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―クローディアの部屋―
ふぅん・・・これは相当の使い手だなぁ。彼女が抵抗した跡も無さそうだ。
二発だから自殺、な訳はないし。何より僕の「耳」が防音加工であれ銃声を逃す筈は無いんだけど・・・一体、どうやって?
それもわざわざドールまで消すとは・・・まぁ証人の排除、と考えればごく自然か。
・・・此れだけじゃ証拠は掴めないか。ある程度の憶測は立つけれど・・・
[しばし死臭の漂う部屋の中で口に手を当てて考えるも]
・・・ダメだ。流石にそう上手くはいかないなぁ。
じゃあおやすみ、クローディア。
[それだけ言い残し、ドアを閉じる。そしてそのまま自室へと向かう]
さてミレイ、カレンの「母親」はこの事を予期していたのだろうか?
そして私が裏切る事を承知の上で彼女を私の下に寄越したのか?
判断するには時間が足りない。だが、カレンはミレイの言いつけを絶対に破らない。それだけは確か。
この状況下では、カレンは実に頼りになる、貴重な手駒だ。
[部屋で目を覚ます。まだ3時間程度しか経っていない。]
[この騒ぎが起きて以降ほとんど眠っていないが、いつ寝首をかかれるか知れない以上、熟睡など出来よう筈がない。]
[厨房に連絡し、適当な食事を頼むと、眠っている間に来た部下からの報告に目を通す。]
…やはり、か。
[部下の行動に制限がかかり始めたらしい。騒ぎの起こりからこうなる事は予想していた。むしろ遅い・漸くかと思ったくらいだが、裏切り者がいる事がはっきりするのを待っていたのかも知れない。]
[ナナエからの報告を受けて、...はエドガーの私室まで来ていた。ちょうど他の十二宮はエドガーの言葉どおり、各々好き勝手に動いているので、秘密裏に動くにはありがたいスポットとなっていた。
一度息をつき、心を落ち着かせてから、...はエドガーの私室のドアをノックした]
レッグから連絡が来るのはそらそろだ。彼にはどう話すべきだろうか…。
彼の目的はとある人物を救出することだ。そしてその為に十二宮の座を必要としている。
ここから私と共に脱出すれば、彼は十二宮の座どころか組織内の居場所を失う。
彼はそれを了承するだろうか?
─客室─
[自室となった客室に戻り、はあ、と一つ息を吐く。
感じる軽い目眩を振り払うように、首を軽く振って。
部屋に控えていたアイリスに、帽子とコートとマフラーを預けて、シャワーを浴びるべくバスルームへと向かう]
に、しても、なあ……まったく……冗談になってない……。
[勢い良く出したシャワーの勢いに紛れさせるように、ぽつりと呟く]
『クローディアを殺したのはまずかったか…。』
[しかし彼女を放置しては、新たな「星見」が自分を示しかねなかった、そうなれば同時にレッグの方も終わりだったハズだ、とエドガーは結論した。]
[丁度そこへ、ノックが響いた。]
…レッグか?入りたまえ。
……トキノカミの過去視は……Chronosの力は、オレに偽りは見せない。
それは、オレ自身が一番理解してる……しちゃ、いるけどな。
なんだって、あの御方が?
いや……それならそれで……納得いく部分もなくはない……が。
[呟きは、水の流れる音に紛れて、それと共に消えていく]
……なんにせよ、問題は。
今の状況でそう告げて、果たしてどうなるか。
……読めないねぇ……動き難いっちゃねぇ。
[なすべき事、その結論は一つだが、しかし。
少なくとも、それだけでは終わらない、とわかっている以上、先まで読まねば、という意識が働いて]
さあて……どうするか。
[いつになく真剣な呟きは、水と共に流れて、消える]
[エドガーの返答を待ってから、周囲を一度気配も含めて見回し、問題がないとわかると、僅かにあけた隙間から、滑るように室内に体をもぐらせると、すぐにドアを閉め、鍵をした]
よう、おっさん。
十分な休養は取れたかい?
んで、取れてるんだったら、俺がここに来た理由はわかるだろう?
ま、取りあえず、と。
[軽く言いつつ、水流を止めて]
……消耗した分は、補わないとなんないか。
何があってもいいように、ね。
[いつも通りの軽い口調で言いつつ、部屋へと戻り]
……あの、さ?
また、もらっても、いいかな?
[濡れた髪を乾かすより先に、アイリスに投げるのは悪戯っぽい笑みと問い。
指先は既に、脈打つ部分に添えられて。
……肯定の返事を得れば、にっこりと、本当に嬉しげな笑みが掠めるか]
さぁ、想像もつかないな。
冗談だ。
…クローディアは、…始末する必要があった。だから殺した。
もはや十二宮に未来はない。クローディアから星見の正確な内容を聞き、そしてボスの様子も聞き出した。その結論だ。
例え適当な「裏切り者」をでっち上げた所で…我々に待っていたのは粛清だ。遅いか早いかの違いでしかない。
十二宮全員にそう告げた所で、私が裏切り者と思われただけだろう。
…実際その通りになったわけだがな。
あ〜ボスの様子を聞いたうえでって事は、アンタはボスも裏切るっていうのか?
[その眼差しは、何かを試すような、問いかけるような眼差し]
―自室―
[ベッドに座り、時計を見ると、丁度夕方に差し掛かろうとしている時刻。さして眠気もないが、なんとなくベッドに横になる。]
ふぅ・・・
[突然の全員召集。このような状況も勿論予想はしていた。それでもこのような状態は、若干11歳の子供が耐えるには少々荷が重過ぎる。そして昨日見た悪夢。根拠はごく薄い物ではあるが、今まで何の躊躇いも無く人を殺めてきた少年の心にも、若干の揺らぎが生じていた。
その様な揺らぎを明るみにすれば、次に狩られるのは間違い無く自分であろう。分かっては居ても抑えきれない焦燥感と不安。それらを纏めて吐き出すように、仰向けになり、自分自身の手を枕に呟く。]
・・・困ったなぁ。
[全員を始末する。
その言葉に、...の眉が跳ね上がった]
……それは、ボスの代わりに、おっさんが上に立つって意味に取っていいのか?
んで、三人で残ってる十二宮を全員殺せると?
[その眼光は鋭く、やはり、何かを試している感覚を奥に光らせる眼差しである]
[携帯を開き、メッセージをチェックする。送られてきたのは、作戦中止の伝達。
ふぅ、と一つ溜め息をつき、「了解」とだけ返信を返しておく。]
アレを中止してまでこちらを優先するとは・・・
『もし仮に、裏切り者を見つけ出し、殺したとしても。僕達は元に戻ることは出来ないだろう。
もし仮に、ここで裏切り者が僕等全員を殺したとしても。ボス側は何らかの手筈を打ってくる筈。
つまり、もう僕は・・・用済み、という事だろうか?そして恐らく。ボスは既に「替え玉」を用意しているだろう。
僕達に匹敵する・・・いや、それ以上の上質な「替え玉」を。そうなれば僕等に残された道は・・・』
[ふぅ、と一つ大きな溜め息。]
どちらに付いても辿る道は同じ・・・か?
だが僕は・・・
昨夜、円卓で述べた事は私の本心だ。十二宮は「殺し」さえしていればいい。
私は殺す事さえ出来ればいい。
これまではそれがたまたまボスの為だった。今からは生き延びる為、生き延びて殺し続ける為、になる。
私は何も変わらない。
[エドガーの返答に、エゴを感じつつも、生き延びる事を前提とした発言は、彼にとっても必要なものだった。
どちらにしても、ルイを助けるために組織に入った身としては、組織に忠誠を誓っていない=裏切りと取られても仕方ないのは、恐らく三人の中で、彼が筆頭であろう。
だから、彼は小さく息をつくと、こう質問した]
おっさん。
南米にある第七生体研究所は知ってるかい?
[それはカレンとは違い、脳外科手術などにより、ESPなど異能者を人工的に生み出すために設立された研究所である]
その研究所から、人一人をおっさんの権限で、俺の手元に持ってくるなんて可能か?
ボスを殺して、私が組織を掌握する?
[今度はエドガーの眉が片方上がる。]
そんな事が…、いや、部下達を巧く使えば、組織の規模を縮小させれば…。
君は中々大胆な事を考えるな。さすがの私もそんな事は考えていなかった。驚いたぞ。だが、一考の価値はあるな。
…第7?フム…例の、か。
…私の直接の権限は及ばない。しかしいくつか今でも使えるコネ(その筆頭はミレイだ)はある。
これまでは後の為に出来なかったが、今となれば偽命令や帳簿の改竄という、より強引なやり方も出来る。無理をすればどうにかなるだろう。
[組織の乗っ取りという大それた内容も、即座に組み込める老練の戦術登用は、やはり彼では叶わない。
一考の余地があると言う言葉には頷きつつ、一番の本題となる部分に、瞳を大きく見開いた]
もし第七生体研究所から、それが可能であれば、俺はおっさんの手駒として働いてやる。
何でもかんでもメンドクセーけどよ。
義理は死んでも返すのが、家の家訓なんでよ。
[言葉は普段どおり軽いものだ。だが含まれる心は一匙の穢れもないものだった]
……誰を殺るのか、おっさんが決めてくれ。
良かろう。
…私が今気にしているのは、摩羯宮、ディーノだ。あいつの私を見る目だ。
アレは相手を見下す目、一方的に相手の事を知る者の目、だ。何か掴んでいるのかも知れん…。
―客室:シャワールーム―
[柔らかな湯煙の中、細い体が起き上がる。
白いタイルの上に、白い体。
今は閉じられた目蓋の下に紅は隠れる。
銀の髪、銀の鎖。
胸に咲いた紅の花が、シャワーの湯を弾いた。
熱い体を押し隠す様に、一度水を浴びると、手早く体を拭って服を着込む。
昨夜した行為の加減は、矢張り今まで影響して居る。体が高ぶって、仕方が無かった。
――兇したい。
思うと同時に、ぞわりと、二つの手が波打った。]
ヤツから目を離すな。
やるときは改めて指示する。
早めに始末したいが、まともに戦うべき相手ではない。
もう行け。そろそろ皆が円卓に集まる頃だ。分かっているだろうが、我々の同盟を気取られるなよ。
[返事を聞く前に、携帯電話を取り出す。]
流石に此処のは手が折れる。
其れにメイドも兇しては、余り望ましくは無いだろうね。
[11星を考え、呟く。]
此の欲を抑えるには、確かに良かろうが……厄介過ぎる事を更に厄介にしてもね。
取り敢えず――真実に外に出られないのか、確かめるか。
―部屋→エレベーター前―
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