人狼物語 ─幻夢─


47 【いばらの王 blue-side】

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教員 オトフリート

そうですか。玄関が……。

[常葉緑の軌跡を追って、隣に広がる空間へと瞳が動く。
 小さくため息をついて、首を左右に振った。
 本当に軽い動きだったのに、首や肩が凝り固まったような音を立てる]

Ich glaube, der Stern,
von welchem ich Glanz empfange,
ist seit Jahrtausenden tot.

(わたしがいま、その輝きを
 受けているあの星は、
 何千年の昔から死んでいると私は思う)

[そうとしか考えられない想像。無意識に、詩句が漏れた]

そのご老人とも、後でご挨拶が出来ればいいのですが。
ああ、これは失敬しました。
私は、オトフリート・フェヒナーと申します。
よろしく、ミズ――?

(296) 2009/09/29(Tue) 17:05:31

【独】 写眞家 アーベル



世界は、朽ち、砕け始めようと、している。

(-60) 2009/09/29(Tue) 17:06:15

星詠 ノーラ

[朝かどうか確認する術はないけれど、目が覚めた者同士の挨拶が少し離れた場所で聞こえてきている。
深緑の瞳は黒に近く、細めれば尚更。]



[足を地面に伸ばすが触れた途端に痛みが走った気がした。
だがそれと同時に足元の感覚がみるみるうちに麻痺していくかのようにも感じられた。そう、まるで石になるかのように。]

――…そう。

[現状を確認するように言葉を漏らしその場に静かに立ち上がった。元から細身な体だったが、長い眠りのせいか以前よりも痩せた気がした。]
>>294
[現状を確認するような言葉、近くに見える青い青年>>293が言葉を返すのなら彼女は何も語らないままで。]

(297) 2009/09/29(Tue) 17:06:27

【独】 娼妓 カルメン

/*

 せんせい。
 『冷凍睡眠施設 洗面所』ってどこですか。

 …うーん。
 洗面台は別個の部屋だったのん?
 開始時からそうだけど、
 たまに位置関係把握しづらいときあるんだ;

(-61) 2009/09/29(Tue) 17:08:10

令嬢 ブリジット

Klage…(嘆き)  ……リルケね。

[青年が諳んじた詩の名を呟く。]

――… 外に出なければ分からなくてよ。
こうなっているのは、此処だけかもしれない。

[外へ。
常葉の少女は少しばかり強い調子で
自分自身にも言聞かせるように、謂った・]

…そうね。聞かなければならないことは、沢山。
私はブリジット=R=エグランティエ。

(298) 2009/09/29(Tue) 17:09:55

娼妓 カルメン、微かに身動ぎした。

2009/09/29(Tue) 17:15:35

音大生 イレーネ

[青年の首に巻かれているバンドが見えた。
そっと自分の首にも手を伸ばす]

8%…あ。

[一つ記憶が繋がった。
これは命を守るためのもの。石化病の進行を抑えるバンド]

え、でも。だから。
次に目が覚めるときは治療が出来るようになってるって。
何か起きてるって。何が。

[溜息をつかれて再び周囲を見回す。
何も話さない女性>>297に困ったような顔を向けた]

お医者さん、ではないですよね。
誰か説明してくれる人いないんですか。

[青年も女性も簡素な水色の寝巻きを着ている。
見下ろせば自分も同じものを着ていた]

(299) 2009/09/29(Tue) 17:16:39

星詠 ノーラ

[不吉な赤星の煌きが目に痛かった。たしかに「何か起きている」のだと感じることは出来た。「何」が何なのかは解らないけれど、足に残る重みと首枷から推測は可能。]

>>299
[男の溜息と、女の困惑混じりの言葉が届けば視線だけをそちらに向けてからゆっくりと足を動かしてみる。]

…眠っていた事は真実。
私が医師でない事も真。

けれど病が治癒されてない事も、同じく…。

(300) 2009/09/29(Tue) 17:23:31

教員 オトフリート

ええ。好きな詩人です。

[彼女の答えに、頷いて正解だと返す]

外――
「まだほんとうに存在する星」はあると信じたいですね。

特効薬が完成した後、予算か何かの都合でここが忘れ去られているだけ、などであれば良いのですけれど。冷凍睡眠装置の様子から、最低限の電気は生きているようですし。

あらためて、よろしくお願いします。
エグランティエさん。
玄関が閉ざされているなら、
何にせよわれわれはしばらくお仲間ですから。

[彼女に、右手を差し出した。
 側にいるであろう男性二人とも、
 望まれるなら自己紹介と握手を交わそうとしてから]

玄関がだめでしたら、どこかに窓でもあればよいのですが。
換気もしてみたいですし、きっと外も見えますでしょう。

(301) 2009/09/29(Tue) 17:24:37

写眞家 アーベル

そう。
      [そのはずだった]
[語らぬ女から視線を戻し]

エラー、みたいだ。

      [フェイタル・エラー]
[望んだ未来が来ない現在]
[伝えるように視線を床や別の装置へ]
      [冷たい棺、砕けた悲鳴]

───今の、ところは。

      [患者しか見ていない]

(302) 2009/09/29(Tue) 17:27:59

星詠 ノーラ

そして私も先刻目覚めたばかりなの。

[状況説明を求める言葉に、静かに言葉を返していく。]



[足取りは重いまま、女と男の傍ではなく赤い星が煌くカプセルの方へと近付いていった。]

(303) 2009/09/29(Tue) 17:28:16

娼妓 カルメン

[水音を紡ぎ続ける洗面台の傍
 微かな身動ぎ
 膝の間に埋めていた顔がゆっくりと上がる]

 …ん

[どうやら少しだけ眠ってしまっていたらしい
 周囲から聞こえる声に視線を向ける]

(304) 2009/09/29(Tue) 17:32:46

娼妓 カルメン、メモを貼った。

2009/09/29(Tue) 17:34:23

【独】 教員 オトフリート

/*
Σカルメン、いたのか。
いいや、右側にいたことにしてしまえ。
都合が悪くなるとこの設定使ってる気がするな。
いい加減しつこい気がするけれど、まあいいか。
そして、一回村を出て狂人希望に代えようかなあ。
いろいろシミュしてみた結果、割と生き残る意思が薄い気がした。

(-62) 2009/09/29(Tue) 17:35:34

音大生 イレーネ

エラー?

[小首を傾げて青年の視線を追う。
毀れている砂、明滅する赤、開かない扉]

私と同じなんですね。

[女性の言葉に小さく頷いて、ようやくカプセルから降りようとし始めた。少しギクシャクとしながら、ずっと守ってくれていた殻の中から外へと足を下ろす]

まだ眠ったままの人も多い?

[他のカプセルに向かうのを見ながら思った事をそのまま口にした]

(305) 2009/09/29(Tue) 17:38:15

星詠 ノーラ

[女はそこで選ばれた星以外の運命を見た。
遅かれ早かれ訪れる未来を予兆するかのような赤い星の点滅。
閉ざされた小さな戸の向こう側には動かぬ人の石像が横たわっていた。]

…っ

[悲鳴を上げることはなかったが、小さく息を飲んだ気配は伝わったかもしれない。次の瞬間、焦ったように誰かを探すように周囲へと視線を配ったがすぐに表情は元のものへと戻っていった。]

(306) 2009/09/29(Tue) 17:39:23

令嬢 ブリジット

― 冷凍睡眠施設 洗面所 ―
そう。

[>>301あの詩は、随分と――哀しいいろを湛えていたと
遠い記憶を掘り起こす。]

ありますわ。――あるのよ、きっと。
…当然でしょう。そうでなければ、いけないわ。

[一度瞑目する。]

…――宜しく、ミスター・フェヒナー。
ええ、…そうですわね。

[差し出された手を
布の巻かれていないほうの手で握手を交わす。]

(307) 2009/09/29(Tue) 17:40:11

令嬢 ブリジット

窓。そうね。
其処からでも出られれば宜しいのに。

[記憶の端、空を切り取る窓。
籠――鳥籠。私の鳥籠。

ふと、誰かが身じろぎする気配に
視線を緩やかに向けた>>304]

(308) 2009/09/29(Tue) 17:40:21

星詠 ノーラ

[誰かも解らない人が眠るカプセルから数歩離れてから、再び女性>>305の方へと視線、顔と向け]

赤き星は永遠の眠りの刻印…

[眉間に皺を寄せ、苦しげでもあり悲しげにも見える表情を見せた。一度だけ長く瞼を閉じてゆるゆると首を振った。]

(309) 2009/09/29(Tue) 17:42:33

【独】 娼妓 カルメン

/*

 あ、あぶな!!w

[>>302>>303>>305
 丁度、彼らが喋っている声が耳に届く
 どうやら一人、また目覚めた者なのだろうかと思い至る]

 ……

[洗面台に手をかけながら、
 ゆっくりと、少しフラつきながら立ち上がり
 蛇口に手をかけ、締めて水を止める]


……これ、おとすとこだった。
 そうか、やっぱり、そこ、か

 >>308

(-63) 2009/09/29(Tue) 17:43:15

教員 オトフリートが村を出て行きました。


写眞家 アーベル

見てみればいい。

      [答えはそこにある]
[冷たい棺に横たわる石の人]
[人であったはずのもの]
[自分たちと同じみずいろを着た]

それが、答えだろう。

[ちかちかと明減する赤]
      [届かなかった悲鳴のようだ]

(310) 2009/09/29(Tue) 17:45:28

16人目、教員 オトフリート がやってきました。


教員 オトフリートは、狂人 を希望しました(他の人には見えません)。


教員 オトフリート

[今まで気がつかなかった、洗面台の死角から、
 小さな女性の声が聞こえた]

………?

[半歩足をずらして、そちらを見やる]

ご気分が優れないのでしょうか。
大丈夫ですか、ミズ。

[座り込んでいる様子、体調が悪くなったのかと
 慌てて彼女の前にひざを付き、そう声をかけた。
 ちらりと彼女の首輪に視線を走らせる。
 ……一度では見切れず、何度か見返す羽目になったけれど]

(311) 2009/09/29(Tue) 17:45:40

【独】 教員 オトフリート

/*
うお。嘆きって悲しい詩のイメージだったのか。
切ない中に希望が燦然と輝く詩のイメージだった。
面白いなこれは。

かといって、リルケの詩のストックはほとんどないんだが。
まあ、そのうち言語野があっちいくからいいんだけど。

(-64) 2009/09/29(Tue) 17:48:07

娼妓 カルメン

[>>308 丁度巡らせた視線がぶつかる形になるか
 ぶつかれば眠たげな蒼を細め微笑を見せる]

 ……おはよう

[彼女らからは奥ばった死角になる位置に
 腰を降ろしていたせいか、
 現時点まで気付かれる事はなかったかもしれない
 >>311)続く男性の声と、膝を付く姿]

 ええ…、大丈夫。
 少しだけ気疲れしてしまっただけだから
 有難う、ミスター。

[首輪に視線を感じても隠す事はしない
 進行度を示す"9%"と、"アリス・マクレガー"が窺えるか]

(312) 2009/09/29(Tue) 17:50:55

音大生 イレーネ

[息を飲む音が聞こえた。
閉じたままの隣のカプセルには同じく赤が明滅している]

永遠の眠りって。

[苦しそうな悲しそうな顔>>309に小さく息を飲んだ。
青年の勧め>>310に緊張しながら覗き込み、瑠璃を見開いた。
冷たい蓋の向こう、冷たくなった灰色の身体]

ひ、ぅ…っ。

[悲鳴にまでもならなかった。喉から息が漏れてゆく。
ただ力が抜けてしまい、ずるずると再びその場に座り込んでゆく。
床に突いた手の指先に痛みが走り、瑠璃を強く閉じる]

(313) 2009/09/29(Tue) 17:52:09

教員 オトフリート、メモを貼った。

2009/09/29(Tue) 17:53:30

星詠 ノーラ

[見てしまった女の声>>313が耳に届く。掛ける言葉はなく唯、現実と向き合う時間を与えるような沈黙を送るのみ。]



[足取りは尚重くなる。病のせいだと解っているけれど感情もまたそうさせているかのようだった。]

貴方は

[青い青年に視線を向けて問を投げた。]

他にまだ生きている人とは?

(314) 2009/09/29(Tue) 17:59:00

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