――…おにいさまも、行ってくる?私は、一人でも平気だから。[二人の向かった岬の方をチラと見遣りそれからクレメンスへと視線を戻して]おにいさまの対――…蒼花の、ゲルダさんもあっちに居ると思う。[その存在も気にしていたように記憶していたから促すような言葉を向けた]