─ お菓子の生る木の中 膜の外 ─
[懲りない人というキリルの呟き>>+9に、全くだと思いながら頷く。
謝ることないと声をかけたらまた謝られたのには、クセなのかな、と思いながらも少し笑って。
紅茶を淹れながらこちらの問いに返された言葉>>+11には、やっぱり怖いよな、と思ったのだが。
続いた言葉>>+12に、ぱちと瞬き。]
嬉しい、ね…
ダメだよ、俺みたいなヤツにそんなこと言っちゃ。
キリルちゃんみたいに可愛い子にそう言ってもらえるなんて光栄だけどね。
[そう言って、綺麗に笑った。
今の姿は仮初に過ぎないと知らないだろう彼女に言われた言葉だから、真剣に受け取ることはしなかった。
彼女から迷惑をかけてしまって>>+13と言われれば何言ってんの、と苦笑して。]
迷惑なんてかけられてないよ?
俺が好きでやってんだから、キリルちゃんが気にすることないの。