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うっわー、寝ちゃってました?内緒ですよ!
[あわあわとさた様子をかくすこともなく、ぴょこんとマットからおりて]
……?あれ、そうでしたっけ?
[名前で呼ばれるのが辛いと、こわいとまであった走書き。
生前にいわれた言葉とあいまって、そうよんでいたのだと頭は考えたく。
だけれど昨日、マコトに刺激された「しっている」彼女が動きはじめて、頭がいたんだ。
少し顔をしかめるも]
んー部屋からいなくなってたんです
バスケやってるのかなぁって思ってたのに。
あ、それともやってたのかなあ?
[視界の端にひとつ転がるボールを見て。]
内緒、ってか。
こんなトコで寝てたら、危ないだろー。
[マイコの内心の動きは、ショウには読み取れない。
飛び降りるのに合わせて、1歩後ろに下がった。]
そうだったと思う、ケド。
やってないだろ、
………こんな時だし。
いつから、いないんだ?
[2人を見上げて、子犬が鳴く。]
あはは、元気がとりえでーす!
[にこにこと笑って。
それから亘の呼び名に首をひねる]
ん……と。わた……
[だけれどそれは途中でとまる。呼びきれない]
……あれ?
[今の彼女はそれをしらず。ついだ言葉にも首をかしげた]
こんなときって?あ、あついとき?
いな……くないよいる!
[いつから。
昨日のどこにも姿を見付けられないと思うより先に、言葉が落ちた。
自分でわけがわからなくなって、片手で口をおさえる]
―アーチェリー場―
[彼女が手にしているのはいつも彼女が使っているものよりも強い弓
静かに弓を構え、矢を放つ。そうして着弾点からサイトの照準を微調整すると、再び矢をつがえ、先ほどよりも強く引き絞ると]
ひゅんっ……がすん
[矢は的の真ん中に命中し、さらに的の中程まで突き刺さる
構えを解くと、ジッと矢の突き刺さった的を見つめ]
…………仮に。あの化け物が今いる誰かに成り代わっているとして。これでも殺しきれるのかな
[昨日の夜、サヤカに言った言葉通り、最後まで足掻いてみせるつもりではある
しかし、それがどこまで通じるかは彼女にとっては未知の領域
不安が無い訳がない]
……っ
[犬の声は昨日も聞いた。
昨日、亘は食事を食べたか?
いや気分が悪いと部屋にいたのだっけ?
頭の中で、そうであってもおかしくないものを探す。
……それが意味することなんてわかっていたけれど、そうだとしってしまうことは則ち自分が彼を苦しめたという事実]
い、ない?
[触発されたのか。唇がそう動いて……]
ない、よ……
[頭を押さえて、扉の方へいこうとする。
とまったはずの涙がまたあふれていた]
[吹奏楽部の倉庫として使われている隣部屋へ、練習室から直接繋がる扉を開けた。
壁際には大勢のためのパイプ椅子が、畳んで立てかけられていた。自分で楽器を所持していない部員へ貸し出す為の楽器や、全員が使用する譜面台、コピーして部員へ配る前のスコア譜が、所々で列を乱しながら棚に並んでいる。
棚から、黒い革製の鞄を引き出した。それは榎本芙由が、通学に使用するのとは別に使っていた物で、中にはかなりの枚数の楽譜が整然と、一定の法則性をもってファイルに収めて分類されて詰まっていた。
その隙間に、何冊かの本もある。幾冊かは、文芸部から拝借したもので、印が捺してあった。鞄はかなり重い。持ち歩く事を想定していなかったようだ。]
[ふらふらとした体は軽く捕まれて。]
いるとちいさく呟いて]
…でも、いない?
[思い出せない、思い出したくない。すこしうえの顔を見上げる。
迷子のような顔で]
[何度か瞬いて]
今はまだ無謀、なんだよね。
だからまずはお腹をいっぱいにするんだ。
そうすれば力もついて、司にも負けなくなる。
うん、ちゃんとできるよ。
[自分とそう変わらない背丈の、
けれど、ずっと細い肩を捕える]
………。
[答えは知らない。
何を言うべきか、迷う。
しかし、]
なあ。
いたけど、
いないんじゃないか。
いるのは、
[―――舞子の中だけで。
終わる言葉は、消えそうな程小さかった]
[追いかける時にとめられて浮かんだのとは違う感情。
それは――恐怖だ
呟きを耳にいれたくはなかった。だけれどそれは、届いてしまう]
いたよ、部屋に
[気配を感じてもおかしくないだってそこで彼は暮らしていた]
…いた、のに
いないの
あ、きえて…
[滲む視界がまるで花嵐のようで]
…。
それ。
他に誰かが、見たのか?
[今までの違和感と、
彼女の反応とが、
雄弁に答えを物語る]
………還らねぇんだよ。
記憶の中には、在る。
でも。
それだけだ。
[目の前の相手に対してでなく
自分に言い聞かせるように]
…っ
[誰も一緒にはいなかった。視界の中に赤が散る。はなが、さくらが、赤くそまる]
や、だぁ
[本当に幼い子のように、ふるふると首を振って。
記憶の残像]
さく、らが
とった……の
だれ、が……
舞子、
[真っ直ぐに、相手を見つめる。
彼女への答えは持たないけれど]
…誰がか、なんてわかんねぇ。
でも、これは、夢じゃなくて。
[奪ったヤツが、いる事。
それだけは確かで。
繋ぎ止めようとするように、
目を覚まさせるように、
肩を掴む手に、僅か、力が籠った]
[強い力。
それは一瞬、その感触を――義兄の命が失われた瞬間を思い出す。
だけれど自分を見るその顔は、違う。
その声は、違う。
だって、もう、 し ん で し ま っ た 。]
ゆめって、ハカナイって。
[小さく零れた声は、少し落ち着いているようにも感じられたか]
そっか、ショウちゃんせんぱいにも、わからないんですね。
あの、さくらなら、わかるかなぁ
[クスクスと口唇が笑みを描いて]
ゆめじゃないなら、はかなくないなら……なんて。
[冗談ですよ、と笑って]
………桜?
お化けみたいな女の子、ってヤツ?
[フユの言葉を思い出しながらも、
一転したマイコの様子に、眉が顰められる。
笑っているのに笑っていないような、
奇妙な感覚が胸を過ぎった]
人の夢で儚い、だっけか。
儚くないなら―――?
[傍らで大人しくしていた子犬が、尻尾を揺らす。
円い眼が、2人を映していた]
うん、そうですよ。
あの桜が知ってるなら、おしえてもらえるかなぁ。
[教えてもらえて、そしてどうするなんて。
口にするわけもなく。
子犬にも伝わるだろうか。
一度壊れたものは、再び組み立てたとて、部品をなくせば戻らない。]
そうそう、それですそれ。人のゆめだからハカナイ。
ハカナクないなら
[にこっと笑って]
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