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>>595
[ハインリヒに促されて、青髪の青年が名乗ると、手を差し出した。]
アーベル、よろしく、ダーヴィッドだ。
[そして、彼が見る方向を同じく見つめる。]
見事な金色だ。
[起きてきたばかりの青年はまだ完全に覚醒してはいないようだったが…。]
えぇと。
[開いたカプセル、見えた姿。]
あのおじいさんも含めて、17人かぁ。
結構、居たね。
[けれど、沢山のカプセルに比べれば、それはきっと、ほんの一部。]
まぁまぁ、そういわない。
[ベアトリーチェの反論になだめる姿勢をとる]
もし、ここから出て仕事がなくても泥棒で生きていけます。
そう考えるとほら、素敵でしょう?
とりあえずは、そうなるか。
[聞こえたユリアンの名乗り>>591に短くこう返し]
……ああ。
庭弄りも、やる。
[ベアトリーチェの言葉>>594には、部分的な真実で答え、その手元を見守る]
……別に、礼を言われる事じゃない。
必要な事に、必要なものがたまたまあっただけに過ぎんのだから。
[頭を下げるイレーネ>>596には、軽く肩を竦めるのみで。
天鵞絨は、開いた扉へと向けられる]
……問題は、無事に残っているかどうか、か。
[呟く刹那、天鵞絨を過ぎるのは*翳りのいろ*]
― 冷凍睡眠装置安置所 ―
[何時の間に眠りにおちたのか
蓋の開いたカプセルの中では、
緩やかなウェーブが小さな海の様に広がっていた]
ん…
[波間に開く二つの蒼]
――。
[そっと上半身を起こし眠たげな蒼が周囲を窺った]
あっ、ごめんなさい。
リーチェは耳で覚えるのね。
私の弾くピアノでも役に立てたりするかしら。
[盲目では楽譜が見られないということに遅れて気がつく。
点字の楽譜などもあるのだが、特にやろうとしなければ触れることもないだろう]
ユリアン、さん。
[そちらにも頭を下げる。
他に知らぬ人から名乗られれば同じようにするだろう]
[差し出されたダーヴィッドの手]
[微かな躊躇]
[そのあとに、重ねて、握り返す]
───よろ、しく。
[大きい手、だなあ]
[それから、目覚めた男を見る]
[綺麗な金色]
[少しだけ、写眞家としての気持ちが、うずいた]
>>603
[アーベルと握手を交わしたのち、また気配を感じてそちらを見る。
確かさっき、オトフリートと話している時にいた女性……]
おはようございます。休めましたか?
[上半身を起こし、こっちを窺う様子に、声をかけた。]
[蹴っても無駄と分かった後、私は一歩下がったところから成り行きを見ていたわけだが、カチャリという音がするとほぅと声を漏らす。]
……これはすごいな。
しかしまあ、どこでそんな技術を覚えたのか気になるところではあるが。
……もしもの時に使えるだろうから、覚えてみるのも手かな。
[ポツリと呟く。割と真面目に悩む私で*あった*。]
出られたって、目の見えない泥棒なんて、いると思うの?
盗むものが何かもわからないのに。
[少しだけ腹を立てた様子で扉の向こうへと。
杖の当たった先にロッカーがある。手で触ると、それがそうだと知った]
ここね。私の荷物、ちゃんと残ってるの、かな。
[いい名前?]
───そうかな。
[わからない]
[ダーヴィッドと握手していたその手がほどけ]
[ハインリヒに軽く首を傾げた]
[目が覚めた女の姿]
[こん、こん、こん]
[お、は、よう?]
[自分のいた装置の淵を、軽く拳で叩いた]
[並んだロッカーの数を杖で叩いて数えて行く]
3行って、10列目。下から、2番目。
[頭に浮かんだのは、眠る前に覚えたロッカーの場所。
パスワード式だったはずだが、鍵が壊れているのか何もせず開いた]
うん、私の、だ。
この感触、覚えてるもの。
[取り出した鞄はキルト生地。ボタンで留められているのをはずすと、中へ手を入れて確認する]
ブラシに、ゴムに、それから。
ん?
[歓声の上がる広間の方を見て。]
鍵、あいたみたい!
ロッカールームだって言ってたよ!
[大きく出そうとすると、少しかすれる声。
それでも見に行こうよ!と元気に駆け出す。]
[鞄の底から取り出した、小さなポシェット。中から取り出したのは、銀の鎖と小さな指輪]
ママ。
あれから、どれくらい経ったのかな…。
もう、誰も生きてないくらい、経ったのかな。
そんな事、ないよね。
[指輪と鎖をポシェットに戻す。他の荷物も鞄に詰めて、腕を通し背負った]
―部屋B―
そうだわ、ここの一番下の段。
[奥まった場所で見つけた鞄は酷くほつれていた。
お気に入りだった麻生地の鞄。どうしてそうなったのかは分からないが、中身共々完全に傷んでいた。
束ねてあった楽譜は張り付き、剥がそうとすれば崩れてしまう。手帳は染みだらけで読むことも書くこともできなくなっていた。
小物入れは無かった。入れ忘れたのか、消えてしまったのか]
そん、な。
[手にしたまましばらく呆然と立ち尽くして。よろよろと広間の方へ戻ると、ボロボロの鞄を抱えて端の方に座り込んだ]
>>611
[アーベルが新たに起きた女性に話しかけるようなノックを送る。その様は少しほほえましかった。彼は不器用なんだということがよくわかる。]
>>615
そうですか。ええ、それはよかったです。
[向けられた柔らかな笑みに、笑みを返す。
さっきは儚げな印象しかなかったけど、今度は親しみがわいた。]
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