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― 部屋B ―
技術というものは、使う人の心がけ次第ですよ。
医術だって、使い方一つで、
人の命を奪う方に動くわけですし。
[扉を開けた女性2人に労いと、
ピンを提供してくれたライヒアルトに礼を述べた後、
ユリアンの言葉(>>593)への反応は、
少し困った風な微笑と共に、そんな言葉を。
その後の泥棒云々の話には、小さく肩を竦めるのみで、
深入りをしようとはせず。
開け放たれた部屋に、一番後ろから入り込むと、
長い手足を持て余し気味に組みながら、壁に背を預けた。]
……皆が皆、良いようにとは、いかないか。
[やがて、各々の宝探しの結果が出始める。
喜びの声と、悲しみの声と混じって。
緑の眸を伏せると、ゆっくりと時間をかけて持ち上げた。]
[開けたロッカーの先にあったのは、
確かに自分の物だと分かる、白革のショルダーバック。
けれど、触れば簡単に革が朽ちるほど白は褪せて。
その光景は、目覚める前、夢見た、
千切れ行く翼と重なる。]
……ま、たいした物は入ってなかったかな。
[鞄の中を確かめることなく、ロッカーを閉めた。
中を見ずとも、
鞄の様子から到底中身が無事だと思えなかった。
また、実際その通りだっただろう**]
―ロッカールーム―
[カルメンの荷物が無事だったが、自分はどうだろうと思ったが……どのロッカーだったかも忘れてしまってて…ただ、開くロッカーの中には無事なものもあれば、酷い扱いを受けているものもある。]
誰かが荒らした?
[そのことにまず疑問をもった。この可能性だと自分の荷物が無事なケースは少ないようだ。
案の定……]
………これだけ……か。
[持ってきたバッグも、財布も、筆記具も何もなくて……ただ、ひらりと舞い落ちる写真が一枚。
ふるぼけた色の中に映っているのは、白い家。幼い頃育った……]
荷物はほとんどなくなっていました。カルメンさん…
………?カルメンさん?
[見まわすと彼女の姿はロッカーから消えていた。>>685>>686>>687>>688 動くのはかなり辛そうな感じを受けていたが、大丈夫だろうか?]
―回想>>669―
[アーベルがゆっくりと口開く。]
自然や建築物ですか。ああ、そしたらいろんなところに行かれたのでしょう。
僕が写真を撮るのは、
そうですね、焼けおちた物ばかりでした。
[なぜ、とそこで聞かれれば、消防士であったことを告げた。]
昔は人を?ですか。
今も人を撮るといいですよ。
[最後の呟きにはそう返事をして……。]
[ハインリヒが持つ、自分の荷物にぶら下がった、
羽根が折れた銀細工の鳥へ手を伸ばし、触れると]
――あ
[きいん、 と
澄んだ音を立てて、落ちた。
錆びていたのだろうか。わからない。
地面に落ちたそれを見つめる。
――虚ろな目。
それも僅かの間だけ。
拾い上げて、手の内に包む。]
―大広間/扉B前―
…見当たらない。
[自らの星がやはりこの扉からは感じられない。
開けられない予感は、中にある物にも同意だったのだろう。
大切な物を預けたのは確かだったが見つからないのなら仕方なく、星詠など今は必要ないのかもしれないとも感じた。]
…他の扉は――
[どうなのだろうと、視線を向けて]
…大丈夫かい?
[小さな金属が、床とぶつかる音。
そう声を掛けたのは、落とした銀細工に対してか。
それとも一瞬窺えた虚ろな瞳にだったのか。]
[安置所に戻る者、床で眠る者、身を寄せ合う者…
皆、起きたばかりで疲れが抜けないのだ。無理もない。]
…何処か、ベッドがある部屋が開けばいいんだがね…。
爺さんの部屋は空きそうにないし…。
他に残された扉で…。
[傍からは、ただのんびりとしていると取られる動きで、
背を凭れかけていた、入り口の壁に向かって歩む。
そこには、星詠の女性の姿があって、
なにとはなく、その視線の先を追うように見る。]
ああ、他の扉も開くかもしれないですね。
[独り語ち。
けして早くは無い速度で、
老人が立て篭もっている部屋以外の扉2つに向かった。]
[エーリッヒの言葉に小さく頷くけれど、表情はどこか暗く見えたかもしれない。とはいえいつもそんな面持ちと言われればそうなのだが。]
…扉を開く星の巡りの元には居合わせていないの。
けれど貴方なら…。
[緑色の瞳を静かに一度見つめてから、扉Cへ視線を移した。]
…そう、なの。
私も 上手く思い出せないのよ。
――まだ寝ているのかしらね。
[こめかみの辺り、
髪の毛のひとふさに触れて梳くような仕草。
少しばかり眉を寄せた。
思い出そうとすれば、矢張り痛むような気がした。]
職員が荷物に手を出すなんて
あってはならないことよ。
もしそうなら、どういう教育をしているのだか――
[苛立ちは、別のところから。
けれど、もっともな事だけを口にした。
そこでふと、気付いたように]
…貴方の荷物は、ないの?
[まだ若く整った顔立ちの女性と、ハインリヒの姿。
手分けをして、という言葉に視線を向けて]
…えぇ。
[ハインリヒの濃青を見つめてから、扉Aを一度見ただろう。
女性がハインリヒの近くに居るのなら、自らはエーリッヒについて行くだろう。]
[みんなが荷物を漁る様子を、肘を突いて遠巻きに眺める。]
イレーネちゃん、泣いてたなぁ。
[自分もがっかりしたけれど、どっかで仕方ないやとも思っていて。]
…見つからないのと、見つかってもダメになっちゃってるのと……どっちがマシなんだろう。
[眺める無言の赤ランプ。
それがなんだか似ているように思えて、ふるふると頭を振った。
溜息と共に、キュウと空腹を訴える虫の声。]
…ぅ。
おなかすいたなぁ…
おなかがすくのは生きてる証拠だって、誰か言ってたっけ。
[ご飯を探しに行こう、と立ち上がる。]
扉……。
そうね
…別の道が、あるかもしれないわ。
[物静かな女性と、エーリッヒが扉へ向かう。
生憎と開錠の技術は持ち合わせておらず
力になれるかは、怪しかったが。]
あ、思い出した!
鍵壊れちゃって開かないときは、蝶番を壊せばいいんだよ。
開けっ放しになっちゃうけどさ、開かないよりずっとまし!
[何か使えるものはないかと、ごそごそ探している。]
あはは。買いかぶり過ぎですよ。
でも、星がそう導くなら、頑張ってみましょうか。
[どこか暗く見える星詠の女性を励ますこともあってか、
青年が向かおうと思ったのは、女性が視線を移したCの扉の方。]
あ〜、じゃあ、ツヴァイさん達は、
そちらの方お願いします。
[背後に聴こえた声に振り返って、笑みと共に頷いた。
足を気にしていたノーラに自然あわせる形。
そもそも青年も、そう早く動ける訳でもなく。
Cの扉に向けて歩を進め始める。]
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