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―― ン
[鼻にかかったような息が漏れて、ゆっくりと意識が浮上した。
ぼんやりとした天井。瞬きしてゆっくりと鮮明になる。
身を起こそうとして、かかっていた毛布がぱさりと落ちた。
肩肘ついてその意味をしばらく考えて]
[ぽふり、と再び頭が毛布に落ちた]
[部屋の中に、カルメンの気配はない]
………なんて事、、、
[声が、かすれた。喉の筋肉が痛む。自分で触れると、軽くあざになっているのか指の動きとともに痛みが推移した]
[自分が、何故あんなことを言ったのか分からない。
もっと、彼女の話を聞かなければいけなかったのに。
いつもならそうしていたし、出来る自信があったから追ってきたのに]
[頭痛が治まった後の思考は、ゆっくりクリアに流れて。
先刻の思考の途切れ途切れの思考の流れを、追えない。
自分を殺せと唆した瞬間は、
確かに彼女に殺されるのが酷く甘美な誘惑に思えたのだ。
今思うと、たちの悪い挑発でしかないのに]
―― なあ、ふぇひな、さん
ああた、一体なにがしたいのですか
あ〜……、これは防腐剤、その手がありましたね。
一階にも、蛇が……。
例え、肉食でなくとも、
起き抜けに出なくて良かったと思うべきでしょうか。
[ちらりと赤いドレスの女性を見やる。
彼女だけに限らず、先ほどのパニックを思い起こせば、
不幸中の幸いだったと。]
― 回想/了 ―
[ゲルダとユリアンに先導されて、私は研究室へやってくる。
そこに居たのは、まあ予想していた人なわけで。]
メイスの人ってやっぱあんたか。
暴れるとかそんな短気な行動に出るようには思えないんだけどねぇ。
[そう言って、ユリアンに首を向ける。何気にチクりであるが気にした様子はなし。]
……んで、パソコンてそれのことか?
[そう言って、パソコンの画面を覗き込む。]
なるほど、パスワードがかかってるってわけ、ね。
ちょっと、貸してみな。
― 現在軸/6の部屋 ―
[そして向かう先は、6の部屋。
風が微かに、上から流れてくる。
この先にベアトリーチェも居ると。
そ先ほど医務室で星詠の人が云っていたことを思い出す。
そこで、ふっと疑問が浮かぶ。]
ノーラさん、なぜ、ベアトリーチェさんがこの先にと?
先ほどの話の、深く人を視るってことと関係あるのかな。
[よもや自分が視られたかもしれないことには気がつかぬまま。
ランプに火を燈し、蛇の件もあればこそ。
自分が先に登ろうとしながら、尋ねた。]
[だが、エンターキーを押して出てきたのは、ビープ音とエラーの文字。
ぎしりと背凭れにもたれ掛かると、]
あー、駄目だな。
やっぱ、即興で組んだプログラムじゃセキュリティ突破は苦しいか。
わりいな、私じゃちと手に負えそうにねぇや。
[そのまま後ろに上体反らして、部屋にいる面々に*告げた*。]
[繋いだ手は温かかった。それが安心を誘ってくれた。
その手が離れ口元へと行けば新緑は陰る。
ただ、蛇の話となり、緑の視線が向けばじとりと見返すだろう。]
―→部屋6―
…あの子との不思議な関係は私の力とは無関係。
けれど…繋がっているのは――確かのようね。
ベアトリーチェも…私と同じ感覚を持っていたから。
[ランプの橙の光を見、金の髪も染まるのを見上げて]
私が…ここで深く視たのは―――
[そのまま視線を固定する。「あなたよ」と。言うように]
暴れないよ、時と場合によっては。
[ユリアンを見てフッと微笑みながら言った。
響くerror音。]
リディもダメ、か。誰かハッキングとか、できる人いないかな。
[夕暮れ。冷たい空気。今から夜に向かうのだろうと、風の当たる頬に手を当てる]
ヘリ、ドアが開かないのね。
[ヘリを開けようとしたらしいダーヴィッドの声が聞こえた]
他には何もないの?
あの、廊下の突き当たりはどこに通じてたのかな。
ここに来る階段も結構長かったから、間にもうひとつ階があるのかも。
なら、そこから上がってくる扉は?
それとも、私たちが入ってきたところだけ?
[ここで歩き回るのは危険だと、アーベルの手は離さずに]
[不意に、階段の向こうに視えたのは、ノーラへと続く糸。先ほどよりも近い場所]
ノーラさんも、上がってくる、のかな。
なら、他の人も来るよね。
[途中で蛇が出ないといい、と思いながら、それでもまだ少し外の空気を感じていたくて、その場に*留まった*]
[共に隠し扉から上にとしている人々が、
医大生の青年が先に行く素振りに、何を思うかは知らない。
でも、先頭にというのは譲らない気で。
――それは、蛇のことがあればこそ。]
僕には、そういう力がないから分からないけれど。
人生に無駄なものは、何一つないなら……。
きっとその感覚にも意味があるんだと思うよ。
[一歩を踏み出そうとした時に、返る応えに微笑む。
燈したランプの火は、どこか星の瞬きに似て。
緑は、星を視るという新緑を見つめた。]
え、あ……僕を?
[そして、続く言葉に瞬く緑。
視線の意味を知って、少しの苦笑。]
じゃあ、やっぱり、
ノーラさんには隠し事できないのかな。
[それは困ったな……と、
本当にそう思ってるのか怪しい態で呟き]
……どうして僕を視たのか聴いてもいい?
[続いて、負の感情は滲まない、ただ穏やかな声音で尋ねた。]
―― 4の部屋 ⇒ 二階廊下 ――
[生きたいのか死にたいのか。治りたいのか、治りたくないのか。
自分で自分が分からない。分からない時間が、増えた]
……うごきま せんと。
体の調子は、わるかぁないんですから。
[ぱしんと両手で頬を叩いて、起き上がる。
左頬の痛みより、右頬の痛みが遅れてくることに顔をしかめた。
毛布を片付けると、扉を開ける]
………えと。ここ、どーこでしたっけ?
[自分がどう動いて、何を見たのか。少し、遠い。
物を整理しようと、目を閉じて深呼吸した。
左手奥から、喧騒が聞こえる]
―― 6の部屋 ――
[人の声に誘われるように、奥の部屋へと向かう。
そこには、幾人の人が残っていたろうか]
[首の痣を隠そうと、シャツの一番上のボタンをとめようと思うが、上手く止まらず襟口が広がるだけ。あきらめた]
……す、みませ
かるめ さん こっち来ませんでした か?
[舌のもつれに加えて、喉の痣による掠れの残る声。
上手く言葉が出せないもどかしさに眉をしかめながら、そう聞いた**]
[彼が先頭を譲らないのなら、その後ろを位置どって
糸を手繰り寄せるように上を目指す。]
…えぇ、私はこの繋がりを大切にしたいわ。
[無駄なものはない。消えた星も輝く星も、全て。]
[光が照らす中、静かに表情を緩めてエーリッヒを見た。
苦笑いが映れば、ふふ、と小さく息を吐いて]
元々…貴方は嘘が下手よ。
[そう言いながらも続く問い――答えは、ただ、そう]
貴方をもっと知りたいと…思ったの。
― 屋上へ続く階段 ―
[ノーラと会話を交わしながら、階段を昇る。
それは、丁度オトフリートがやってきた頃だろうか。
風向きの関係か、先頭に立っていたからか、
彼の声は自分には上手く届かなかった。
もし、届いていれば、彼の病状の進行に、密かに眉を寄せたか。
後ろに続く人が、呼び止めるなら引き返すだろう。]
嘘が下手……それって、医者として致命的ですよね。
[ノーラの評価に、再び苦笑が漏れる。
ある意味で、医者に向いていないというのは、自覚はあったけれど。]
あはは。貴女みたいな美人さんにそう云われると、嬉しいな。
知って、どう思いましたか?
[知りたいといわれて、返す言葉の調子は、あえて軽い。]
嗚呼
… ――いかないと
[階段の向こう、
眼を向けて謂う。
こえのいろは――――。
行くのなら
共に歩むだろう。
白いいばらの花が*咲いている*]
…致命的?
[そうかしらとそんな口調でエーリッヒへ言葉を返し
薄暗い階段の途中、ランプの光が夜空に輝く星に似ていた。]
医師は腕も大切よ。
そして患者を思いやる心も…
それは貴方には備わっている。
[軽い笑い、更に続く問い。逆に見られている気がした。
上からの風を受け揺れる髪を耳にかけて彼を見上げる新緑は]
…知って――
[一度、瞳を閉じて、瞼の中の闇から星空を浮かべながら]
――…少しだけ後悔と、安心をしたわ。
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