わってきたので、聴き返すことはしなかった。
いや、聴き返しまたそれを紡ぐことが、辛そうに見えた。
まるで、彼は命という繭で必死に言葉の糸を紡いでいるかのようだ。]
僕は大丈夫です。手伝いも大丈夫。
貴方は、休まれてください。
[またカルメンを探す…の言葉にはやっぱり眉を下げながら…。]
……帰って、あいつらが残っていたとして。
『見せたかった』ヤツは、もういないんたけどな。
[小さな呟きは、届くか、否か。
数値は見えずとも。
妙にはしゃいでいるような雰囲気。
先よりも鈍くなっているよに思える動き。
天鵞絨は、僅かに険しさを増すが]
……ん。
久しぶり、だな。
[感じた風に、それは一時和らいで。
ゆっくりと階段を上りきり、その先へと抜けた]
─ →屋上へ─
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