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…どうか、無理はしないでください。
貴方は私に無理をするなと仰いました。
……私も、貴方が無理をなさる姿は、見たくない。
[未だ仔猫と視線を通わせたままの後ろ姿に少しだけ呟く。
仔猫は赤茶色の視線を真っ直ぐにマイルズに注ぎ、小さくなう、と鳴いた]
まあ……結局、最後は自分返るものでしょ。
[さらり、こう言って。
見やる先は、白が飛び込んだ辺りか、それとも、白が誰かを投げ込んだ辺りか]
ま、オレにできる──できたのは、生命を対価に行き着く先を示すだけ、だったしねぇ。
[くすり、と、浮かべるのは艶笑]
んー?
悪魔の子、とか呼んで、嘲ってくれましたよぉ?
[まあ、ソレはもういないけど、と。
興味などない、と言わんばかりの口調で言って]
ま……こうなったら、意味もないでしょ?
[掠めるのは自嘲の笑み。
しかしそれは、仔猫の鳴き声と仕種に影を潜め。
碧はまた、寂しげな、でも穏やかな色彩を腕の中の温もりに向けて]
―円卓会議場―
[どれだけそうして居たのか―ようやっと我に返ったか]
…ったく、流石にちぃとばかしやりすぎじゃねぇのか?
[ヤレヤレと溜息をついてみせると改めて会議場内を見回す。人影を数え―]
そっか…もうこんだけ、か…。
[呟いて、そちらへと向かった]
よ、皆さんお集まりで何やってんだ?
違いない
[クツクツと哂いながら其う云う]
其れに気付かぬ者も多々居るが。
まァ、其れは優しい事だね。
態々教えて貰えた奴等は其れこそ幸せだったろうよ
[其れも直ぐに終わったのだろうがね、と、告げて口元に手を当てる]
悪魔の子ね。アハッ、まァ奴等は其れ位しか云えまいよ。
何と云っても、大層な身分であられますがゆえに?
[嫌悪か、嘲笑か。其の言葉には毒が篭り]
意味は無いね。だが――ま、大切に思う者が居ない僕の云う事じゃ在るまいよ。
温かさに満たされたなら相手も同じだろう。其の猫の様にな。
[猫、と口にしたからか、再びその目が開く。ナァオと鳴いた小さな猫は、然し悩みても彼の腕に。]
お前は如何思うよ、蠍の。
――未だショーは終わら無いだろうが、
お前の「大切」は如何成って欲しいんだ?
[其れは純粋な興味か。
それとも――只、口に出ただけだったのか]
──。そう、でしたね。
…申し訳有りません、無理は、しませんよ。
[考える事が多くて、滅入って居ただけですから。
苦笑めいた声で、緩く頷く。
小さく声を上げる仔猫に、くすと僅か笑みを漏らして]
[おや、と小さく呟く]
お会いするのが随分と久しぶりな気もいたしますね。
ご機嫌よう、太夫殿。
[カルロスと、その侍女の姿ににこりと微笑む様子はあまりにも部屋と違和感があるだろうか]
何かお飲みになるのでしたらご用意しますよ。
紅茶で宜しければ今グラスをお持ちしますし、コーヒーを御所望でしたらアイスコーヒーをご用意いたしますけれど。
如何なさいますか?
[そちらのお嬢さんも一緒にどうぞ、とカルロスの侍女にも飲み物の希望を聞いてみたりするだろう]
ああ…カルロスかい。
[声を掛けられればちらりと視線を投げる]
何をと言われても、休んでいるとしか答えようが無いさね。
生憎とこの惨状が起きるような事態が続いたからネェ。
[室内の惨状はもとより、自分の格好もかなり酷いものだ。
苦笑を浮かべて肩を竦めてみせた]
そうそう、感謝してもらいたいくらいの優しさ大判振る舞いですよ?
[くすり、と楽しげに笑みつつ、言って]
神の存在を高めるために、悪魔を常に探してらっしゃる皆様ですから?
[勤勉だよねぇ、と。さらり言う言葉には、嘲りの響き。
しかし、それらは仔猫の声と動きによって、影を潜め]
同じ……か。
[引き止めるように、すがり付いてきた温もりを。
ふと、思い出して。
ふるり、首を振る。
最後の力で飛ばした銀時計は、摩羯のカードと共に、あのこの元に。
それは是か、それとも非だったのか。
確かめるために、そちらを振り返る気には──どうしても、なれなくて]
あは……。
[緋の向こう、見えた影2つはよく知る者。]
久しぶり、ってほどでもないわね。
まぁ……嬉しくもあり、残念でもあり、ってトコロかしらね?
[小さく肩を竦めて笑う。]
闇、か……。
どうなんでしょね?生きてる頃から既に闇に囚われてたかもしれないし?
ま、どちらにしろ、死んだことには代わりはないわ。
久しぶり、でも……ないよねぇ、多分。
[アヤメから投げかけられた言葉に、くすり、と笑んで]
ま、オレの未来と御嬢の未来がかち合って、オレのが負けた、ってだけだから、恨まれても困るけどね?
……生きて嬉しく、会えずにわびしく……か。
複雑ですねぇ。
[冗談めかした口調で言うのは、こんな言葉]
受けた方は優しさに溺れて仕舞う程だったろうねェ。まァ、お前に優しさ等向けられた日には、苦労の無い世界に居るわけだろう。
[愉しげな笑みは軽く隠され]
違い無い。勤勉すぎて時に加減を間違える程にね。
アハッ、本能を喪くした愚か者さ。
[其れからの様子には、ふと苦笑。
仔猫が、自分を抱く腕の持ち主を、慰める様に力づける様に、小さく小さく鳴いた。
景色は今も流れる――見ようと思えば何処でも見えようか]
其うだね、死んだ事には変わりない。
ようこそ死後の世界へ。
何て僕が云う訳も無いけどね。
[くつと哂って]
死した後の闇には気を付けても無駄だけれど。
まァ忠告はしておこうか。
…レッグさね。
最後の最後に、ご丁寧に自爆までしてくれてネェ。
お蔭で証拠も何もあったもんじゃない。
[溜息を一つ。
こちらに来ようとしない人物の方をチラリと窺って]
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