[頭を上げる。 ハインリヒの前にはエーリッヒの魂があって。 エーリッヒの方へと、邪魔をしたことに対して謝意の会釈][そのまますっと消えようとして][かけられた声に、向き直った]あの時。上手く伝えられなくて、ごめんなさい。トリアージをしてほしいと。私は、もう数値が下がっても治りはしないから。私の分は、ベアトリーチェに使って欲しいと。[苦笑する]そこまで論理的には、考えられていませんでしたけれど。だから、結果的には、あれでよかったんですよ。