[守ると宣言したのは、彼女が少しでも不安がらずに済むようにと思ってのこと。
だから、安心できる>>+14と言ってくれたキリルに、良かった、と小さく呟き。
ユーリーの話には、うん、と頷いた。]
あいつ、ねーさんが木に取り込まれた時力が流れるの感じたらしいからさ。
それで何が出来るかはわかんねーけど、あいつに任せときゃなんとかしてくれる。
あんま当てにしすぎるとたまにコケるけど、いざって時には外さないヤツだから大丈夫。
[冗談めかしながら笑い、自分もキリルの淹れてくれた紅茶に口を付ける。
外から聴こえた音色>>53は誰が奏でたものかは解ったかどうか。
綺麗な音だというキリルにはそうだね、とだけ返し、しばらく自分もその音色に耳を傾けたのだが。]
…は?
[膜の中の菓子が増えているというキリルの声>>+17に眉を寄せて膜を見る。
また誰かが、と思うのはこちらも同じで、さっきと同じようにキリルを抱えて立ち上がり辺りを見回す。
エレオノーラとロランの姿は見つけられただろうか。]