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―大広間―
私も良い音色をずっと奏で伝えたいわ。
[遠回しな言い草をして、緑の瞳が開くのを見詰めていたが
見なかった事にするように一度深く瞼を落としてから]
貴方の…エーリッヒに宿る星を
詠もうとしていただけよ。
多少でも合っているのなら…
まだ空には星があるということかしらね。
[見えないと解っているから天井を見上げる事はせず
再び開いた瞳は先刻よりは柔らかな視線を彼に向けた。]
…無理はいけないわ。何事もね。
――王子様ね。
[待っていたのは、王子ではなく。
だだひとり、肉親の手だったが
それもまた似ているのだろうか。
眼を伏せてゆるく頚を横に振った]
夢見がちだこと。
[口をついたのはそんな言葉だった。]
ベアトリーチェ。リーチェ。
そう、やっぱり同じなのね。
[呼び方は自由と言われて、それらしい音を選んだ]
ううん、隣を歩かせて。
ちょっと足が痺れてて。
[まだなのか、もうなのか、自分でも分かってはいない。
引きずるほどではないが左足が重たかった]
─安置所─
……俺に?
[口ごもる様子>>414に、す、と天鵞絨が細まる]
一介の『園芸家』に、満足が行く返事ができるかはわからんが。
……そちらは今、忙しいようだし、手が開いた時にでも声をかけてくれ。
[何かしら、言い難い事なのは察しがついて。
軽く、肩を竦めて言いながら、ずっと緑に触れていた手を離す]
さて。ここで壁に張り付いていても詮無い。
その、いばらの封印とやらを、実際に見に行くか。
[愛でるか否か。
それは、現物を見るまで判ずる事は叶わぬもの。
いばらもまた、彼にとっては愛しむものではあるけれど]
夢、大事。
結構大事だよ?
[夢見がち、といわれた言葉に人差し指を立てて。]
夢、無くしちゃったら人生灰色だよ、って父さん言ってたし…。
/*
アンカーこそ引きませんが。
その振りは美味しすぎます。
拾わずにはおれんかった。
[めっさ真顔った]
しかし、あれだな。
無茶振りきたらどないすべ。
それで希望通ると、根底から色々と組みなおさないとならんからなぁ、あっはっは。
……あいの方向に、がたぶるしておこう。
ちょっとあっちへ行ってくる。
[すっくと立ち上がり、大広間を指差し誰にともなく言い、ベアトリーチェとイレーネの脇を会釈してスタスタと大広間に向かい。
なにか、踏んだ。]
あ。
[感触はなんか、柔らかい。足を退かさないまま足元を見る。
人を踏んだ、かもしれない。
見なかった事にして方向転換し、玄関の傍へ。]
あたしが悪いんじゃない。
[茂るいばらをやぶにらみに見てそう言った。]
― 大広間 ―
星……。
[遠まわしな言葉に、ノーラとは逆。
青年は天を仰ぐ。そこにあるのは茨の蔦のみで。
その先に、星があるかどうかは計り知れない。]
星詠……かな。
[ポツリとそう零して、腰を下ろす。]
じゃあ、お言葉に甘えて座らせてもらいますね。
貴女も、無理はなさらないでくださいね。
[長い四肢を投げ出して、微笑む。
深く突っ込まれなかったことを良いことに、
はぐらかした言葉を向けて。
下から見上げる女性の眸は、柔らかさをまとった所為か、
昔見た星の瞬きに似てると思った。]
そう? 起きたばかりだものね。
[イレーネの不調に気づくこともなく、隣を歩く。右手に伝わる杖からの音が、思ったよりも多くの人がこの空間に居ることを知らせてくれた]
たくさんの、音がする。
でも、もっとたくさんの人が、起きては居ないのね。
私がここに来た時は、たくさんの人が眠りについてたから。
[そして、横目にツヴァイとブリジットがカプセルを叩いているのを見ていたが、]
……もう、出てきて久しく経つ。
無事だったら、自力で出てきてるんじゃないか?
[カリ、と爪を噛みそう呟く。]
―― 冷凍睡眠装置安置所/カルメンカプセル ――
[別れ際。
ブリジットの怪訝そうな顔>>344には、
ただぽつりと呟くしか出来なかった。
それが、彼女に届いたか届かなかったかは知らない]
und glaubte nicht und nannte jenes Land
das gutgelegene, das immersüße
(彼は他人に言いたいように言わせ
あの国をとてもよくできた、常春の国と名づけた)
[だから、その間のカルメンの表情の変化には気がつかず]
喜んで、ミズ
[恭しく左手を差し出して、目的地までエスコートしていった]
[目的地について、きびすを返そうとしたとき。
不意に呼び止められて、驚いたように緑の瞳を見開いた]
愛称、ですか?
カルメン。情熱的でまばゆい、素敵な名前ですね。
[どこか切なげにその名を伝えてくる彼女に、瞬きをする。
尊敬する人物に、生き方を重ねたくなる想いは、分かる。
そこから自分が外れた時の、胸の痛みも。
勝手な解釈だったが、彼女をその名で呼びたくなった]
私も、彼女の生き様は好きですよ。
私にはとても選べそうにありませんけれど。
私の愛称は……残念ながら、そう洒落たものではないのです。
たいていは、ただ「先生」と。
ああ、ただ学生時代はオットーと呼ばれていました。
[そこまで言うと、少し瞳をいたずらっぽくめぐらせて]
……オトフでなくて、すみません。
カルメンがそう呼びたいのであれば、オトフでもかまいませんよ。
[さりげなく、彼女を愛称で呼んで笑う]
─玄関傍─
[途中、通り抜けた大広間。
語らう者たちの内、金髪の男は目覚めの時に見かけたな、などと思いつつ、軽く礼だけをして、横を通り過ぎる]
[そうして進んだ先には]
……ほう。
これはまた。
[先にやって来ていた者の姿より先に目に入ったその姿に。
口をついたのは、こんな言葉]
[通り過ぎる風。ナターリエのものだと知ると、風の向かった方向に会釈した]
……あ?
何か、踏んだのかな。
[ナターリエの声に反応する。振り向くことはなかったが、足音が一つ柔らかく響いたのは判った]
もう一人は、ゲルダさん、だったかな。
…灰色。
[ゲルダと名乗っていた女性の傍まで来ると、立ち止まり、聞こえた言葉を反芻した]
―安置所―
[ナターリエに笑顔で会釈を返されて、ふわりと微笑む。
その隣にいる女性にも軽く頭を下げてゆっくりと歩く]
ずっと寝ていたんだものね。
[どれだけの時間が経ったのかは分からない]
うん。起きてる人も何人もいるようだけど、蓋の開いていない装置の方がずっと多いわ。
そのどれもに赤いランプが点いてしまっているの。
あ、どうも。
[答えている時にナターリエと擦れ違い、再び会釈を交わした]
―玄関傍―
[人の気配にそちらを見る。名前も知らない顔。先ほどから声は聞こえていたか。]
床で寝ている方も悪いと思うよな。
[事情をわかっているかとか一切考えず、そう言って。息を吐いた。]
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