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……、……!!
[伝えたいのに、知ってるのに、声が出ない。
ほんとに出なくなってたらと思うと、怖くて出せない。
あの首輪の持ち主が誰かってことも、先生は心配してくれているだけだと言う事も、ホントは知っているのに。
先生の首へと伸びるハインリヒの手。
ただ、ふるふると首を振る。]
―2F 6の部屋―
[控えめに伸ばした手、ゆるく握る。]
分からないわ
…知らない、 名前でしてよ。
[クスリ。聞いて、眉を寄せる。]
…ピューリトゥーイ… でしたわね。
[嗚呼。本当に。
まるで実験動物だ。
オトフリートを見る。判断は、つかない。
そしてそれは皆に謂える事だ、ろう か。
わからない]
――…
[首輪]
[千切れている]
[漸くはっきりと視認出来た]
[未だ気分は悪いまま]
誰、の。
[誰の首輪]
[自分がダウンしている間に]
[誰がいなくなったんだ]
[押し黙る]
/*
頼りにされてしまった。嬉しいな。
本当に今日は死ぬ可能性があるので…。
明日も赤窓見えるといいな。
ノーラの占い先は本当どことぶかわからない…。
[視界の端。
カルメンが何かに縋るように両手を伸ばす。
揺らめいた緑の眸は、それを映す。
言葉では促さない。
静かに彼女が喋るのを待つように。
唯、見つめた。]
[柔く制するように片手を出して、
立ち上がるオトフリートと、ハインリヒを交互に見た。
ゲルダが何か話そうとしている。
声は、聞こえない。]
――…… およしなさいな
[諭すような声で。
アーベルの微かな声が聞こえる――
ああ、そうか。彼は、まだ 知らないのだ。]
[ダーヴィッドに視線だけで頷いた。]
ユリアン。
体力を消耗するからしゃべるな。
[と言いながらも、何時もの調子が聞こえるうちは、焦燥に駆られてのミスをせずに済むのかもしれない。
埋もれていた蛇が足首に絡み付こうとする感触にぞくりとした時、入口が近付いた。待機しているライヒアルトの姿。]
……、
は、ライヒアルト。
続きを 頼む。
[ノーラの視線を追って切り傷に気づく。]
ちょっと待ってね。
[救急箱を開ける。消毒薬を見つけた。]
大丈夫かな。
[フタを開けて匂いを嗅ぐ。大丈夫そうな気がするが。]
[男に、ゆっくり手を伸ばす。手のひらを、上にして
視線は、うろうろさまよって。
行き着く先は、彼の手の中の、注射器]
めー てー あー
[蒼は届かぬ指先をなぞり、地へ落ちた。
ぼぅやりしていると緑が向く気配。
感じて其方へ首だけを動かして、
不味い所を見られた時のような
何処か情けない笑みを向けるだけ。]
[睨む男に、払われた手を握って。
苦しげに、眉を寄せる…咳が、零れた。]
――…薬を、打たせてくれ。
[そうすれば、そうすれば。
数値が下がる…症状が軽くなれば、
彼だって喋れるようになるかもしれない。
そうすれば――…咳、揺れて、目の焦点が少しぶれる。
ポケットに入った首輪。
アリスの名からカルメンを連想することはできなかった。]
[ピューリトゥーイ。メモに書いてあった名前。放送で聞こえてきた言葉。ああ。あれはそういう意味だったのかと思い当たる。それでも]
それでも、きっと違うわ。
先生は、優しかったもの。
今の手の温もりだって、変わってないもの。
だから、違う。
言葉がわからなくても、先生の優しさは、今も変わってないのよ。
[アーベルの呟きが耳に入る。誰の、と言われて。千切れた跡。誰かの死を見てきたのだろうかと、思った]
[無事に戻ってきた様子に、ゆっくりと立ち上がる。
続きを頼む、といわれれば、一つ頷いて]
……なるべく、部屋の入り口から、離れて。
風のある方に。
[場のいる者への指示は淡々と。
そんな様子はやはり、『園芸家』らしからぬもの]
……そういえば。
真夏に冷房壊れた時に、これをやるって言って。
全員に殴られてたっけな。
[容器に移した事で気化の始まる危険物をちらり、と見て、呟く。
思い出したのは、破壊的料理を作っていた同僚の事。
それを振り払うように軽く首を振って。
入れ代わるように部屋の中へと踏み込んだ]
迷惑…かけて、ばかりね。
…救急箱の中の物は、エーリッヒが
確認して大丈夫そうなものを入れていたわ。
[ユリアンにも、皆にも。後で謝らなければと思う。
強張っていた腕をだら、と落とす。]
[かさり]
[下した手が何かに触れた。紙だろうか。ポケットを探る。]
私たちの中の、誰かに投与された薬よ。
……悪趣味なことだわ。
[悪趣味――と。ゼルギウスへ向けてか、
そう小さく呟くのだった。
ガードシーカー――己のことをノーラはそう謂った。
いくつかのクスリの名を思う。
自分を抱くように、腕を組んだ。]
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