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かしこまりました。
[微かな微笑と共に一礼すればキッチンへといつもと同じように下がり、そして銀のトレイにアイスコーヒーのグラスと空のグラスを一つづつ。
カルロスにコーヒーのグラスを手渡した後、デキャンタから桃の紅茶を新しく用意したグラスに注いで侍女へと]
まあ、ねぇ。
オレというか、オレと『アルゲディ』の、ね。
……で、その勤勉な聖職者さんのご出身の御方のお陰で、こんな騒ぎになってる訳で、ますますなんとも言えない存在になってるのが、現実。
[さらり、こう言って。
仔猫の鳴き声に、ありがとね、と呟きながら、そっと撫でてやる]
おやおや、まァ良く似た相棒、が居るもんだね?
[名前など知る余地も無いが、どうせそうだろうとあたりを付けて。
くつくつ、弧を描く口元は、いたずらめいた目は再び下――なのか何なのか――を捕らえる。
嗚呼、可愛らしい猫だ。]
……ま、良く云えば一途、悪く云えば愚か。
只それだけのことだろうよ。
ボスも全くもって、他を見る目が無いものだ。
――まァ、如何でも良いがね。
[撫でられては嬉しそうに、目を細め。
茶虎の仔猫はごろごろと喉を鳴らす。
ぷにぷにした手で其の腕にてちとタッチして、
*もっととおねだり*]
ええ、そうしてください。
悲しいのでしたら悲しいと。
辛いのなら辛いと、そう仰ってくださればいい。
[彼がおそらくみてはいないだろう表情には静かで穏やかな微笑が唇を彩る。
それはもしかしたら声音にも滲んでいるだろうか]
…私は、貴方の傍に。
手となり、足となり貴方を助け、そして誘いましょう。
──水瓶の水が、緩やかに流れ続けるように。
[静かな、静かな、声]
レッグが?しかも自爆って…。
[予想外の相手に少し意表をつかれるも]
…んじゃもう一つの爆発はソレだったのか。
[アイスコーヒーを受け取りながら納得。ディスもその横でグラスを受け取り]
ま、こればっかりはね。
ぶつかれば、どちらかの未来が閉ざされるのは必須で。
ん?恨む気なんて当然ないわよ。だって、これが私たちの世界だもの。
[冗談めかした言葉には、冗談めかした言葉で返して。]
[ミュウへと問いを投げるカルロスの声に、
一度は其方へ意識を向けるも、再び視線は仔猫の方へ注がれる。
と、彼女の口から紡がれる応えに。僅かに面を上げてゆるりと瞬いた。
沈黙を保ったまま、静かに仔猫を白猫の傍へと下ろして。]
──…、ミュウ。
その事で、色々とお尋ねしたいのですが。
[僅か向き直り、向ける視線は冷やかに──双魚の方へと]
もし、これから闇に囚われようとも、慣れてしまえばどうって事ないんじゃないかしらね?
生きていた時だって、世間一般的な普通の人からすればきっと闇の世界だったでしょうし。
世間一般なんてものすら、この世界に残ってるのかどうかすら怪しいけども。
『共に良き、共に逝く』
[懐かしい誓い。
けれど、今尚続く誓い。
本当は、いつまでも一緒にいられたらいいと思った。
いま、この瞬間でもそう思う]
[けれど]
[やっぱり彼には生きてほしい]
[相棒の話には、まあね、と返して]
どうでもいい、か……ま、確かに。
今となっては、ね。
[一つ息を吐きつつこう言って。
仔猫の様子にふ、と穏やかに笑みつつ、よしよし、と撫でててやる]
可能性は無限にあっても、選ばれるのは一つだからねぇ。
[アヤメに向けて、やや大げさなため息をつきつつこんな言葉を返す]
それは何より。
逢えない事やら、どうやら最後に一撃通した事やらで恨まれても、正直困るし。
[こっちもかなり痛かったしー、と。
軽く言いつつ、けらりと笑って]
生あるものは、更なる未来を求めてゆく。
死したものは、過去へと閉ざされる。
それが理。
どんな世界になろうとも不変なもの。
そういうことさね。
[カルロスに答えたところで声が掛かる。
温度の低い、一人離れていた者の声が]
……ああ、いいよ。
[そちらを振り向き視線を合わせる。
その冷たさに薄く笑って、然し正面で受け止めて]
[くすと笑う。変わらない笑顔で。]
んー、そんな事で怨むなんて無駄と、子供の頃から教わってたしね。
そもそも、そうじゃなきゃこんな事やってられないしね。
[そうしてぽつり。]
うん、あれは確かに痛そうだったかな。
……ん。
[どこか、張り詰めていく会議場の様子に。
僅か、眉を寄せて]
そことそこがぶつかり合うのは……正直、楽しくない気がするんですけどねぃ、と。
[言ったところで、届きはしないと。
わかってはいるが、呟きがこぼれて]
あ、それは良かった。
いつぞやも言ったけど、天蠍の姐御の恨みは買うと怖そうだから、ねぇ。
[冗談めかして言いつつ。
続いた呟きに、ふ、と苦笑して]
……そりゃ、生きたままかじられた訳ですから。
/中/
白夜スタイル、墓ログと寝言ログ、もうちょい差をつけた方がわかりやすいかなぁ?一応borderの差はあるけども。
ただ、表ログが淡いブルーだからなぁ……。んで共鳴・妖魔ログもある訳で。
綺麗で好きなんだけどね。
成程ネェ。
どこまで用意周到なんだい、あのボーヤは。
[クツクツと低く笑う。
それは追い込まれていく自分への自嘲も混ざっていたか]
確かに筋は通っているさね。
それを否定できるなら、レッグがその疑惑を否定した時にしているとは思わないかい。
一応言っておくよ。
互いを認識していたのなら、幻術は必要ない。
エドガーにとって、もう一人は味方になるんだからネェ。
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