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[声が届く]
[ヴィヴィの声]
……ごめん、なさい。
[謝らなきゃいけない事は沢山ある]
[名すらも愛称で誤魔化していた]
…ごめん、なさい。
[何より]
[ヴィヴィと、エレットを裏切った]
[もう駄目みたいだと思う]
[失いたくないものに、気付いてしまった]
[私はこのふたりを失うのが、*怖い*]
あー、アレですね、そうするとです。
僕に渡さない方がいい、ですよ?
開けてしまいますです、簡単にね。
[金属の秘密箱、心当たりは一つしかない。
箱を見つければきっと開けれる、しかし自ら開ける事は無いだろう]
お客様の秘密を守る為の秘密箱なのですよ?
[はからずも秘密の共有者になってしまった事に若干戸惑いを見せる。
ヘルムートの視線には苦笑いで気付かない振りをした**]
[そのまま、カルメンの身体を抱きとめて…。
片手で、そのナイフをハインリヒに差し出した。]
……ツヴァイ…預かっていてくれ。
[そして、ナイフをハインリヒに渡したなら、その華奢な身体を抱えあげる。
そう、カルメンを最初、あの家(カプセル)から連れ出した時のように。]
[カルメンの倒れる姿に二人の傍に歩み寄る。
ナイフを、そう告げる前にこちらに渡されると受け取って。
とても物申したい様子でまたダーヴィッドを睨んでから代わりに溜め息一つ。]
……ちゃんとした場所で寝かせてやってくれ。
[抱き上げる姿にそうとだけ告げる。]
[そして、どこに連れていくか悩んだが……。]
二階の、衣装部屋に運ぶよ。
医務室だと、彼女が居難いかもしれない。
[そして、二階へと足を向ける。]
[カルメンを人気のない場所へと連れていく、
ダーヴィッドの提案には少し不安が残ったが]
……少し、傍についててやれよ。
後で水持っていく。
[心配なのはこの男もだった。
決して歩き回って楽な数値ではないのに…
―――石になるのを見る
思わす口をついた舌打ちに焦燥感が滲んだ。]
>>159
ああ、わかってる。
[水を持っていく、には頷いて…]
うん、頼む…
[そう言ってから………ふと、振り返って……]
ツヴァイ………僕は大丈夫だ。
[そう笑って*嘘をついた。*]
……嘘つけ。
[ダーヴィッドが残した言葉に二人を見送った後に悪態つく。
全く……隠そうとすればするほどに、分かりやすいのだ。
あいつも、―――…他のやつも。
医務室に残る者達に向き直るとやれやれと肩を竦めて力ない笑みを浮かべ]
――…流石に。少し、疲れたな。
[笑おうとしてケホ…小さな咳が零れて。
ケホ、ケホ…止まらなくなると口元を押さえた。
使える薬品を探す…そう呟くと薬品庫へと向かい、扉を閉めてその場に座り込む…。]
[止まぬ咳…手が、震えてることに気付くと強く握んだ。
目を閉じると先程のカルメンの姿が浮かぶ。
虚ろな蒼、問う声…まるで狂気を纏ったかのような。]
―――……
[眉を寄せる…彼女が怖かったわけではない。
ただ―――彼女を見たときに妙な錯覚に陥ったのだ。
まるで…そう、まるで鏡の先を見ているような。]
―――…な で……?
[過去に似たような光景を何処かで見た?…わからない。
靄がかかったように記憶が遮られる。
―――駄目だ、*それ以上は思い出せない。*]
/*
ゲルダに伝わってる。
大分あからさまにやったけど、こういうのは嬉しいな。
致命的な間違いは起こしてなかったという意味で。
脳溢血⇒高次脳機能障害にはいきたかったんだけど、ね。
どう考えてもやっぱり脳溢血から根性で意識回復はないと思った。なんで、LV4になったらやっぱり脳溢血にいこうかと。高次脳機能障害⇒脳溢血(まだ脳溢血か脳梗塞か決めてないけど)に行こうかと
[落ちたベルトを拾い上げはしなかった。
“その先”を見せられているようで 眼を逸らす。
包帯をきっちりと巻きなおされれば
自分の手を手で撫でて、確かめるようにそれを幾度か繰り返した。]
そうね、
……慣れているのね。
研究員は、怪我の治療にも慣れてますの?
[ゆるく首を傾げると亜麻色の髪がさらりと落ちた。
頚の数値には気づかない。]
……?
いいえ、 さして痛まないわ。
[其方こそが、恐らくは症状。]
/*
あー。しまった。
17にすれば良かったなー。
いや、今回は振った目をみて倍数判断できるけど、本来は振る前に倍数判断だと思うんだ。そして、だとすると×2でしか振らないと思うんだよね。期待値的に。
まあ、直前ステージには入ることにしておこう。
明日が19or20、明後日Lv3突入。
そんなイメージで。
ヘリコプター、乗りたくないなー。
しかし、Lv3に突入してから長いと死にたくなるしなー。
[もがくように、暴れる女。
虚ろな眼、去った後もしばし、
釘付けになった。其処には誰も居ないのに
(お父様)
(お父様)
(―― どうして。どうして)
(どうせ かえらない のに)
(意味なんかない)
(意味なんかないの)
いきたくない。いきたくない。
壊した荷物。
折れた銀細工の羽。
――それはおそらく眠る前の記憶]
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