[何してんだ>>+20、と問われたこどもはきゅ、と眉を寄せた。どう答えればいいのか、悩むように。そのまま、野荊が引っ張られるのをじっと見る。胸の上、娘が薔薇の刺青を抱いていたのと同じ場所に咲く朱の一輪は、その様子を笑うように、揺れた]……行きたいところ。クラニアのとこ。[訴えかれた時には、白猫は自衛団の手に託されて。>>31]……やっぱり、いい。[ぽつ、と呟いて、目を伏せて]