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[振動する音と視界]
……
[ずうっと見て居たのは
『私』の亡骸と、その後の顛末、と]
ヴィヴィ、
[最後まで気に掛けて居て呉れた]
せん、せ
[大事な人の 終わり ]
[莫迦は死ななきゃ治らない。
でも其れは、死ねば治る、という事だろうか。
ならば何故、蒼が捉える掌は何も出来はしない、のか。]
願う事、ばかりで…
何一つ、叶えられなくて…
[弱音が空気を振るわせた。
女が『私』を見て、人々を見て、身に染みた事。
莫迦は、死んでも莫迦な、まま。]
治らない、んだ…
これも…
[また一つ、治らないものを知る]
[わからない、けれど。]
…ぅ
[どうしてこんなにも、
声に心が痛むのか。]
――。
[此方へ来て顔を掌で隠すのは、二度目。
散り散りになった心が、
押さえられない心が、
蒼から零れ落ちるのを、防ぐため。
もう、其処から零れるものなんて何もないのに。]
[去った彼を、上手く追えない。
手をまた伸ばせば困った顔をされたろうか。]
……――
[俯いた視界の先、
一粒 雫。 地面が濡れた。
残るぬくもりを確かめるように自らをきつく抱く。
*零れ落ちたのは 小さな小さな 嗚咽*]
[治らないものばかりが増えていく。
もう既に、両手で抱えきれない数なのに。]
駄目、ね…
[口癖が、零れた。
蒼から零れ落ちるのは雫ではなく。
きっと抱えきれない、*不治の欠片*。]
令嬢 ブリジットが「時間を進める」を選択しました。
どうして
こうなったのか
そんなこと思っても
[仕方ない]
エレット
どうも、ノーラに知られてしまったよ
[いいんだけど]
僕は、もう焼かれて死ぬのでないのなら
いいんだ
/*
あれ。ヘルムートとユリアンが共か。
そして、ハインリヒ狂人把握。
私の狂人希望弾いたのはそこかー!
キリングといい、なんという裏の闘争フラグ。
ゲルダのRPがすごくツボ。
自分と関わっているところしか深く見えていないけど、まだ脳みそとはっきり示していないうちから気づいてくれたり(思わず嬉しくて病状が進んだ)、色々伏線にすごい敏感。その上、それをきちんと生かしてくれてるし。死亡後のRPも綺麗だと思う。いいなあ、うん。他人のRPをそうやって生かせるのって、すごい素敵だと思う。きっと他の人相手にもそのくらいやれてるんだろうし。
さて、閑話休題。割とどうでもいいが、>>94で何か割りとひどめな誤解をされてる気がするんだが。
こう、ひしひしと!
ヘルムートは最高だと思います。えろいよ、この間から。
/*
とりあえず、PL視点だけど、赤であることがバレたので、僕吊りに動く可能性がものすごく高いんだけど、
LWは君でも構わないかい?
いや、本当は最後を引き受けるつもりだったんだけど…。
LWは都合が悪いなら、そちらもオープンにして、エレット→僕かな。おとうさんがその間を挟むかどうか。
返事くれると助かる。
ふと、思い出す
[いや、ずっと想っている]
自分の中を駆けていってしまった人を。
[やっぱり忘れられない]
[抱きしめた感覚は、もう無情にも薄くなって]
[そのことに、胸が痛んだ]
[苦しくなった]
[でも、僕が殺した]
消防士 ダーヴィッドが「時間を進める」を選択しました。
[徐々に、「自分」がはっきりと輪郭を伴っていく。
きちんと、壊れる前のくすんで地味な金縁の眼鏡をかけて。
よれたシャツは、ボタンを一番上まで几帳面に留めて。
背筋を伸ばして、後ろで軽く手を組んで]
[残してきた世界>>59>>70を、目を細めて見ている]
『子供は未来であり、回帰なのです。
子は胎であり、海なのです』
[多感な時期に、目にして、教職を目指した詩人の言葉。
尊敬する、偉大なる先達の思いが身にしみる。
彼らの目の前にきっと広がる可能性に頭が下がる]
……はい。生きて。2人とも、幸せに。
出来うるなら、全員、幸せに。
[祈る。そういえば、と。
少し前に願った、酷く無責任な祈り>>1:594>>1:595>>1:596>>1:597を思い出した]
―― 死の停滞している場所 ――
[生者の、まばゆい世界。そちらから焦点を外す。
少し離れた場所で、酷く悲しげに揺らぐ気配を感じた。
まるで自分から隠れるような、ひっそりとしたそれ。
それは―― 悲しみか、絶望か。心が、引き寄せられる]
[自分の声が、存在が、そうさせているとは思わず、瞬きした]
―― カルメンさん?
[そっと名前を呼んだ。彼女の前に立って、そっと手を伸ばす。
その肩に、触れたいと]
泣かないで、ください。大丈夫ですか?
………あなたを止められなくて、ごめんなさい。
死なせてしまってすみませんでした。
[声に、後悔が乗る**]
……優しくなんかない。
[腕の中、捉えた声>>106には、小さく呟いた]
……自分勝手なだけだ。
[喪う事に対して募る恐怖感を押さえたくて、温もりにすがっているのを否定できないから。
癒せたら、という言葉。
何も返さない、返せない。
癒されているから、新たな痛みがこわい。
心の内、落ちて沈む、言の葉]
……俺に出来そうなのは、そのくらいしかありませんから。
[ヘルムートに礼を言われた>>71なら、苦笑しつつ、言って。
ナターリエの視線の動き>>107には、怪訝そうに瞬く。
途中、ゲルダとすれ違ったなら、力なく挨拶して、見送る。
説明は任せた方が早いと思ったし、何より]
……確かに、軽くはない。
土嚢よりな運び易いが。
[とりとめない話>>108。
軽い口調で返してはいるものの、重さの不自然さは感じている。
それ故に、多少、気は急いていた]
[途中見かけた、力なく見えるノーラ>>76。
気にはなれども、かける言葉はすぐには見つからない。
彼女が視て、知ってしまった事は知る由もなく。
それでも、先の出来事の衝撃は大きいだろう、と思ったから]
……あんたも、無理せず。
少しでも休めよ。
[ただ、それだけ言って。
途中、すれ違う者があっても、自分から声をかける事はせずに、集合場所である(6)の部屋へ向かい]
…………。
[石と化したオトフリートの姿。
天鵞絨を一瞬、見開くものの、今はその意を問うよりも、と薬を手に取る]
……一応、扱えなくはないが。
[本来専門外、とは。
言わずにおいた]
……先に、って。
[じっと見つめつつ言う、蒼>>109。
続いた言葉は、刹那に過った思考を見透かしたよにも思えて。
浮かぶのは、苦笑]
……ああ。
わかってるさ。
[苦笑は空白を経て微笑となる。
針を突き立て、薬を内へ。
感じる熱さ。
強くなる、目眩。
それらを押さえようとするかのよに、きつく、目を閉じた]
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